古には大陸や日本海交易で栄えた長門市仙崎。極楽寺の創建は延歴3年(784年)と古く、鎌倉時代に現在地に移転したと伝えられています。金子みすゞ作『仙崎八景』のひとつとして詠われており、仙崎みすゞ通りに面した山門前には『極楽寺』の詩碑のプレートが立っています。
八重桜とソメイヨシノが咲く、金子みすゞゆかりの寺
奈良時代に紫津浦(しつら)の海底から曳きあげられた霊仏を本尊として創建された極楽寺。
往時には青海島にあり、光明寺と号していましたが、源平の兵火で焼失し、建長3年(1251年)、仙崎へ道場を建立し道成寺となりました。
さらに北条重時の追善のため、重時の法名号にちなんで道成寺を極楽寺と改めています。
金子みすゞは、「極楽寺のさくらは八重ざくら」とありますが、大正時代とは異なり、その後、八重桜のほかに境内にはソメイヨシノも植栽されています。
極楽寺 | |
名称 | 極楽寺/ごくらくじ Gokurakuji Temple |
所在地 | 山口県長門市仙崎新町1504 |
関連HP | 長門市観光コンベンション協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR仙崎駅から徒歩10分 |
ドライブで | 中国自動車道美祢ICから約35km |
駐車場 | ショップ青海島駐車場(100台/無料)を利用 |
問い合わせ | 極楽寺 TEL:0837-26-3671 |
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