山口県山口市にあるJR山口線の駅が、篠目駅(しのめえき)。大正6年7月1日、山口線が山口駅から篠目駅まで延伸した際の終着駅として開業。そのため、開業時に蒸気機関車への給水のために設置された篠目駅給水塔が残されています。SLやまぐち号の給水には使われていませんが、ツーショット写真の撮影地になっています。
SLやまぐち号とレンガ製給水塔とのツーショットを撮影
大正7年4月28日、山口線は三谷駅まで延伸し、途中駅になっています。
SLやまぐち号は篠目駅(簡易委託の無人駅)にも停車し、のどかな風景と、給水塔があるため、撮影スポットとしても人気(ただし停車時間は短いです)。
駅構内にあるレンガ造りの給水塔は、大正11年築。
SLやまぐち号は、下り(津和野行き)の場合は、急勾配の登り坂に備え、仁保駅で長時間停車し、給水と石炭の補給をしています。
さらに津和野駅の転車台で方向を変え、給水給炭作業を行なって帰路に備えます(帰路は仁保駅での給水給炭はなく、通過しています)。
篠目駅(篠目駅給水塔) | |
名称 | 篠目駅(篠目駅給水塔)/しのめえき(しのめえききゅうすいとう) |
所在地 | 山口県山口市阿東篠目951 |
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