2023年9月10日(日)10:45~11:15、滋賀県米原市の山津照神社(やまつてるじんじゃ)で『奉納角力(ほうのうすもう)』が行なわれる。古例により秋祭りに行なわれる奉納角力は、後烏羽上皇参拝の時からと伝えられる行事。昔は遠く敦賀、岐阜、八日市から力士が集まり盛況だったのだとか。
秋の祭礼で相撲を奉納
現在は氏子青年会や子どもなどの素人相撲が行なわれ、その面影を今に伝えています。
山津照神社は、老樹に囲まれた神社で、奈良時代の豪族・息長(おきなが)氏が国常立尊(くにのとこたちのみこと)を祖神として祀り創建したと伝えられる古社。
鎌倉中期に後鳥羽天皇が宝剣を奉納したと伝えられ、境内には参道の拡張工事で発見された前方後円墳の山津照神社古墳があり、息長氏一族で神功皇后(じんぐうこうごう)の父、息長宿禰王(おきながすくねおう)の墳墓といわれています。
横穴式石室から鏡・埴輪・金銅製具・馬具・刀など多くの副葬品が発掘されています。
これらの出土品は宝物庫に納められ滋賀県の重要文化財に指定。
春の祭礼には『武家奴振り』の渡御が行われ、秋の祭礼で『奉納角力』が披露されています。
山津照神社『奉納角力』|米原市|2023 | |
開催日時 | 2023年9月10日(日)10:45~11:15 |
所在地 | 滋賀県米原市能登瀬390 |
場所 | 山津照神社 |
電車・バスで | JR醒ヶ井駅から徒歩40分 |
ドライブで | 北陸自動車道米原ICから約1.6km |
駐車場 | 5台/無料 |
問い合わせ | 米原観光協会 TEL:0749-58-2227/FAX:0749-58-1197 |
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