立石寺・芭蕉と曽良の像

立石寺・芭蕉と曽良の像

山寺と通称される立石寺(りっしゃくじ)は、元禄2年5月27日(1689年7月13日)、『奥の細道』の途中の芭蕉と曽良が訪れたことで有名で、有名な「閑かさや岩にしみいる蝉の声」を詠んだことで知られています。境内には昭和47年に建立された芭蕉翁像と『奥の細道』紀行300年を記念して平成元年に建立された曽良像、傍らには句碑も建てられています。

昭和47年建立の芭蕉翁像と平成元年建立の曽良像

根本中堂からやや西側、念仏堂近くに立つ芭蕉と曽良の像。
像を建立したのは豆菓子の製造販売有名な「でん六」(山形市)の鈴木伝六氏(芭蕉翁像)と伝四郎氏(曽良像)。
ちなみに羽黒山の芭蕉像も鈴木伝六氏の寄贈です。

雨上がりの尾花沢を8時頃に出立、馬に揺られ、途中からは徒歩で立石寺に向かい、到着したのはすでに午後3時。
それでも健脚ぶりを示して、山寺の石段を上りお堂の閉まった境内を一巡しています。

立石寺・芭蕉と曽良の像
名称立石寺・芭蕉と曽良の像/りっしゃくじ・ばしょうとそらのぞう
所在地山形県山形市山寺4456-1
関連HP立石寺公式ホームページ
電車・バスでJR山寺駅から徒歩5分
ドライブで山形自動車道山形北ICから約10.6km
駐車場150台/有料
問い合わせ立石寺山門寺務所 TEL:023-695-2843
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
立石寺

立石寺

山形県山形市山寺、山寺の通称で知られる立石寺(りっしゃくじ)は、貞観2年(860年)、慈覚大師(円仁)が創建したと伝わる天台宗の古刹。実際の開祖は安慧(あんね)で、『奥の細道』で、芭蕉が訪れ「閑(しづ)かさや岩にしみ入る蝉の声」の句を詠んだ

立石寺・根本中堂

立石寺・根本中堂

山寺と通称される宝珠山立石寺(山形県山形市)は、比叡山延暦寺の分院で、貞観2年(860年)に円仁(慈覚大師)が創建。本堂にあたる根本中堂は、延文元年(1356年)、初代山形城主・斯波兼頼(しばかねより)が再建したもので、国の重要文化財に指定

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