立石寺・修行の岩場

立石寺・修行の岩場

山形県山形市山寺、東北の修験道の聖地として繁栄した、台密(天台宗)の古刹、立石寺。山寺と通称され、芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の名句を残したことでも知られていますが、江戸時代までは修験の地。修行の岩場は、釈迦ヶ峰といい、危険な岩場を通って、お釈迦様のもとに至る岩場。

厳しい修験の地の名残を残す岩場

出世や欲望のために登り、岩場から転落死したことも多かったと伝えられます。
胎内くぐり~胎内堂~地獄谷・行者戻し~釈迦堂と続く険しい修行の道ですが、現在では、釈迦ヶ峰に建つ釈迦堂(修行の堂)を含め、修行者(修験者)以外の登山は、禁じられています。

往時でさえ、邪念を捨てられない修行者が何人も崖から落ちて亡くなったといわれています。

立石寺・修行の岩場
立石寺・修行の岩場
名称立石寺・修行の岩場/りっしゃくじ・しゅぎょうのいわば
所在地山形県山形市山寺4456-1
関連HP立石寺公式ホームページ
電車・バスでJR山寺駅から徒歩5分で山門
ドライブで山形自動車道山形北ICから約10.6km
駐車場150台/有料
問い合わせ立石寺山門寺務所 TEL:023-695-2843
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
立石寺

立石寺

山形県山形市山寺、山寺の通称で知られる立石寺(りっしゃくじ)は、貞観2年(860年)、慈覚大師(円仁)が創建したと伝わる天台宗の古刹。実際の開祖は安慧(あんね)で、『奥の細道』で、芭蕉が訪れ「閑(しづ)かさや岩にしみ入る蝉の声」の句を詠んだ

立石寺・根本中堂

立石寺・根本中堂

山寺と通称される宝珠山立石寺(山形県山形市)は、比叡山延暦寺の分院で、貞観2年(860年)に円仁(慈覚大師)が創建。本堂にあたる根本中堂は、延文元年(1356年)、初代山形城主・斯波兼頼(しばかねより)が再建したもので、国の重要文化財に指定

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