釜の越桜は、樹高20m、根回り6m、推定樹齢800年のエドヒガンの巨樹。長井市と白鷹町を結ぶ県道11号沿いにある「置賜さくら回廊」屈指の巨桜です。樹下には3個の石がありますが、源義家がに西ある三面峰に陣を張ったとき、この石で竈(かまど)を築いたという伝説の残され、地名の「釜」は、この竈に由来すると推測されています。
樹齢800年のエドヒガンザクラの巨樹
源義家が出羽守に任じられたのは、康平6年(1063年)のこと。
仮に史実としても、桜が生える前に竈を築いたことになります。
また、この石に炒り豆を上げて拝むと歯が強くなるとの言い伝えも。
すぐ横の紅色の濃い桜は「勝弥桜」と呼ばれ、実は釜の越桜の二世樹。
花の見頃は例年4月下旬〜5月上旬頃で、開花時には渋滞も生じるほど。
北側には薬師桜もあるのであわせて観賞を。
一帯は釜の越農村公園として整備され、開花期にはライトアップも実施されています。
釜の越桜 | |
名称 | 釜の越桜/かまのこしざくら |
所在地 | 山形県西置賜郡白鷹町高玉3524-1 |
関連HP | 白鷹町観光協会公式サイト |
電車・バスで | フラワー長井線蚕桑駅から徒歩20分 |
ドライブで | 東北自動車道福島飯坂ICから約77km |
駐車場 | 50台/無料 |
問い合わせ | 白鷹町観光協会 TEL:0238-86-0086/FAX:0238-86-0087 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag