嫁いらず観音院『春季大祭』|井原市

嫁いらず観音院

毎年春分の日、岡山県井原市の嫁いらず観音院で『春季大祭』が行なわれます。天平9年(737年)、行基開基と伝わる古刹。本尊の十一面観音は、正式名は樋之尻観音ですが、地元では、「嫁いらず観音」と呼ばれています。

春と秋の彼岸の中日に大祭が執り行なわれます

年老いても嫁の手を煩わすような病気もなく、健康で幸福な生涯を全うするという御利益がある観音で、春と秋の彼岸の中日に行なわれる大祭は、多くの人出で賑わいます。
平成11年に誕生した高さ7.7mの聖観音菩薩像は1本の石づくりの仏像としては国内で最大級。

嫁いらず観音院の正式な名称は、樋之尻観音(ひのしりかんのん)で瀬戸内三十三観音霊場21番札所。
寺伝によれば、行基がこの地を訪れたとき、樋の尻山の妖怪悪鬼を観音菩薩に祈念して退治し、白壇の十一面観音を自刻して樋の尻大磐石の岩陰に安置したのが始まりという古刹です。
嫁いらず観音とは、この十一面観音の俗称。
「老後も近親者の手をわずらわす事なく、極楽往生できる」という霊験があります。
月例祭は毎月17日。

嫁いらず観音院『春季大祭』|井原市
開催日 毎年春分の日
所在地 岡山県井原市大江町1036
場所 嫁いらず観音院
関連HP 井原市観光協会公式ホームページ
電車・バスで 井原線井原駅から市内循環バスで7分
ドライブで 山陽自動車道笠岡ICから約10分
駐車場 200台/無料
問い合わせ 嫁いらず観音院 TEL:0866-67-2202
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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