高千穂神社神楽殿

高千穂神社神楽保存館

宮崎県西臼杵郡高千穂町、天照大神が天岩戸に隠れてしまい、神々の一計で天細女命がわざとおもしろおかしく舞ったというのが高千穂神楽の始まり。高千穂神社神楽殿では、神楽の中から代表的な4番を選び、所要1時間ほどの夜神楽にして、毎晩一般に公開しています。

神楽保存会の本格的な舞いを鑑賞

高千穂神楽の特徴は奉納される場所が神社だけでなく集落の民家でも行なわれるということ。
11月末~2月中旬にかけて高千穂地方のどこかの集落で神楽が奉納されています。
高千穂神楽神楽は33番あり、夕方から始まり夜を徹しても終るのは翌日の昼頃。
高千穂神楽が夜神楽といわれる由縁です。

夜神楽の季節以外にも「高千穂の夜神楽」を楽しめるのが高千穂神社神楽保存殿。
代表的な日向神話のなかから、天岩戸開きにまつわる手力雄の舞(たぢからおのまい)、鈿女の舞(うずめのまい)、戸取の舞(とどりのまい)の3番と、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)が酒造りを演じる御神躰の舞(ごしんたいのまい)の4番。
いずれも時間内に収めるようにと簡略化されていますが、各集落の神楽の舞手が交代で奉納する本格的な舞です。
観光シーズンに良い席を確保するためにはインターネット予約の利用がおすすめ(メールや電話での予約はありません、ネット予約以外は、当日神楽殿での受付となります)。

注/画像は、神楽の演目を表すイメージです

高千穂神社神楽殿
名称 高千穂神社神楽殿/たかちほじんじゃかぐらでん
所在地 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1037
関連HP 高千穂町観光協会公式ホームページ
電車・バスで 高千穂バスセンターからタクシーで3分
ドライブで 九州自動車道松橋ICから約70km
駐車場 100台/無料
問い合わせ 高千穂神社 TEL:0982-72-2413
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

高千穂神社

天孫降臨の地、高千穂(たかちほ)の古社、高千穂神社。創建は1900年あまり前の垂仁天皇(すいにんてんのう)の時代にまで遡るといわれ、古くより高千穂18郷88社の総社として崇められてきました。とくに武神として信仰を集めて源頼朝寄進の秩父杉は御

 

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