松山城・筋鉄門

松山城の天守がそびえる本壇、三ノ門を越え右に曲がるといよいよ大天守西の中庭に通じる筋鉄門(すじがねもん/東向き)。南に小天守、北の大天守に連続という重要な櫓門で、天守玄関がある中庭を防衛する大切な場所です。

天守玄関がある中庭を防衛する門

天守広場から見た筋鉄門と小天守

筋鉄門の上の櫓は小天守と大天守の通路となっており、いざという時は三ノ門を越えた敵兵を正面から射撃する場所になっていました。
三ノ門南櫓と筋鉄門を結ぶ筋鉄門東塀は、11.13mに狭間9ヶ所、石落し1ヶ所を備えた実戦的なもの。

筋鉄門は昭和8年の放火事件で焼失。現在の建物は、昭和43年の再建。
筋鉄門東塀は嘉永年間(1848年~1853年)の再建で、国の重要文化財。

松山城本壇MAP
松山城・筋鉄門
名称松山城・筋鉄門/まつやまじょう・すじがねもん
所在地愛媛県松山市丸之内1
関連HP松山城公式ホームページ
電車・バスでJR松山駅から道後温泉行き伊予鉄道市内電車で10分、大街道下車、徒歩5分
ドライブで松山自動車道松山ICから約6.5km
駐車場松山城駐車場(20台/有料)・松山市役所前地下駐車場(290台/有料)
問い合わせ松山城総合事務所 TEL:089-921-4873
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
松山城

松山城

愛媛県松山市街の中心、標高131.4mの勝山に建つ松山城は、秀吉の家臣で賤ヶ岳合戦の「七本槍」の一人、加藤嘉明(かとうよしあきら)が25年の歳月を費やし寛永4年(1627年)に築城した平山城。天守など21棟が現存し、国の重要文化財に指定され

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