旧奈良県物産陳列所(仏教美術資料研究センター)

旧奈良県物産陳列所(仏教美術資料研究センター)

奈良県奈良市登大路町、奈良国立博物館管理の施設である仏教美術資料研究センターは、明治35年、奈良県特産品の展示即売場として建てられた旧奈良県物産陳列所。奈良公園の景観との調和を考えて、外観は平等院鳳凰堂を模した和風建築で、内部は洋風の和洋折衷です。国の重要文化財に指定。

国の重要文化財に指定される明治35年築の建物

奈良県の殖産興業を図り、物産の販売をする施設として明治35年に竣工した奈良県物産陳列所。
設計は奈良県技師として古社寺建造物の調査・修理に尽力した関野貞(せきのただし)。
依頼を受けたとき、関野はまだ30歳という若さでした。

その後、奈良県商品陳列所、奈良県商工館と名を変え、昭和26年に奈良県から国に移管され、現在は奈良国立博物館が管理しています。
奈良国立博物館仏教美術資料研究センターは、仏教を中心とした歴史と美術に関する学術資料を作成・収集・整理保管し、公開する施設です。

旧奈良県物産陳列所(仏教美術資料研究センター)
名称 旧奈良県物産陳列所(仏教美術資料研究センター)/きゅうならけんぶっさんちんれつじょ(ぶっきょうびじゅつしりょうけんきゅうせんたー)
所在地 奈良県奈良市登大路町50-1
関連HP 奈良国立博物館公式ホームページ
電車・バスで 近鉄奈良線・JR奈良駅から奈良交通バス市内循環で3~6分、氷室神社・国立博物館下車すぐ
ドライブで 名阪国道天理ICから約8km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 奈良国立博物館 TEL:050-5542-8600(ハローダイヤル)/FAX:0742-26-7218
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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