多々羅大橋

多々羅大橋

瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)途中、大三島(愛媛県今治市)との生口島(いくちじま=広島県尾道市)との間に架かる橋が多々羅大橋。当初は吊橋の予定でしたが、吊橋だとアンカレイジ建設で景観を損ねるため、瀬戸内海国立公園内ということもあって、斜張橋に変更されています。全長1480m、完成時には世界最長の斜張橋でした。

「瀬戸内しまなみ海道」途中、広島・愛媛県境に架かる美しい斜張橋

多々羅大橋

広島県と愛媛県の県境を跨ぐ橋で、平成11年5月1日にしまなみ海道の開通と同時に供与開始された橋です。
耐風安定性、景観性などを考慮して塔高は逆Y型。
これが「鳴き龍」と呼ばれる反響現象を引き起こし、サイクリングや徒歩で渡る際には確認することができます。
洗練された美しさが追求された多々羅大橋は、当時、世界第2位の斜張橋だったフランスのノルマンディー橋(中央支間長856m)と姉妹橋となっています。
土木学会田中賞作品部門受賞。

美しい斜張橋は、愛媛県側最後のサイクリングターミナルとなる道の駅多々羅しまなみ公園(上浦レンタサイクルターミナル)、立石展望台(大三島)、さらには生口島(広島県側)の瀬戸田PAなどから眺望できます。

自転車歩行者専用道が整備されているため、尾道市瀬戸田サンセットビーチ〜道の駅多々羅しまなみ公園(上浦レンタサイクルターミナル)まで、レンタサイクルを借りて県境を往復するというプランも可能です。

多々羅大橋という風変わりな名前は、橋の架かる多々羅海峡に由来。
大三島側の橋のたもとが多々羅岬ですが、たたら製鉄由来の砂鉄が採取できたのだろうと推測できます。

多々羅大橋
多々羅大橋
名称 多々羅大橋/たたらおおはし
所在地 愛媛県今治市上浦町井口
関連HP 本州四国連絡高速道路公式ホームページ
問い合わせ 本州四国連絡高速道路お客さま窓口 TEL:078-291-1033
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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