船引運河

船引運河

隠岐・島前(どうぜん)は、500万年前に形成された島前カルデラの外輪山と、外輪山に囲まれた内海とでできていますが、内海と、外海である日本海を結ぶ運河が西ノ島町にある船引運河。当時の黒木村・浦郷村の村営事業で、大正4年に全長340m、幅5.5m、水深1.65mの運河が完成しました。昭和49年に大改修されています。

運河開通以前は陸上を船を曳いて移動!?

船引運河

運河の開通以前は、船は陸上を曳いて、あるいは大回りして内海から外海へと移動していました。
そのため船越(船引)という地名が生まれています。

運河開削で、漁船の大迂回が回避できる、避難が容易、漁獲物を荷揚げ後すぐに魚市場へ運べること、農産物の運搬にも便利などが綴られた「船引地峡開削工事」計画書は、大正2年7月28日に黒木村・中西松次郎が村議会に提案。
浦郷村と共同で組合をつくり、大正3年6月22日に着工、大正4年3月31日に完成しています。

総工費1万7000円で、島根県から5900円の助成金を受けていますが、当時の村の予算は1万3000円だったということから、いかに島をあげての大工事だったかがわかります。
作業はすべて人力で行なわれています。
大正4年5月24日には開通式が挙行されています。

現在では昭和39年から10年を費やしての大改修で、幅12m、深さ3mまでに拡幅されています。
船越の船引運河として隠岐ユネスコ世界ジオパークのジオサイトとなっています。

船引運河

船引運河 DATA

名称 船引運河/ふなびきうんが
所在地 島根県隠岐郡西ノ島町美田
関連HP 西ノ島町観光協会公式ホームページ
電車・バスで 西ノ島別府港から町営バスで15分、外浜海水浴場下車
ドライブで 西ノ島別府港フェリーターミナルから約4km
問い合わせ 西ノ島町観光協会 TEL:08514-7-8888/FAX:08514-7-8890
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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