大樹寺

松平4代の松平親忠(安祥城主)が、1475(文明7)年に創建した寺で、松平家(のちの徳川将軍家)の菩提寺。桶狭間(おけはざま)の合戦で今川義元が敗れたとき、大高城から松平元康(徳川家康)が逃げ帰ったのがこの大樹寺です。先祖の墓前で自害しようとした家康だったが、住職の登誉に諭されて思い留まったのだとか。

松平家・徳川家の菩提寺で多宝塔は国の重文

大樹寺の山門
歴代将軍の位牌
徳川家康は「位牌は大樹寺に祀るべき事」と遺言し、大樹寺には松平家から徳川14代将軍・家茂までの位牌が安置されています。
家康159.0cm、秀忠160.0cm、家光157.0cmなど歴代将軍の位牌の高さは、それぞれ将軍の臨終時の身長と同じとも。
2代将軍・徳川秀忠の脇には仲睦まじくお江の方の厨子もあります。

また総門、山門と岡崎城は直列するという設計。
3代将軍・徳川家光が、1641(寛永18)年、家康の17回忌を機に大樹寺の伽藍を建立する際に、家康(家光の祖父)生誕の地を望めるように設計したもの。
山門から総門を通して真っ直ぐの位置に岡崎城の天守を眺望できる仕組み。

岡崎市は岡崎城と大樹寺を結ぶ3kmの直線を「ビスタライン」と呼んで歴史的眺望の景観保全を図っています。

1535(天文4)年に松平清康が建立した多宝塔は国の重要文化財。
徳川家康は、1616(元和2)年、4月17日(旧暦/西暦に直すと6月1日)駿府城にて没。

大樹寺では毎年4月17日午10:00〜、家康の遺徳を称えて『御神忌法要』が執り行なわれています。

大樹寺
名称 大樹寺/だいじゅじ
所在地 愛知県岡崎市鴨田町広元5-1
関連HP 大樹寺公式ホームページ
電車・バスで 名鉄名古屋本線東岡崎駅から名鉄バス大樹寺方面行きで15分、大樹寺下車、徒歩8分
ドライブで 東名高速道路岡崎ICから約6.5km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 大樹寺 TEL:0564-21-3917/FAX:0564-21-3215
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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