メガおとめ

メガおとめ

栃木県小山市にあるスカイベリー、とちおとめのいちご狩り、さらにはフルーツ狩りが楽しめる施設が、いちごの里。その敷地内にある撮影スポットが、メガおとめ。高さ1.5m、幅1.5mの巨大いちごオブジェで、いちごの里の「いちご一会」(いちごいちえ)のシンボル的存在になっています。

「いちご王国」を奪回した「とちおとめ」のシンボル的存在

いちごの里
いちごの里の「とちおとめ」

「いちご王国・栃木」をPRする栃木県内には鹿沼市の「いちごポスト」、真岡市の「いちごバス」など、いちごをテーマとする「いちご映えスポット」が用意されていますが、その筆頭がメガおとめ。
「久留米49号」に「栃の峰」を交配して誕生したのが「とちおとめ」で(栃木県農業試験場で育成され平成8年に品種登録)、実が大きくて、酸味が少なく、甘くてジューシーなのが特徴。
その食味の良さから、またたくまに大ヒットして(促成栽培に適し、主に東日本のいちご産地で栽培)、東日本のシェア1位を獲得しています。

実は、栃木県は17年間維持していた「いちご王国」の座を平成元年に福岡県に譲り渡しました。
栃木県農業試験場栃木分場野菜特作部(現・いちご研究室)のリーダー・高野邦治さんはこの事実を重く受け止め、「東の横綱女峰では福岡県に勝てない」ということから女峰に代わるオリジナル品種の開発を最重要課題とし、新品種の開発に精力的に取り組みます。
栃木分場に植えた「久留米49号×栃木11号」の組合せ509株の中に、優良な株を発見。
最大のいちごの需要期である12月25日にちなんで「90-12-25」と名付けられた株を試作したところ、女峰にはない甘み、酸味と食感、果実の大きさが高く評価されるまでに(「栃木15号」と命名)。

平成2年の交配から平成6年の種苗登録出願まで、わずか4年(女峰は11年、とよのかは10年)という短期間での出願は、「いちご王国・栃木」奪回への強い願いがあったから。

いちごの里でのいちご狩りは完全予約制で、1月〜5月に可能。
「とちおとめ&ミルキーベリー狩り」は1月~3月です。

いちごの里
いちごの里のいちご狩りは完全予約制で、1月〜5月に可能
メガおとめ
名称 メガおとめ/めがおとめ
所在地 栃木県小山市大川島408
関連HP いちごの里公式ホームページ
電車・バスで JR小山駅から小山市コミュニティバス「おーバス」で26分、いちごの里下車、すぐ
ドライブで 東北自動車道佐野藤岡ICから約14km
駐車場 あり/無料
問い合わせ いちごの里 TEL:0285-33-1070
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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