愛知県新城市(しんしろし)、天竜奥三河国定公園に指定される豊川沿いの景勝地が桜淵公園。もともとは笠岩という地名でしたが、寛文2年(1662年)、交代寄合の初代新城領主・菅沼定実(すがぬまさだざね)が、美しい景観に目をつけ、桜を植栽させたことに始まります。「三河の嵐山」と称される桜、新緑の、紅葉の名所。
「三河の嵐山」と称される景勝地
その後、桜だけでなく、ツツジ、モミジも植えられて、「三河の嵐山」と称される景勝地へと発展。
公園内に植えられる桜は2500本。
開花期にはぼんぼりに灯りが入り、夜桜見物も楽しめます。
桜淵公園内には歩行者専用橋の笠岩橋が架かるほか、豊川でのボート遊びも楽しめます。
芝生広場には釜屋建民家が復元。
釜屋建民家は、平入りの主屋と妻入りの釜屋を1間(1.8m)ほど離して建てる分棟型の民家で、静岡県西部から愛知県東南部にかけて分布するもの。
豊川沿いには関東から九州にかけての東西を走る中央構造線の露頭(蜂の巣岩など)も観察することができます。
また、近くの新城市青年の家にある旗頭山尾根26号墳(復元)は、大小の石を積み上げる古墳時代後期の積石塚古墳で、愛知県内では東三河にだけある形式です。
桜淵公園 | |
名称 | 桜淵公園/さくらぶちこうえん |
所在地 | 愛知県新城市庭野八名井田 |
関連HP | 新城市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR飯田線新城駅・東新町駅から徒歩15分 |
ドライブで | 新東名高速道路新城ICから約5km。東名高速道路豊川ICから約13km |
駐車場 | 600台/無料(桜まつり期間中は有料) |
問い合わせ | 新城市観光協会 TEL:0536-29-0829 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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