愛知県岡崎市の東公園の園内にある資料館が本多光太郎資料館(ほんだこうたろうしりょうかん)。日本の物理学者、金属工学者(冶金学者)で、「鉄鋼の父」とも称される本多光太郎博士は、愛知県碧海郡矢作町(現・岡崎市)の出身で、資料館は博士が勉学に励んだ建物を移築したもの。
本多光太郎の勉強部屋を移築、保存
KS磁石鋼や更に強力な新KS鋼を発明し、日本初のノーベル賞候補にもなった本多光太郎。
資料館は、昭和44年、岡崎市新堀町の生家から寄贈を受け、東公園へ移築した勉強部屋とされる木造一部2階建ての建物。
母校の子どもたちに贈った「つとめてやむな」は、恩師・長岡幸太郎の「秀才であることより、努力家であることが大切だ」との教えを実践した本多光太郎らしい言葉です。
本多光太郎は、桑子尋常小学校の卒業で、現在、「つとめてやむな」はその後継である矢作南小学校の校訓に。
資料館内には勉強をしていた部屋がそのままに残され、博士の研究資料、発明に影響を受けた機械などが展示されています。
岡崎市新堀町には本多光太郎生誕地碑が立っているほか、東公園には「つとめてやむな」記念碑があります(記念碑は昭和45年2月建立、文字は本多光太郎博士直筆)。
本多光太郎資料館 | |
名称 | 本多光太郎資料館/ほんだこうたろうしりょうかん |
所在地 | 愛知県岡崎市欠町大山田1 |
関連HP | 岡崎市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | 名鉄東岡崎駅から市民病院行きバスで20分、東公園口下車、徒歩5分 |
ドライブで | 東名高速道路岡崎ICから約2km |
駐車場 | 東公園北駐車場・南駐車場、東駐車場(419台/無料) |
問い合わせ | 東公園管理事務所 TEL:0564-24-0050 |
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