大平一里塚

大平一里塚

愛知県岡崎市大平町にある東海道の一里塚が、大平一里塚(おおひらいちりづか)。江戸・日本橋から数えて80里目にあたる一里塚で、三河国(現在の愛知県東部)では10番目にあたる一里塚です。家康の家臣で、当地を領有した三河三奉行・本多重次(ほんだしげつぐ)の子、本多成重(ほんだなりしげ)の築造で、国の史跡。

江戸・日本橋から数えて80里目の一里塚

大平一里塚を築いた本多成重は、寛永元年(1624年)、初代丸岡藩主となって城下町の建設に尽力しています。
塚の上には榎(えのき)が茂っていますが、往時の樹齢350年の榎は昭和28年で倒木し、現在のものは2代目。

街道を挟んで対となって塚は築かれていましたが、昭和3年の道路改修の際、北側が破壊され、現存していません。
往時の塚は5間四方(9m四方)ありましたが、現在は底部縦7.6m、横8.5mと少し小さくなっています。

愛知県内に現存する一里塚としては笠寺一里塚(名古屋市南区)、阿野一里塚(豊明市阿野町/国の史跡)が有名。

大平一里塚
名称 大平一里塚/おおひらいちりづか
所在地 愛知県岡崎市大平町岡田
関連HP 岡崎市公式ホームページ
ドライブで 東名高速道路岡崎ICから約1km
問い合わせ 岡崎市教育委員会事務局社会教育課文化財係 TEL:0564-23-6177/FAX:0564-23-6643
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

東海道笠寺一里塚

愛知県内に現在も残る5つの一里塚のひとつで、名古屋市内では唯一残っているもの。一里塚は1604(慶長9)年に徳川幕府が街道を整備し、一里(約4km)ごとに塚を築き、その上に木を植えて道しるべとしたもの。笠寺一里塚は、東海道の江戸から88里目

阿野一里塚

阿野一里塚

愛知県豊明市阿野町にある東海道の一里塚が、阿野一里塚(あのいちりづか)。旧東海道に面して道の両側に塚が残る貴重な一里塚で、国の史跡に指定されています。池鯉鮒宿(ちりゅうしゅく)と鳴海宿(なるみしゅく)の間、江戸・日本橋から数えて86里目にあ

 

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