豊国神社・大鳥居

愛知県名古屋市中村区、豊国神社へと続く豊国参道の中村公園前交差点近くに立つのが、豊国神社・大鳥居。地下鉄東山線・中村公園駅を下車し、中村公園・豊国神社に向かう際に、最初に目に入るのがこの大鳥居です。高さ24.5m、幅34mの大鳥居は、国内5位、東海地方最大の大きさを誇っています。

昭和4年の完成時には日本一の大鳥居だった！

明治18年、地元の有志らの発願で、豊臣秀吉の故郷、愛知郡上中村（明治22年に織豊村、明治39年から中村）に創建されたのが豊国神社で、境内地周辺の土地が明治34年に愛知県に寄付されて、中村公園が誕生しています。

大正10年、中村が名古屋市に編入されたのを記念して計画、昭和4年6月17日に起工、昭和4年11月3日に竣工したのが大鳥居で、昭和5年の元旦には山車や名古屋市電に花電車が繰り出されて、竣工を祝いました。
当時としては高価で貴重な鉄筋コンクリート製で、完成当時は日本一の大きさを誇りました。
その後、2度の修築と再塗装を経て現在に至っています。

その色から地元では「赤鳥居」として長年に渡って親しまれてきましたが、地域活性と注目度アップのため、名古屋市編入100周年を機に、金箔を茶室などに用いて、美しく輝く黄金を効果的に使用した秀吉にあやかって黄金色に塗り替える「中村区黄金化プロジェクト」（近藤一夫宮司や地域住民が提案）も議論されています。

豊國神社参道（名古屋市道）にありますが、神社の所有ではなく、かといって名古屋市の所有でもない「所有者不明の建造物」のため、実現はかなり困難に。

豊国神社

愛知県名古屋市中村区の中村公園内にある豊臣秀吉を祀る神社が豊国神社（とよくにじんじゃ）。豊臣秀吉は、伏見城での没後、神号「豊国大明神」を下賜され、まず京の豊国神社に祀られました。中村公園（尾張国愛知郡中村）は秀吉の生誕地と推測される地で、明

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日本の巨大鳥居　TOP10

鳥居は、神域の入口を表すものですが、その神威の広がりの象徴とするために巨大な鳥居が建立されています。もともとは木製や石造りでしたが、鉄筋コンクリート、最近では耐候性鋼の登場で巨大化が進んでいます。日本の巨大鳥居TOP10入りするのは、高さ2