七滝

七滝

日本の滝百選の一つに数えられる秋田県小坂町の名瀑でその名の通り7段になって落下し落差は60m。秋田県道2号(大館十和田湖線)、通称「樹海ライン」途中の道の駅「こさか七滝」近くにあるので、手軽に観賞できます。

江戸時代の紀行家・菅江真澄もこの滝を見物

江戸時代の紀行家・菅江真澄(すがえますみ)も文化4年(1807年)8月17日、毛馬内(けまない)から十和田湖への途中、この七滝に寄り道し『十曲湖』(とわだのうみ)に2首の短歌とスケッチを残し、「七滝の神は、ここにすむ大蛇である」と記しています。

菅江真澄は、滝を見物した後、鷹の巣平、徳兵衛平を経て十和田湖の鉱山の詰所に到達しています。
十和田湖は熊野信仰と結びつき、早くから修験者が入った。

滝近くにある七滝神社は、正徳3年(1713年)の建立で、菅江真澄が旅した文化4年(1807年)にはすでに鎮座し、七滝明神と記されています。

泊まって納得!十和田湖周辺取材班おすすめの宿は!?

十和田湖の良さは、カルデラ湖で、国立公園らしい優雅な雰囲気が残されていること。
つまりは芝生の園地が広がったり、のんびるするのに最適な地ということ。
下世話な観光地によくある猥雑(わいざつ)な看板も、客引き見当たりません。
そんな十和田湖でのんびりできるのは、やはりハードばかりでなく、宿のソフト面の充実にも目をむけたいところ。
取材班のイチオシは、「十和田プリンスホテル」と「十和田ホテル」。
ともに連泊、滞在にも最適です。

十和田プリンスホテル

全国でリゾートホテルを展開するプリンスホテル。
十和田湖の休屋から少し離れた湖畔の一等地に十和田プリンスホテルは建っています。
キャッチフレーズは「湖畔のオーベルジュ」。
季節とプランを上手に選べば2食付きで1万2000円以下も!
温泉露天風呂もあるので連泊や滞在もおすすめです。

十和田ホテル

昭和15年の東京オリンピック(幻のオリンピックです)を前に、日本を訪れる外国人観光客のための宿として、政府の要請で建てられたのが十和田ホテル。
秋田・青森・岩手の三県から宮大工80名を集めて技術を競わせ、秋田杉の巨木をふんだんに使った3階建ての建物には圧倒されます。
別館の洋室利用なら、和室よりもエコノミーに泊まることが可能。
夕食は和洋折衷料理。
温泉ではありませんが、展望露天風呂も自慢のひとつ。
ちなみに、国の登録有形文化財、近代化産業遺産に認定!

七滝
名称七滝/ななたき
所在地秋田県鹿角郡小坂町上向藤原
関連HP小坂町公式ホームページ
ドライブで東北自動車道小坂ICから約7.6km
駐車場道の駅こさか七滝駐車場(35台/無料)
問い合わせ小坂町観光産業課 TEL:0186-29-3908
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
滝の茶屋 孫左衞門(道の駅こさか七滝)

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秋田県鹿角郡小坂町、大館市と十和田湖を結ぶ県道2号大館十和田湖線(樹海ライン)沿いにある「道の駅こさか七滝」。日本の滝百選のひとつに数えられる七滝の入口にある道の駅ですが、併設の滝の茶屋 孫左衞門では、小坂町のご当地グルメ「かつらーめん」な

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道の駅こさか七滝

道の駅こさか七滝

大館市と十和田湖を結ぶ秋田県道2号大館十和田湖線(樹海ライン)沿いにある道の駅が道の駅こさか七滝(愛称は「ハートランドこさか」)。「日本の滝百選」に選定される7段になって落ちる七滝を中心に緑地広場が設けられ、メイン施設は「滝の茶屋 孫左衞門

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