みなと食堂

みなと食堂

青森県八戸市湊町、朝市で賑わうJR八戸線陸奥湊駅近くにある行列のできる食堂。「平目漬丼」など、港町ならではの新鮮な魚介が手頃な値段で味わえるとあって、昼時には行列必至。陸奥湊駅前朝市や八戸港で働く人も訪れる地元の人にも愛されている食堂です。

漁師に教えてもらった「平目漬丼」

テレビ朝日系列『いきなり!黄金伝説。』(平成27年6月18日放送)で、サンドイッチマンが絶賛(温泉&グルメライター・板倉あつしが解説)した店が、みなと食堂。
地元の人なら、誰もが知る食堂で、朝市で活躍の「イサバのカッチャ」(魚商のお母さん)もおすすめですが、この『いきなり!黄金伝説。』の放送で、人気はさらに全国区に拡大。

創業は平成13年。
早朝から、仕事終わりの業者が刺身をつまみに杯を傾ける素朴な店が、今や全国区の有名店に。

主人の守正三さんは、八戸の隣町、三戸郡階上町(はしかみちょう)の出身で、八戸市内の魚屋で働いていましたが、魚屋の社長が亡くなったので、倉庫を借りて食堂を開いたのが飲食業の始まり。
名物の「平目漬丼」は、「漁師が船上で平目を捌き、卵の黄身をかけて味わったという、漁師に教えてもらった昔の漁師飯」(守正三さん)だったのだとか。

淡白で、繊細な平目は、2日ほど熟成させます。
「そうすることで旨味成分のイノシン酸がでてくるんです」。
魚の旨味は、グルタミン酸とイノシン酸。
生きのいい魚を上手に締めて、適度に寝かすとイノシン酸が増す、それが漁師が経験的に知っていた知恵だったのです。

旨味の出た平目の切り身に、甘辛い漬けダレ、卵の黄身を混ぜれば、「こりゃ、美味い!」と相成る仕組み。
旨味を引き立てる漬けダレは、醤油、酒、みりん、ニンニク、唐辛子で調整。
繊細な平目にタレの味が入りすぎないよう、漬けダレは直前にサッと漬けるだけ。

「平目は年中揚がるので、通年味わえますが、冬は身が締まった寒平目、春は山の栄養が加わった雪解け水が海に流れてより旨味が増すんです」とのこと。

「漁師の漬丼」も人気メニューですが、「漬丼のホタテも、ホタテは包丁を入れるほどまずくなるという漁師の言葉を守り、貝柱をひとつ丸ごと入れています」。
つまり、人気の理由は、魚を知り尽くした漁師も納得の、魚の持ち味を活かしながらも、締める、寝かせるという丁寧な仕事。
加えて、ボリームがあるので、コスパも最高なのです。

八戸名物の「せんべい汁」と平目漬丼がセットになった「平目漬丼 せんべい汁セット」も観光客には人気のメニュー。
夏なら地元のウニを使った「生ウニ丼」もおすすめです。
もちろん、鮪の中落ち(これが絶品!)、イクラ、ズワイガニ、帆立、イカ、タコなどが山盛りにのった「漁師の漬丼」なども狙いめなので、グループやファミリーなら、別々のものを注文して、シェアするのもいいでしょう。

みなと食堂
名称 みなと食堂/みなとしょくどう
所在地 青森県八戸市湊町久保45-1
電車・バスで JR八戸線陸奥湊駅から徒歩2分
ドライブで 八戸自動車道八戸ICから約8.5km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ みなと食堂 TEL:0178-35-2295
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
陸奥湊駅前朝市

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日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

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