丹頂鶴自然公園

丹頂鶴自然公園

青森県北津軽郡鶴田町、ため池百選に選定の津軽富士見湖(廻堰大溜池)の湖畔につくられたタンチョウを飼育する公園が丹頂鶴自然公園。文献から江戸時代には津軽平野にもタンチョウが飛来していたことがわかり、鶴田町(旧・鶴田村)の町名の「鶴」もタンチョウのこと。

江戸時代には姿を見せたというタンチョウを飼育

丹頂鶴自然公園

駅舎(五能線・陸奥鶴田駅)やポストも鶴をモチーフにし、マンホールにタンチョウを描き、「めでたい鶴づくし」で町おこしを図る鶴田町。

平成4年に「生きたタンチョウ誘致」の声が高まり、平成5年に中国・黒龍江省より人工ふ化した2羽を譲り受け、さらに平成9年、ロシア連邦・アムール州から番(つがい)を譲り受けて飼育を開始(タンチョウは、日本の特別天然記念物であるため、北海道のタンチョウの利用は不可でした)。
その後、多摩動物園からもタンチョウを借り受けるなど、飼育数を増やし、平成24年5月27日にはオスの鶴平(6歳)、メスのロッシー(14歳)の間に、年の差婚を乗り越えて、初のヒナが誕生しています。

令和2年5月13日には、鶴吉(16歳)と鶴姫(12歳)の間に、丹頂鶴自然公園では7年ぶりとなるヒナが誕生し、2例目となっています。

無料の施設ですが、「愛の募金箱」が設置され、募金は「餌代などに使用」(丹頂鶴自然公園)とのことなので、ぜひ、協力を。

丹頂鶴自然公園
愛らしいヒナ
丹頂鶴自然公園
名称 丹頂鶴自然公園/たんちょうづるしぜんこうえん
所在地 青森県北津軽郡鶴田町廻堰大沢81-150
関連HP 鶴田町観光ウェブマガジン
電車・バスで JR陸奥鶴田駅からタクシーで10分
ドライブで 津軽自動車道五所川原ICから約13km
駐車場 富士見湖パーク第2駐車場を利用
問い合わせ 鶴田町企画観光課 TEL:0173-22-2111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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