富士山本宮浅間大社
全国に散らばる1300余りの浅間神社の総本宮で、世界遺産富士山(「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」)の構成資産の中核的な存在。祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと=浅間大神)。富士山自体がご神体で、山頂に奥宮が…
全国に散らばる1300余りの浅間神社の総本宮で、世界遺産富士山(「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」)の構成資産の中核的な存在。祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと=浅間大神)。富士山自体がご神体で、山頂に奥宮が…
慶長9年(1604年)、徳川家康が関ヶ原合戦の戦勝のお礼、徳川幕府の安泰を祈願して造営した社殿のひとつが本殿。「浅間造り」(せんげんづくり)という浅間大社独自の造りで、2階建ての楼閣造りになっています。1階は5間4面葺卸…
富士山頂火口の北側、富士登山道の吉田口・須走口の山頂に鎮座するのが久須志神社(くすしじんじゃ)。富士宮の富士山本宮浅間大社の奥宮です。火口南側の富士宮口山頂にある奥宮と対をなす存在で、山頂到達後はお鉢めぐりが習わしとなっ…
富士宮口山頂に鎮座するのが富士山頂上浅間大社奥宮。富士宮にある富士山本宮浅間大社の奥宮です。富士講全盛の神仏習合の時代から富士山の八合目より上部は神域でしたが、明治初年の廃仏毀釈後は仏教的な色彩が一掃され(山の名からも失…
東京都国立市の甲州街道沿いに建つ古社、谷保天満宮(やぼてんまんぐう)。社伝によれば903年(延喜3年)、菅原道真の三男・菅原道武(すがわらみちたけ)が創建したといい、「野暮天」(やぼてん)という言葉の由来になったともいわ…
東京都台東区の上野公園、不忍池近くに鎮座する神社。主祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)ですが、菅原道真が祀られていることから天満宮にもなっていて、中世から五條天神と呼ばれていました。社…
社伝によれば、天暦2年(948年)、近江国(現・滋賀県)・比良宮(ひらのみや)の禰宜(ねぎ)・神良種(みわのよしたね)が創建したと伝える古社。神良種は、その子・太郎丸に神託があったことから天暦元年(947年)に北野天満宮…
新宮熊野神社は福島県喜多方市にある東北の熊野信仰の隆盛を今に伝える古社。天喜3年(1055年)、前九年の役(奥州十二年合戦)の際に鎮守府将軍・源頼義(みなもとのよりよし)が安倍軍鎮圧の際に、熊野権現を勧請して創建した古社…
鎌倉時代の永仁2年(1294年)創建という北陸の日蓮宗本山が羽咋市にある妙成寺(みょうじょうじ)。加賀3代藩主の前田利常の母・寿福院の善提寺でもあり、境内には加賀藩前田家寄進の建物が建ち並び、能登随一の大伽藍を誇っていま…
石川県羽咋市にある、能登国(律令時代に能登半島にあった国)の一宮だったのが気多大社(氣多大社)。日本海に面して鎮座し、祭神の大己貴命(おおくにぬしのみこと)は出雲から舟で能登に入り、能登を開拓した後、守護神としてこの地に…
石川県白山市にある加賀国一之宮が白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)。はるか神代の時代から霊峰白山をご神体とし、白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ=菊理媛神・くくりひめのかみ)、伊弉諾神(いざなぎのかみ)、伊弉冉神(い…
福岡市の志賀島に鎮座する志賀海神社(しかうみじんじゃ)は、全国の綿津見神社(わたつみじんじゃ)、海神社(あまじんじゃ・かいじんじゃ・わたつみじんじゃ)の総本宮。代々古代日本を代表する海人族として有名な阿曇氏が祭祀を司って…
太古、北九州に栄えた海洋民族で、7世紀頃安曇野(あづみの)に移住し開拓したと伝えられる、安曇族の祖神(おやがみ)、穂高見命(ほたかみのみこと)を祀る神社が長野県安曇野市穂高に鎮座する穂高神社(ほたかじんじゃ)。奥宮は上高…
妙高山は奈良時代の和銅元年(708年)に裸行上人が開山したと伝えられており、明治初年の神仏分離、廃仏毀釈までは聖観世音菩薩、十一面観世音菩薩、文珠菩薩が祀られ、妙高山関山三社大権現と称していました。現存する関山神社の社殿…
1日の参詣が1000日分の功徳を得るというありがたい深重悲願の功徳日が『千日会』(せんにちえ=千日功徳日)。滋賀県大津市の石山寺では8月9日に『千日会』が執り行なわれています。
山形県米沢市にある米沢藩上杉家の菩提寺である曹洞宗の寺が春日山林泉寺。上杉家の菩提寺として、もとは越後・春日山に建っていましたが、上杉家転封とともに林泉寺も会津、米沢へと移転。境内には上杉家家老のNHK大河ドラマ『天地人…
2018年夏に放送のJR東日本、『行くぜ、東北。「縁結び」篇』。今回は、女子三人旅ではなく、松岡茉優と男性のカップル。ふたりが歩く美しい杉林は、岩手県八幡平市の桜松神社です。参道の先にあるのが「日本の滝百選」にも選定され…
松本市の鉢伏山中にある真言宗の古刹、牛伏寺(ごふくじ)。寺伝によれば天平勝宝7年(756年)、善光寺へと運ぶ唐からの大般若経600巻を積んだ2頭の牛がこの地で倒れ、経巻を納めて牛の霊を祀ったのが始まりという。古来から牛伏…