西新井大師
足立区西新井1丁目にある真言宗豊山派の寺で正式名は總持寺(そうじじ)ですが、西新井大師として有名。空海(弘法大師)が関東巡錫の途中、西新井を通った際に本尊・十一面観音を自刻して開山という空海開山伝承の寺。それゆえに田山花…
足立区西新井1丁目にある真言宗豊山派の寺で正式名は總持寺(そうじじ)ですが、西新井大師として有名。空海(弘法大師)が関東巡錫の途中、西新井を通った際に本尊・十一面観音を自刻して開山という空海開山伝承の寺。それゆえに田山花…
埼玉県本庄市児玉町にある成身院の百体観音堂は、1783(天明3)年におきた浅間山の大噴火と飢饉よる死者を弔うための仏堂。1階に秩父三十四観音、2階に坂東三十三観音、3階に西国三十三観音あわせて百観音を祀り、一巡すると百観…
1211(建暦元)年、親鸞は5年間の越後国配流が勅免されると、1214(建保2)年、東国の布教を開始し信濃国善光寺から常陸国へ向かい稲田九郎頼重に迎えられて稲田に草庵を結びます。そして稲田を拠点に、親鸞は常陸・下総・下野…
643(皇極天皇2)年、蘇我入鹿(そがのいるか)に焼かれた聖徳太子の宮殿、斑鳩宮(いかるがのみや)跡に建てられた法隆寺東院伽藍に建つ夢殿。その夢殿を囲む回廊の南に位置する堂が礼堂(らいどう)です。その名の通り夢殿を礼拝す…
聖徳太子の誕生地と伝えられる地に建つ古刹で聖徳太子建立七大寺のひとつが橘寺(たちばなでら)。正式名は仏頭山上宮皇院菩提寺(ぶっとうざんじょうぐうこういんぼだいじ)で本尊は聖徳太子と如意輪観音。聖徳太子の父、用明天皇の別宮…
南都六宗の一つである律宗の総本山が唐招提寺。唐の高僧、鑑真和上(がんじんわじょう)が聖武天皇に招かれて苦難の末に来日し、759(天平宝字3)年、新田部親王(にいたべしんのう)の旧邸を譲り受けて創建した寺。当初は唐律招提と…
唐招提寺の金堂・講堂と礼堂に挟まれて建つのが鼓楼(ころう)。鎌倉時代の1240(仁治元)年築の入母屋造り、本瓦葺きの2階建ての楼閣で、国宝。西側の鐘楼と対をなして建つのですが、現在では鑑真和上が唐から請来した如来舎利三千…
薬師寺は680(天武天皇9)年、藤原京に天武天皇が菟野讃良皇后(うののさららひめみこ=のちの持統天皇)の病気平癒のため発願し創建された法相宗の寺で、平城京遷都とともに奈良に移されたもの。日本に仏教が伝えられた時代のままの…
薬師寺の白鳳伽藍の北側、写経のできる写経道場、本坊事務所のさらに北側にあるのが玄奘三蔵院伽藍(げんじょうさんぞういんがらん)。玄奘三蔵は、『西遊記』で有名な三蔵法師のこと。玄奘三蔵の究めた瑜伽唯識(ゆがゆいしき)の教えを…
728(神亀5)年、聖武天皇が皇太子供養のため建立した金鐘寺が始まりという東大寺。743(天平15)年、聖武天皇の大仏建立の詔により造られた「奈良の大仏」として知られる盧舎那仏(るしゃなぶつ)を本尊とする東大寺ですが、そ…
奈良の大仏と呼ばれ親しまれている、銅造の盧舎那仏坐像(るしゃなぶつざぞう)。華厳経の本尊で、743(天平15)年に聖武天皇の勅願により鋳造されたもの。東大寺の本尊にもなっています。752(天平勝宝4)年の開眼で国宝に指定…
徳島県阿南市にある四国八十八ヶ所霊場第22番札所が平等寺。寺伝によると792(延暦11)年、空海(弘法大師)がこの地で修行中、母親の厄除け祈願をしていたところ空中に五色の雲がたなびき、薬師如来を感得。100日の修行ののち…
徳島県阿南市にある八十八ヶ所霊場第21番札所が太龍寺(たいりゅうじ)。20番の鶴林寺からは徒歩3時間。「一に焼山(焼山寺)、二にお鶴(鶴林寺)、三に太龍(太龍寺)」といわれる阿波の三難所の一つで、標高600.1mの太竜寺…
駿府城に家康を見舞った藤堂高虎(とうどうたかとら)の上野の屋敷地に建立された徳川家康、吉宗、慶喜を祀る神社で、正式名称は東照宮。明治以前は東叡山寛永寺の一部だったが、明治の神仏分離で神社として独立しています。出世、勝運、…
東大寺の鐘楼に架かる大鐘は、大仏開眼と同年の752(天平勝宝4)年の鋳造で国宝。この天平の大鐘を除夜の鐘に撞くことができます。先着800名に限るので、整理券を獲得する必要があります。佐保川蛍、東大寺鐘、三笠山雪、春日野鹿…
上野公園に建つ、明治5年創業の西洋料理の草分け上野精養軒。その近くにあるのが大仏パゴダ。関東大震災で崩れ落ちるまで、この大仏山と称する地には大仏が鎮座していました。現在では薬師仏を祀るパゴダ様式の祈願塔と志納所があり、大…
社伝では、10代崇神天皇8年(西暦前90年)創建と伝えられる堺市にある古社が方違神社(ほうちがいじんじゃ)。仁徳天皇陵の北、田出井山古墳(反正天皇陵)に隣接し、河内・和泉・摂津の三国境で三国山、三国丘と称される地に鎮座し…
群馬県太田市にあるさざえ堂で有名な曹源寺。寺伝によれば新田氏の祖である新田義重(にったよししげ=源義家の孫)が京から迎えた祥寿姫(しょうじゅひめ)の菩提を弔うため、1187(文治3)年に創建された寺。注目は、江戸時代に建…