国宝の東大寺の大鐘で、除夜の鐘を撞こう!
東大寺の鐘楼に架かる大鐘は、大仏開眼と同年の752(天平勝宝4)年の鋳造で国宝。この天平の大鐘を除夜の鐘に撞くことができます。先着800名に限るので、整理券を獲得する必要があります。佐保川蛍、東大寺鐘、三笠山雪、春日野鹿…
東大寺の鐘楼に架かる大鐘は、大仏開眼と同年の752(天平勝宝4)年の鋳造で国宝。この天平の大鐘を除夜の鐘に撞くことができます。先着800名に限るので、整理券を獲得する必要があります。佐保川蛍、東大寺鐘、三笠山雪、春日野鹿…
上野公園に建つ、明治5年創業の西洋料理の草分け上野精養軒。その近くにあるのが大仏パゴダ。関東大震災で崩れ落ちるまで、この大仏山と称する地には大仏が鎮座していました。現在では薬師仏を祀るパゴダ様式の祈願塔と志納所があり、大…
社伝では、10代崇神天皇8年(西暦前90年)創建と伝えられる堺市にある古社が方違神社(ほうちがいじんじゃ)。仁徳天皇陵の北、田出井山古墳(反正天皇陵)に隣接し、河内・和泉・摂津の三国境で三国山、三国丘と称される地に鎮座し…
群馬県太田市にあるさざえ堂で有名な曹源寺。寺伝によれば新田氏の祖である新田義重(にったよししげ=源義家の孫)が京から迎えた祥寿姫(しょうじゅひめ)の菩提を弔うため、1187(文治3)年に創建された寺。注目は、江戸時代に建…
大洗海岸(茨城県大洗町)の磯の中に建つ鳥居で、大洗磯前神社(おあらいいそさきじんじゃ)の神域となっているのが大洗海岸神磯鳥居。正月には鳥居の上から昇る初日の出を拝もうとする参拝者とカメラマンで大いに賑わいをみせるスポット…
856(斉衡3)年の創建と伝わる茨城県大洗町の古社が大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)。祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)で家内安全、商売繁盛、開運厄除などにご利益があります。
中山道屈指の難所だった旧碓氷峠の上信国境(上州と信州の国境=群馬・長野県境)に建つ神社。旧中山道から社殿へと登る石段の中央が国境で(石段に注目)、上州(群馬県)側が熊野神社、信州(長野県)側が熊野皇大神社となっています。…
中野区新井にある新井薬師の正式名は新井山梅照院薬王寺で、真言宗豊山派の寺。高尾山薬王院、日向薬師、峰の薬師とともに武相四大薬師に数えられる名刹です。本尊は空海作と伝わる薬師如来と如意輪観音の二仏一体の黄金仏。これは鎌倉時…
高崎駅の西、観音山丘陵に呉服商・山田徳蔵が大正7年に着工し、昭和39年2月に88歳で生涯を閉じるまでの間、約50年間にわたって独力で築いたのが洞窟観音と、回遊式日本庭園の徳明園。高崎のシンボルとなっている白衣大観音より以…
高崎駅の南西、烏川(からすがわ)を隔てた観音山と呼ばれる丘陵地にそびえ立つ、関東八十八ヶ所第1番霊場が観音山慈眼院の高崎白衣大観音。白衣大観音は、昭和11年、高崎市内の実業家で井上工業の創始者・井上保三郎氏が平和と戦没軍…
1639(寛永16)年、天海大僧正が3代将軍・徳川家光に要請し、世良田の長楽寺境内に日光東照宮奥社(元和年間に造営の多宝塔、唐門、拝殿)を移築して創建したのが世良田東照宮。本殿はその際に新築され、徳川家康(東照大権現)を…
古くからの舟運の歴史を残す利根川の渡船、赤岩渡船(群馬県千代田町)の渡船場から徒歩5分の位置に建つ真言宗の古刹が光恩寺。寺伝によれば開基は飛鳥時代に高句麗より来日した渡来僧の恵灌(えかん)という名刹です。さらに814(弘…
妻沼聖天(めぬましょうてん)で知られる埼玉県熊谷市の古刹で東京・浅草の待乳山聖天(本龍院)、奈良県生駒市の生駒聖天(宝山寺)と並んで「日本三大聖天」に数えられています(三重県桑名市の大福田寺、静岡県小山町の足柄山聖天堂と…
隠岐国(おきのくに)の一之宮でもある水若酢神社(みずわかすじんじゃ)は、隠岐の島町(島後)の五箇地区にある黒松に囲まれた古社。創建は神代(崇神天皇の時代)といわれ、祭神の水若酢命(みずわかすのみこと)は隠岐国の国土開発と…
聖武天皇の勅願で742(天平14)年、諸国に建立された国分寺(正式名は金光明四天王護国之寺)のひとつで、隠岐国(おきのくに)に建立されたのが隠岐国分寺。明治2年の廃仏毀釈によって焼き払われるまで後継寺院である隠岐国分寺の…
隠岐の島の南、玄関口である西郷港近くの甲野原にある古社が玉若酢命神社(たまわかすのみことじんじゃ)。社伝では、日本武尊(やまとたけるのみこと)の父・景行天皇が皇子を各国に分置し、隠岐国に遣わされた大酢別皇子(おおすわけの…
日御碕(ひのみさき)の最西端に位置する小島が経島(ふみしま)。かつて日御碕神社・日沈宮(下の宮)の社殿のあった島と伝えられ、8月7日の例祭(『神幸祭』・みゆきしんじ)の際に宮司だけが渡ることのできる神域となっています。そ…
「国譲り神話」の聖地として伝えられるのが出雲市大社町の稲佐の浜。『古事記』にも神々により国譲りの話し合いが行なわれた場所と記されています。今も旧暦の10月10日(新暦の11月14日頃)、夜7時から出雲に集まる神々を迎える…