室生寺・弥勒堂
「女人高野」として有名な奈良県宇陀市の室生寺(むろうじ)。安置される美しい仏像でも知られますが、弥勒菩薩立像(重文)を安置するのが金堂前庭に建つ弥勒堂(みろくどう)です。入母屋造り(いりもやづくり)、杮葺き(こけらぶき)…
「女人高野」として有名な奈良県宇陀市の室生寺(むろうじ)。安置される美しい仏像でも知られますが、弥勒菩薩立像(重文)を安置するのが金堂前庭に建つ弥勒堂(みろくどう)です。入母屋造り(いりもやづくり)、杮葺き(こけらぶき)…
「女人高野」として知られる室生寺(むろうじ)ですが、カメラマンなどに被写体として人気が高いのが五重塔。本堂横の高い石段を上った先に建つ五重塔は、平安時代初期の延暦19年(800年)頃の築で、国宝。法隆寺五重塔に次ぐ古塔で…
室生山の山麓から中腹が境内という「女人高野」、真言宗室生寺派大本山・室生寺(むろうじ)。寄棟造り(よせむねづくり)、杮葺き(こけらぶき)の金堂は平安時代の建築で国宝。斜面を利用した懸造(かけづくり)で、正堂部分は平安時代…
鎌倉の葛原岡・大仏ハイキングコースの寄り道ポイントにもなっている神社が鎌倉市佐助にある佐助稲荷神社。鎌倉らしい谷戸の奥に鎮座し、赤い幟旗に彩られた数十の鳥居をくぐり、階段を登りつめると社殿というシチュエーションが写真映え…
文治3年(1187年)、源頼朝が安房国の洲崎神社(すさきじんじゃ=館山市洲崎)から、海上交通安全と、祈願成就の守護神として、天比理乃咩命(あまのひりのめのみこと)を勧請して祀り、品川大明神としたのが始まりという古社、品川…
横浜港・新港地区のシンボリックな風景のひとつが、横浜赤レンガ倉庫。新港埠頭脇に、古めかしくも美しいかつての2棟の倉庫が連なっています。明治32年、新港埠頭建設により、物資の一時保管場所として建てられたのが始まりで正式名は…
萩市街の北東、国道191号沿いの丘陵地に建つ萩反射炉。幕末の安政3年(1856年)に長州藩が大砲を造るために建設した反射炉(西洋式の金属溶解炉)で、近世の反射炉としては静岡県韮山とここにしか現存しない貴重なもの。世界遺産…
萩城下の松本村(現在の萩市椿東松本)は、明治維新の精神的指導者として知られる吉田松陰(よしだしょういん)の実家、杉家があった場所。吉田松陰の叔父である玉木文之進(たまきぶんのしん)が天保13年(1842年)に開いた私塾・…
晴れた日なら、津軽海峡の先の下北半島が間近に迫る絶景地が函館山から派生する尾根の東端、海に落ちる立待岬。寛政年間には、北方警備の台場が設置され、外国船を監視する要地でもあった場所で、明治時代には函館要塞(函館山全体が要塞…
日光御成道・鳩ヶ谷宿にある真言宗智山派の古刹で、寺伝によれば聖武天皇の御代(724年〜749年)に創建というのが地蔵院。本尊の地蔵菩薩は行基作との伝承があり、さらに不動明王立像は、運慶・快慶に代表される慶派仏師の手になる…
千葉県鴨川市にある日蓮宗の大本山、清澄寺(せいちょうじ)。日蓮聖人が立教開宗した聖地中の聖地なのですが、なんと清澄寺には宿坊があり、予約で精進料理も味わえます。「仏教において、食事をし健康な体を保つことは一生懸命修行する…
康保3年(966年)、性空上人が開山した古刹で、姫路の書写山(標高371m)全体が寺域となった天台宗の別格本山が書写山圓教寺。比叡山、大山とともに天台の三大道場として栄え、「西の比叡山」とも呼ばれています。西国三十三所第…
延暦13年(794年)、平安京遷都に際し、国常立尊(くにのとこたちのみこと)、八千矛神(やちほこのかみ=大国主命おおくにぬしのみこと)、息長帯日売命(おきながたらしひめのみこと=神功皇后じんぐうこうごう)を合祀し、桓武天…
高尾山にある京王グループのケーブルカー。高尾登山ケーブル、高尾山ケーブルカーなどと呼ばれていますが正式名は高尾登山電鉄高尾鋼索線。高尾山薬王院の27世貫首・武藤範秀の発案で、昭和2年1月21日に開業。平成20年からは4代…
木村屋總本店の銀座本店が銀座木村家。明治2年創業の木村屋總本店ですが、明治7年には銀座(現在の銀座木村家の向かい側)に店舗を構え酒種酵母を使った酒種あんぱんを考案、販売を始めています。銀座木村家は、1階がベーカリー、2階…
愛知県一宮市の北を流れる木曽川(南派川)の河川敷にある広大な公園が138タワーパーク。高さ138mの展望塔ツインアーチ138を中心に、芝生広場、やすらぎの池、風紋の広場、フワフワドーム、わくわくスライダー、3200株のバ…
福島県田村市を南北に縦断する国道349号から100mほど離れたタバコ畑の脇に咲くソメイヨシノの巨樹。樹齢はソメイヨシノでは長寿の90年〜100年と推測されています。樹高10.5m、幹囲り1m、根回り3.2mにまで成長し、…
桃の生産量日本一を誇る笛吹市は、4月ともなれば一斉に桃の花が開花し、まさに桃源郷と化します。なかでも一宮地区は御坂山系から笛吹川にかけての高台、扇状地に桃畑が広がるので、甲府盆地を隔てて雪を冠した南アルプスが眺望できます…