枚岡公園・芭蕉句碑「菊の香や奈良には古き仏達」
大阪府東大阪市にある43.4haという広大な大阪府営の都市公園が、枚岡公園(ひらおかこうえん)。大阪と奈良を結ぶ暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう)沿い、現在の国道308号(奈良街道)沿いに立つのが芭蕉句碑「菊の香や…
大阪府東大阪市にある43.4haという広大な大阪府営の都市公園が、枚岡公園(ひらおかこうえん)。大阪と奈良を結ぶ暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう)沿い、現在の国道308号(奈良街道)沿いに立つのが芭蕉句碑「菊の香や…
東京都江東区深川1丁目、清澄庭園の南を流れる仙台堀川沿い、海辺橋の南詰にあるのが、採荼庵跡(さいとあんあと)。松尾芭蕉の門人の杉山杉風(すぎやまさんぷう)の庵の跡で、元禄2年(1689年)、芭蕉はここから『奥…
栃木県那須郡那須町芦野にある柳が、遊行柳(ゆぎょうやなぎ)。松尾芭蕉のの敬愛した西行(さいぎょう)が「道のべに清水流るる柳陰 しばしとてこそ立ちどまりつれ」と歌ったと伝わる地で、『奥の細道』途中で芭蕉も立ち寄り、「田一枚…
栃木県大田原市にある臨済宗妙心寺派の寺が、雲巌寺。臨済宗・聖福寺(しょうふくじ/福岡市博多区)、曹洞宗の永平寺(福井県永平寺町)、臨済宗・興国寺(和歌山県由良町)とともに、日本の禅宗四大道場とも称される名刹で、松尾芭蕉も…
栃木県大田原市、黒羽藩の藩庁だった黒羽城の三の丸跡に建つのが、黒羽芭蕉の館。黒羽城下には、松尾芭蕉が『奥の細道』途中に14日間も滞在。その芭蕉の足跡と、戦国時代末に黒羽城を築城し、外様大名ながら明治維新まで藩主を務めた大…
東京都江東区常盤1丁目、松尾芭蕉の江戸生活の拠点・深川芭蕉庵跡の北に建つのが、江東区芭蕉記念館。芭蕉が蕉風俳諧を確立した句として有名な「古池や蛙飛びこむ水の音」も深川芭蕉庵での句会で詠まれたもので、『野ざらし紀行』、『奥…
東京都江東区常盤1丁目、隅田川と小名木川の合流地点近くに建つのが、芭蕉稲荷神社。芭蕉稲荷神社が鎮座する地は、松尾芭蕉が江戸深川に居を構えた深川芭蕉庵跡で、隅田川の畔には芭蕉庵史跡展望庭園、少し北には江東区芭蕉記念館があり…
東京都江東区常盤1丁目、隅田川と小名木川の合流地点、萬年橋に近い隅田川テラス沿いにあるのが、芭蕉庵史跡展望庭園。背後に深川芭蕉庵跡の芭蕉稲荷神社が鎮座し、北には江東区芭蕉記念館があるなど、一帯は江戸で芭蕉が暮らし、『奥の…
愛知県名古屋市中区錦3丁目、久屋大通公園の名古屋テレビ塔(中部電力MIRAI TOWER)南東側に立つのが、蕉風発祥の地碑(しょうふうはっしょうのちひ)。蕉風とは松尾芭蕉とその門人の俳風のこと。貞享元年(1684年)、故…
東京都荒川区、日光街道沿い、南千住の総鎮守が素盞雄神社(すさのおじんじゃ)。境内にあるのが矢立初めの句碑で、元禄2年3月27日(1689年5月16日)、46歳になった松尾芭蕉は、『奥の細道』の旅に千住から出発、最初の句を…
東京都足立区千住橋戸町、隅田川に架る千住大橋の北詰、千住大橋公園に立つのが、奥の細道・矢立初の碑(おくのほそみちやたてはじめのひ)。矢立初とは旅行記などの書き初めの意。元禄2年「弥生も末の7日」松尾芭蕉は『奥の細道』に、…
静岡県静岡市駿河区丸子、東海道丸子宿(まりこしゅく=鞠子宿)で、慶長元年(1596年)創業の老舗が、丁子屋(ちょうじや)。歌川広重の『東海道五十三次』にも描かれる宿場名物のとろろ汁は松尾芭蕉の句(梅若菜丸子の宿のとろろ汁…
宮城県多賀城市、末の松山浄水場近くにあるのが歌枕になっている景勝地、興井(沖の石)。「おきのい」は、興井、沖の石、沖の井とも表記し、末の松山の南に位置し、住宅に取り囲まれた直径20mほどの池の中に奇岩が露出しています。芭…
宮城県多賀城市にある奈良時代に立てられた石碑が多賀城碑。多賀城跡の外郭南門から30mほど城内に入ったところに立つ古代の石碑で、那須国造碑(なすのくにのみやつこのひ)、多胡碑と並ぶ「日本三古碑」のひとつ。天平宝字6年(76…
滋賀県甲賀市水口町にある天台宗の寺が大岡寺(だいこうじ)。白鳳14年(686年)、行基が諸国行脚を行なった際に、大岡山の頂に千手観音立像を安置したのが始まりと伝えられる古刹です。本尊の千手観音立像は、岡観音と呼ばれ、厄除…
三重県伊賀市にある俳聖・松尾芭蕉を顕彰するミュージアムが芭蕉翁記念館。松尾芭蕉は、正保元年(1644年)、伊賀上野で生誕。昭和34年に建てられた記念館は、校倉様式を取り入れた高床式の鉄筋コンクリートの建物に、収集した資料…
三重県伊賀市にある菅原道真を祭神とする社が上野天神宮(菅原神社)。寛文12年(1672年)、松尾芭蕉が江戸に出る前に、処女句集『貝おほひ』を奉納し、文運を祈願したことでも有名な伊賀上野の氏神です。『上野天神祭のダンジリ行…
山梨県都留市、富士急行線十日市場駅近くを流れる桂川の本流に懸かる段瀑が田原の滝。谷村(やむら)に滞在した松尾芭蕉が「勢あり 氷柱消えては 滝津魚」と詠んだ滝で、富士山から流れ出た溶岩流に懸かる滝です。護岸工事や砂防堰堤工…