大潟溜池
鳥海山山麓の仁賀保高原(秋田県にかほ市)には扇谷地溜池、野際溜池、新田堤、中堤、新助堤、琵琶沼、カメラマンに人気の長谷地溜池など大小40余のため池が点在しますが、面積15haと最大のものが大潟溜池(おおがたためいけ)。龍…
鳥海山山麓の仁賀保高原(秋田県にかほ市)には扇谷地溜池、野際溜池、新田堤、中堤、新助堤、琵琶沼、カメラマンに人気の長谷地溜池など大小40余のため池が点在しますが、面積15haと最大のものが大潟溜池(おおがたためいけ)。龍…
十和田湖を眺める三大展望台(瞰湖台、発荷峠、御鼻部山展望台)のうちのひとつ。休屋と宇樽部(うたるべ)の間、御倉半島(おぐらはんとう)と中山半島に囲まれた水深327mという中湖(なかのうみ)を眼前にするカルデラの絶壁の上に…
上高地を流れる梓川の清流に架かる幅3.6m、長さ30mの吊り橋は、上高地のシンボル的存在で、人気の撮影スポット。日中は混雑するので、上高地に宿泊し、人気の少ない朝がおすすめの時間帯。昭和2年には芥川龍之介がこの橋をヒント…
その名の通り、大正4年の焼岳大爆発の際に、梓川がせき止められてできた池が大正池。池に点在する立ち枯れた木と、静寂な水面に映し出された穂高連峰、焼岳の光景は実に美しく絵になる光景。朝もやが枯れ木の間を流れていくさまも神秘的…
岩手県岩泉町、日本三大鍾乳洞のひとつに数えられる龍泉洞(りゅうせんどう)は、洞内の長さは、わかっているだけで3631mで、全体では5000mにも達すると推定されており、「日本の地質百選」、国の天然記念物に指定。地底湖で有…
屏風のように聳え立つ戸隠連山(とがくしれんざん)をまさに鏡のように映す美しい池が、鏡池。妙高戸隠連山国立公園屈指の絶景スポットとして多くのカメラマン、観光客を集めています。いかにも原始の池ですが、実は宝光社地区の農業用の…
標高2000mの美ヶ原の高原台地の上は草原となっており、草原を利用し平安の昔から放牧が行なわれてきました。現在では400haという広大な牧場に、5月下旬〜10月中旬にホルスタインを主体に牛約400頭、馬十数頭が放牧されて…
夏の美ヶ原は霧がかかることが多く「3日に1度は濃霧」といわれるほど。かつては広い草原で霧が原因で遭難することもあり、昭和29年10月30日に霧鐘を備えた高さ6mの避難所が造られました。これが美ヶ原のシンボルである美しの塔…
屏風ヶ浦の西端(九十九里浜北端)、旭市の刑部岬・上永井公園にある展望館。2階がパノラマ展示室、3階が光と風のデッキ、屋上が展望台となっています。飯岡漁港を眼下に九十九里浜を一望にするほか、晴れていれば富士山も眺望。2月2…
犬吠埼から九十九里へと続く「東洋のドーバー」と呼ばれる屏風ヶ浦の断崖。その南端、断崖が途切れる岬が刑部岬(ぎょうぶみさき)。一帯は上永井公園として整備され、そこに建つ白亜の灯台が昭和31年初点灯の飯岡灯台です。「日本の朝…
市川三郷町にある、標高885m、周囲1.2kmの山上湖が四尾連湖(しびれこ)。四尾連湖に棲む龍神・尾崎龍王(4つの尾を連ねた龍)の伝説が、四尾連湖という名の由来となっています。別名、志比礼湖(しびれのうみ)、神秘麗湖とも…
山形県と境を接する新潟県最北端、村上市山北地区の鳥越山と狐崎までの延長11kmにわたる風光明媚な海岸線が笹川流れ。蒲萄(ぶどう)山地が日本海に落ち込み、浸食された海食地形で、淡桃色の砂浜と、絶壁、洞窟、奇岩が連続する海岸…
熊本県山都町(やまとちょう)にある全長79m、石垣総面積1802平方という日本最大の石造アーチ式水路橋。安政元年(1854年)、白糸台地の水不足解消のために矢部郷の惣庄屋(そうじょうや)・布田保之助(ふたやすのすけ)ら地…
阿蘇登山道路(阿蘇パノラマライン)と呼ばれる熊本県道111号(阿蘇吉田線)ぞいにある標高984mのすり鉢状の小山が米塚。比高80mほどの美しいスコリア丘(3000年前ほど前に形成されました)で中央には直径100mの火口が…
阿蘇山中央火口丘、烏帽子岳(阿蘇五岳/1236.7m)の北麓、直径1kmほどの円形の火口跡(78万5000平方メートル)が草原となったのが草千里ヶ原。夏ならば雨水がたまってできた池の周りには放牧された牛馬が草をはむ阿蘇ら…
山中湖畔の平野と静岡県の小山を結ぶ、県道730号山中湖小山線の途中にある展望台が、パノラマ台。山中湖に向けて雄大なすそ野を広げる富士の姿が美しいビューポイントになっています。晴れた日には山中湖の上に南アルプスが美しく連な…
奥秩父、国師ヶ岳山系の大瀑布群で、清流が浸食したV字谷が、西沢渓谷。「西の大杉谷、東の西沢渓谷」と呼ばれ、東日本を代表する渓谷美となっています。東沢渓谷はいまだに熟達者だけに許される沢登りルートですが、西沢渓谷は不動小屋…
山形県山形市、山寺と通称される立石寺(りっしゃくじ)山上にある五大堂は、大聖不動明王、東降三世明王、五大明王を祀って、立石寺を守護し、天下泰平を祈る道場。仁王門をくぐった先で左に分かれ、納経堂、開山堂方面へと歩を進めれば…