億岐家住宅・宝物殿
億岐家(おきけ)は、大国主命の後裔といわれ、代々隠岐国造(おきのくにのみやつこ)、隠岐国国司、玉若酢命神社宮司を務めた社家の家系。玉若酢命神社の社家である億岐家住宅・宝物殿には国の重要文化財に指定された隠岐国驛鈴(駅鈴=…
億岐家(おきけ)は、大国主命の後裔といわれ、代々隠岐国造(おきのくにのみやつこ)、隠岐国国司、玉若酢命神社宮司を務めた社家の家系。玉若酢命神社の社家である億岐家住宅・宝物殿には国の重要文化財に指定された隠岐国驛鈴(駅鈴=…
隠岐の島の南、玄関口である西郷港近くの甲野原にある古社が玉若酢命神社(たまわかすのみことじんじゃ)。社伝では、日本武尊(やまとたけるのみこと)の父・景行天皇が皇子を各国に分置し、隠岐国に遣わされた大酢別皇子(おおすわけの…
隠岐の島町の横尾山(572.8m)から流出する那久川にかかる滝で、「日本の滝百選」に選定の名瀑が壇鏡の滝(だんぎょうのたき)。落差45mの雄滝(右)、落差約35mの雌滝(左)と2本が並んで懸かり、雄滝は滝の裏側の岩窟に回…
島根半島最西端の日御碕(ひのみさき)先端に建つのが出雲日御碕灯台。明治36年、日清戦争直後の海運振興のために全国に建てられた大型灯台のひとつで、国の重要文化財。灯塔の高さ43.65mは日本一というノッポな灯台です。Aラン…
日御碕(ひのみさき)の突端、出雲日御碕灯台近くに建つ日御碕神社。神の宮(上の宮)に素盞鳴尊(すさのおのみこと)、日沈宮(下の宮)に天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。『出雲国風土記』、『延喜式神名帳』に記され…
中海に浮かぶ大根島(松江市)は江戸時代、遠州(静岡県)の秋葉山からボタンを移植し、以後山陰一のボタンの産地となった場所。日本庭園由志園はその大根島にある1万坪という広大な日本庭園。ゴールデンウィーク頃には250種・2万本…
美保関灯台のある地蔵崎の入口、美保関の入江の奥に鎮座するのが美保神社。『出雲国風土記』に登場の歴史ある古社で、「国譲り神話」に登場する事代主命(ことしろぬしのみこと・恵比寿神)と三穂津姫命(みほつひめのみこと)が祭神。本…
敦賀半島の先端、敦賀湾の入口に建つのが立石岬灯台。明治14年7月20日に石油ランプで初点灯という歴史ある灯台で、日本海沿岸では角島灯台(山口県)に次ぐ、2番目に点灯した灯台です。当時は、日本の主要交易ルートだった北前船の…
島根半島最東端の地蔵崎に建つのが美保関灯台。石造りの灯台は明治31年11月に点灯した山陰最古のもので、明治期の灯台建築として学術的な価値も高く、国の重要文化財、Aランクの保存灯台に指定され、「日本の灯台50選」、「歴史的…
宍道湖に浮かぶ嫁ヶ島は、湖に落ちた若い嫁とともに浮かび上がったと伝えられる伝説の島。夕日の美しさで知られる宍道湖ですが、その湖畔のなかでも一等地というのが国道9号沿いの宍道湖夕日スポットあたり。眼前に浮かぶ嫁ヶ島がシルエ…
正式名を高麗山聖天院勝楽寺といい真言宗智山派(創建時は法相宗)の寺。668年に唐・新羅連合軍により滅亡した高句麗(コグリョ=古代に朝鮮半島北部にあった国)から日本に亡命した王族たちはその後現在の日高市に定住しましたが、そ…
高麗家は高麗神社の神職を代々務めてきた旧家。高麗王(こまのこにきし)という氏姓をヤマト王権から賜った高句麗(コグリョ)からの帰化人・高麗若光(こまのじゃっこう)を祖にする一族で、神職を勤める高麗神社の境内に建つのが慶長年…
現在の日高市は、古代、帰化人が先進の文明を伝えた土地。日高市が高麗の里(こまのさと)とも呼ばれているのは、716(麗亀2)年5月16日に高麗郡(こまのこおり)を置いたことに由来しています。その歴史を今に伝える神社が巾着田…
高麗川が蛇行し巾着(きんちゃく)の形になっているから名付けられたのが巾着田。直径500m、広さ22haの平地で、昔は水田として使われていました。現在は高麗の里(こまのさと)として園地化され、春のレンゲと桜、初夏のハナショ…
黒山三滝(くろやまさんたき)は、奥武蔵・越生町を流れる越辺川(おっぺがわ)支流に落ちる天狗滝、男滝、女滝の3つの滝の総称で県立黒山自然公園のシンボル的な存在。古くから修験道の行場であったため、男滝の脇には不動明王が祀られ…
秩父札所5番、小川山語歌堂は臨済宗南禅寺派の寺。観音堂には慈覚大師の作と伝えられ、「子返しの観音」の別名がある准胝観音(じゅんていかんのん)を安置し、除災、延命、救児などにご利益があります。准胝観音を祀る寺は西国札所11…
秩父札所の中で石仏の寺として名高いのが札所4番・金昌寺。山門の大わらじが印象的で、記念撮影の人気スポットになっていますが境内には1300体の石仏が配され、奥の院から山門まで一巡して拝観できる仕組み。本堂手前左に井戸が長命…
秩父札所3番の岩本山常泉寺は曹洞宗の寺で本尊は聖観音。抱くと子宝に恵まれる「子持石」、手漕ぎのポンプで汲み上げる霊泉「長命水」などがある山寺。観音堂は明治3年、秩父神社境内にあった蔵福寺が廃寺となる際に薬師堂を譲り受けて…