高月観音堂(大円寺)
湖北の「観音の里」と呼ばれる滋賀県長浜市にある曹洞宗の寺が高月観音堂(大円寺)。本尊・千手観音菩薩立像は、室町時代の仏像で高さは154.2cm。この千手観音は、戦国時代に賤ヶ岳の合戦の兵火から逃れて自ら岩上に立たれたと伝…
湖北の「観音の里」と呼ばれる滋賀県長浜市にある曹洞宗の寺が高月観音堂(大円寺)。本尊・千手観音菩薩立像は、室町時代の仏像で高さは154.2cm。この千手観音は、戦国時代に賤ヶ岳の合戦の兵火から逃れて自ら岩上に立たれたと伝…
滋賀県彦根市、彦根城下の中心にある浄土宗の寺が宗安寺(そうあんじ)。彦根藩初代藩主・井伊直政の正室・東梅院が安国寺を再興したのが始まり。もともとは箕輪城下(現・群馬県高崎市)にあった足利尊氏、足利直義開山の寺でしたが井伊…
滋賀県彦根市古沢町、彦根城の東北(表鬼門)の方角、大洞山の中腹にある真言宗醍醐派の寺、長寿院。急な石段を上った山門は、額縁となって彦根城が収まり、一幅の絵を見るような素晴らしさで、弁財天坐像を安置していることから「大洞弁…
滋賀県野洲市、野洲市立弥生の森歴史公園にあるユニークな博物館が日本古代史の謎とされる銅鐸のルーツを探り、その真相解明に迫る銅鐸博物館(野洲市立歴史民俗資料館)。銅鐸をシンボルとする野洲市のテーマ館的な存在で、館内では、銅…
滋賀県甲賀市甲賀町油日、鈴鹿山脈の南端、油日岳(あぶらひだけ/699m)を御神体とする神社で甲賀郡の総社。聖徳太子の創建と伝えられ、祭神の油日大神(あぶらひのおおかみ=油の火の神)は、中世には、勝軍神、油の火の神、商売繁…
滋賀県彦根市の佐和山山麓にある臨済宗の寺が龍潭寺(りょうたんじ)。井伊氏の始祖、藤原共保(ふじわらのともやす)以来の井伊家の菩提寺で、井伊家発祥の地である遠州井伊谷(いいのや=現在の浜松市北区引佐町井伊谷)から井伊直政が…
滋賀県甲賀市土山町にある道の駅が道の駅あいの土山。東海道を江戸から数えて49番目の宿場が土山宿。宿場近くを走る国道1号沿いの道の駅で、土山茶、焼杉細工、地元産の野菜などを直売する物産館が中心施設。「あいの土山」の名は、「…
滋賀県大津市、琵琶湖の大津港沖にある世界最大級の噴水がびわ湖花噴水。高さ40m、幅440mにわたって噴水が吹き上げる(大きさは10階建てのビルに相当)華麗な水のショーが観賞できます。放射噴水66本から出る1回の放水は約1…
滋賀県彦根市の東北、佐和山城のあった佐和山の麓にある曹洞宗の寺が清凉寺。彦根城を築いた2代藩主・井伊直孝が彦根藩祖・井伊直政の墓所、そして井伊家の菩提寺として創建。佐和山城は、戦国時代末期、石田三成の居城で、その時代に石…
滋賀県彦根市にある曹洞宗の寺、長松院(ちょうしょういん)。慶長7年2月1日(1602年3月24日)、佐和山城主で、彦根藩初代の井伊直政(いいなおまさ)は戦傷でガス壊疽にかかり病没。その遺志で善利川(現・芹川)の三角州で荼…
群馬県吾妻郡高山村、「県立ぐんま天文台」の近くにある明治43年開場の歴史ある牧場が、たかやま高原牧場。子持山(1296.2m)と小野子山(1208.3m)の北山腹、三国街道中山峠西側の標高650m~780mに広がる牧場。…
群馬県渋川市伊香保町にある天台宗の寺、水澤寺(水澤観音)。推古天皇の御代(554年~628年)に、上野国(こうずけのくに)の国司、高光中将(高野辺中納言の義弟)が菩提とするため推古天皇・持統天皇の勅願で高句麗の高僧・恵灌…
群馬県沼田市の北部、迦葉山(標高1322m)南麓に位置する曹洞宗の古刹が迦葉山弥勒寺(かしょうざんみろくじ)。高尾山、古峰神社とともに、関東三天狗として名高い寺でもあり、「天狗の霊峰」と呼ばれ、巨大な天狗面のある中峯堂(…
伊香保ロープウェイの見晴駅から徒歩5分、標高950mに位置するのが見晴展望台。上ノ山公園東側の突端に「ときめきデッキ」が設けられ高崎市街や赤城山、日光白根山、子持山、武尊山、谷川連峰、榛名外輪山を見渡す大パノラマを得るこ…
群馬県館林市楠町にある浄土宗の寺、善導寺。行基開山という伝承があるものの、天正18年(1590年)、館林城主になった徳川四天王のひとり、榊原康政が現在の館林駅前広場(竜の井)一帯に創建、榊原家の菩提寺としたもので、平成2…
三重県伊賀市にある俳聖・松尾芭蕉を顕彰するミュージアムが芭蕉翁記念館。松尾芭蕉は、正保元年(1644年)、伊賀上野で生誕。昭和34年に建てられた記念館は、校倉様式を取り入れた高床式の鉄筋コンクリートの建物に、収集した資料…
三重県伊賀市にある菅原道真を祭神とする社が上野天神宮(菅原神社)。寛文12年(1672年)、松尾芭蕉が江戸に出る前に、処女句集『貝おほひ』を奉納し、文運を祈願したことでも有名な伊賀上野の氏神です。『上野天神祭のダンジリ行…
三重県伊賀市大山田地区の山中にある真言宗智山派の寺、新大仏寺。建長2年(1202年)、東大寺を再建した高僧、俊乗坊重源(しゅんじょうぼうちょうげん)の開基で、源頼朝が後鳥羽法皇の勅願寺として創建。快慶作の毘盧舎那如来坐像…