東大寺・二月堂
大仏開眼の大供養が行なわれた752(天平勝宝4)年に始まった歴史ある行事が、東大寺・二月堂に伝わる『修二会』(しゅにえ・正しくは十一面悔過、通称「お水取り」)。現存する東大寺・二月堂は、1667(寛文7)年、「お水取り」…
大仏開眼の大供養が行なわれた752(天平勝宝4)年に始まった歴史ある行事が、東大寺・二月堂に伝わる『修二会』(しゅにえ・正しくは十一面悔過、通称「お水取り」)。現存する東大寺・二月堂は、1667(寛文7)年、「お水取り」…
世界遺産「古都奈良の文化財」の構成資産である薬師寺。人数に限りがありますが、例年、除夜の鐘を撞くことができます。例年は12月31日、23:30頃から白鳳伽藍にある鐘楼で除夜の鐘の所作が始まり、僧侶による読経の後、5人1組…
東大寺の梵鐘は、大仏開眼と同年の752(天平勝宝4)年の鋳造といわれ、高さ3.86m、口径2.71m、重さ26.3tの大鐘。平重衡(たいらのしげひら=平清盛の五男)の南都焼討で焼失後、鐘を吊るした鐘楼は鎌倉時代の承元年間…
東大寺で現存する最古の遺構が国宝の法華堂。三月堂とも呼ばれ、733年(天平5)の創建と伝わっています。旧暦の3月に『法華経』を講義する法会『法華会』(ほっけえ)が行なわれたことから、法華堂の名と三月堂の通称が生まれました…
東大寺は、741(天平13)年、聖武天皇の詔で、国家鎮護のため諸国に建立を命じた国分寺(金光明四天王護国之寺)と国分尼寺(法華滅罪之寺)の総本山。南側から南大門、中門、金堂(仏殿)、講堂と続く東大寺式伽藍配置は、諸国の国…
東大寺南大門の創建は奈良時代ですが、当初のものは平安時代に大風で倒壊。現存する南大門は、鎌倉時代、東大寺を復興した重源上人(ちょうげんしょうにん)により再建されたもので、1199(正治元)年から4年の歳月をかけ建てられた…
徳島県阿南市にある四国八十八ヶ所霊場第22番札所が平等寺。寺伝によると792(延暦11)年、空海(弘法大師)がこの地で修行中、母親の厄除け祈願をしていたところ空中に五色の雲がたなびき、薬師如来を感得。100日の修行ののち…
春日大社は、主な社殿を取り囲むように鮮やかな朱塗りの回廊があります。二之鳥居をくぐり、表参道を歩いて春日大社の拝殿に向かうと、南回廊に設けられた南門があります。春日大社本殿の正面に位置するのが重層の南門で国の重要文化財。…
徳島県阿南市にある八十八ヶ所霊場第21番札所が太龍寺(たいりゅうじ)。20番の鶴林寺からは徒歩3時間。「一に焼山(焼山寺)、二にお鶴(鶴林寺)、三に太龍(太龍寺)」といわれる阿波の三難所の一つで、標高600.1mの太竜寺…
駿府城に家康を見舞った藤堂高虎(とうどうたかとら)の上野の屋敷地に建立された徳川家康、吉宗、慶喜を祀る神社で、正式名称は東照宮。明治以前は東叡山寛永寺の一部だったが、明治の神仏分離で神社として独立しています。出世、勝運、…
お水取りで知られる東大寺・二月堂の『修二会』(しゅにえ)の正式名称は「十一面悔過」(じゅういちめんけか)。二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔(さんげ)することを意味しており、僧侶たちが世の中の罪や穢(けがれ…
徳川将軍家の菩提寺として、天海僧正が創建した寛永寺。1625(寛永2)年、3代将軍・徳川家光の時代に貫主の住坊となる本坊が建てられました。本坊があったのは現在の東京国立博物館の敷地。慶応4年5月15日(1868年7月4日…
東大寺の鐘楼に架かる大鐘は、大仏開眼と同年の752(天平勝宝4)年の鋳造で国宝。この天平の大鐘を除夜の鐘に撞くことができます。先着800名に限るので、整理券を獲得する必要があります。佐保川蛍、東大寺鐘、三笠山雪、春日野鹿…
上野公園に建つ、明治5年創業の西洋料理の草分け上野精養軒。その近くにあるのが大仏パゴダ。関東大震災で崩れ落ちるまで、この大仏山と称する地には大仏が鎮座していました。現在では薬師仏を祀るパゴダ様式の祈願塔と志納所があり、大…
社伝では、10代崇神天皇8年(西暦前90年)創建と伝えられる堺市にある古社が方違神社(ほうちがいじんじゃ)。仁徳天皇陵の北、田出井山古墳(反正天皇陵)に隣接し、河内・和泉・摂津の三国境で三国山、三国丘と称される地に鎮座し…
群馬県太田市にあるさざえ堂で有名な曹源寺。寺伝によれば新田氏の祖である新田義重(にったよししげ=源義家の孫)が京から迎えた祥寿姫(しょうじゅひめ)の菩提を弔うため、1187(文治3)年に創建された寺。注目は、江戸時代に建…
大洗海岸(茨城県大洗町)の磯の中に建つ鳥居で、大洗磯前神社(おあらいいそさきじんじゃ)の神域となっているのが大洗海岸神磯鳥居。正月には鳥居の上から昇る初日の出を拝もうとする参拝者とカメラマンで大いに賑わいをみせるスポット…
856(斉衡3)年の創建と伝わる茨城県大洗町の古社が大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)。祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)で家内安全、商売繁盛、開運厄除などにご利益があります。