宇土城
熊本県宇土市にある小西行長が築いた平山城(近世城郭)が宇土城(うとじょう)。豊臣政権下で水軍を率いた小西行長は、天正15年(1587年)の九州平定、天正16年(1588年)の肥後国人一揆の討伐の功から肥後国(現・熊本県)…
熊本県宇土市にある小西行長が築いた平山城(近世城郭)が宇土城(うとじょう)。豊臣政権下で水軍を率いた小西行長は、天正15年(1587年)の九州平定、天正16年(1588年)の肥後国人一揆の討伐の功から肥後国(現・熊本県)…
三重県熊野市にある中世から近世の過渡期に築かれた平山城が赤木城(あかぎじょう)。藤堂高虎が縄張りし、築城したという曲輪群が残され、続日本100名城に選定。江戸時代初期の北山一揆で処刑された刑場跡とともに、「赤木城跡及び田…
京都府京都市伏見区にある江戸時代を通し、山城国唯一の大名家の居城(淀藩の藩庁)だったのが淀城。桂川と宇治川の舟運で都に運ばれる物資を陸揚げする川湊を控えた交通の要衝を守備する城で、譜代大名の居城でした。本丸石垣、穴蔵式天…
岐阜県恵那市明智町の東側にそびえる標高530mの城山の頂上に位置する平山城が明知城(あけちじょう)。戦国時代に三河と信濃の国境に近い東濃の要衝だった明智。戦国時代、白鷹城とも呼ばれた明知城は、戦国時代に攻防の地となった城…
滋賀県近江八幡市、水郷風景が広がる近江八幡の町並みから見上げるようにそびえているのが標高271.8mの鶴翼山(八幡山)。豊臣秀吉の甥で、豊臣秀次が天正13年(1585年)に築いた八幡山城(近江八幡城)の城跡で、山麓から山…
滋賀県甲賀市水口町、水ロ藩2万5000石の居城だった水口城(みなくちじょう)の本丸跡に建つのが水口城資料館。かつての本丸・乾矢倉(いぬいやぐら)を復元した水口城資料館では、将軍上洛の際に宿館となった水口城の模型や、水口藩…
滋賀県彦根市古沢町にある中世の山城が佐和山城。織豊政権下で、畿内と北陸や東国を結ぶ要衝に位置するため織田信長の宿老・丹羽長秀、豊臣秀吉の五奉行のひとり石田三成が居城とし、藩政時代には近世的城郭として彦根城を築くまで井伊直…
群馬県館林市にある、江戸時代に館林藩の藩庁となった城が館林城(たてばやしじょう)。中世城郭の築城時期、築城者については諸説あり定かでありませんが、近世的な城郭は、徳川四天王のひとり、榊原康政(さかきばらやすまさ)が城沼(…
和歌山県田辺市、田辺市を流れる会津川の河口、錦水公園の一角にあるのが田辺城水門跡。慶長11年(1606年)、紀伊和歌山藩初代藩主・浅野幸長(あさのよしなが)の家老・浅野知近(あさのともちか)が築城。その後、すぐに廃城とな…
愛知県岡崎市井田町にあった中世の城が井田城。徳川家康生誕の岡崎城と、徳川家(松平家)の菩提寺・大樹寺(だいじゅじ )を結ぶ線の中間という、重要な位置にあり、徳川四天王(酒井忠次・本多忠勝・榊原康政・井伊直政)の…
京都市伏見区桃山町、大坂と用を結ぶ水運の要衝の地・伏見に豊臣秀吉が隠居所として築いた豪壮な城が伏見城。現在は2代目の伏見城(木幡山伏見城)城跡一帯が伏見桃山城運動公園として整備されています。模擬天守も建っていますが、本丸…
愛知県一宮市木曽川町黒田にある中世の平城の跡が黒田城。鎌倉と京を結ぶ鎌倉街道沿い、美濃国との国境となる木曽川に近い要衝で、天文年間の初め(1532年以降)、岩倉城主・織田信安(織田信長の一族とは別)の家老・山内盛豊(やま…
岐阜県可児市にある土岐明智氏の居城で、明智光秀生誕の城といわれるのが明智城(明智長山城)。鎌倉時代後期、康永元年(1342年)、長山に土岐頼兼(ときよりかね)が城を築いたのが始まりとされ(『美濃国諸旧記』)、土岐頼兼は、…
奈良県奈良市柳生町、寛永19年(1642年)、柳生藩初代藩主・柳生宗矩(やぎゅうむねのり)が菩提寺の芳徳寺建立後、3年を費やして建てた坪数1347坪(『柳生藩日記』)の陣屋の跡が旧柳生藩陣屋跡。徳川家の剣術指南役だった柳…
愛知県名古屋市中区、現在の真宗大谷派名古屋別院(東別院)境内にあった中世の城跡が古渡城(ふるわたりじょう)。天文3年(1534年)、織田信長の父・織田信秀(おだのぶひで)が三河を睨んで築城した城で、織田信長は、天文15年…
愛知県稲沢市と愛西市との境、日光川沿いにある中世の城跡が勝幡城(しょばたじょう)。織田信長の祖父・織田信定(おだのぶさだ)が尾張国の海西郡を手中に治めた永正年間(1504年~1521年)に築城された城で、近年の研究で、織…
宮城県仙台市青葉区、仙台城(青葉城)の本丸跡、青葉城本丸会館の一角にあるのが青葉城資料展示館。仙台城(青葉城)、仙台藩、そして藩主・伊達家に関する実物資料、パネル、模型などを展示するほか、CGで、仙台城や城下町を再現し、…
神奈川県小田原市、、小田原駅の南西側の丘陵上、県立小田原高校東、東海道本線沿いの高台が小田原城の八幡山古郭東曲輪(はちまんやまこかくひがしくるわ)。15世紀末、北条早雲の時代の小田原城の曲輪で、小田原城を取り囲んだ全周9…