松山城
愛媛県松山市街の中心、標高131.4mの勝山に建つ松山城は、秀吉の家臣で賤ヶ岳合戦の「七本槍」の一人、加藤嘉明(かとうよしあきら)が25年の歳月を費やし寛永4年(1627年)に築城した平山城。天守など21棟が現存し、国の…
愛媛県松山市街の中心、標高131.4mの勝山に建つ松山城は、秀吉の家臣で賤ヶ岳合戦の「七本槍」の一人、加藤嘉明(かとうよしあきら)が25年の歳月を費やし寛永4年(1627年)に築城した平山城。天守など21棟が現存し、国の…
道後温泉(愛媛県松山市道後町)の温泉街の南、小高い丘陵で、現在道後公園となっている一帯が中世の名城、湯築城(ゆづきじょう)の城跡。足利尊氏が建武政権に叛旗を翻した建武2年(1335年)頃、伊予国守護・河野通盛の代に築城さ…
大洲城(おおずじょう)は、元弘元年(1331年)に伊予守護職・宇都宮豊房(うつのみやとよふさ)が城郭を築いたのが始まり。肱川(ひじかわ)の蛇行を利用し地蔵岳に建てられた平山城で、文禄4年(1595年)に、築城の名手として…
太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)の参道と、津和野城跡を結ぶ津和野町営のリフト。山麓から歩けば40分以上かかるところを、リフトを利用すれば津和野城の主郭まで徒歩15分ほどで到達できます。料金などは津和野町城跡観光…
津和野城は、津和野を眼下にする標高347.5mの霊亀山山上にあった典型的な山城の跡で国の史跡。吉見頼行が、鎌倉時代の永仁3年(1295年)から30年を費やして築城したのが始まり。現存する石垣などは関ヶ原合戦以降のもの。山…
池田氏岡山藩31万5000石の居城で藩政時代、岡山藩の藩庁が岡山城。天正元年(1573年)、宇喜多秀家の父・宇喜多直家がそれまでの居城である亀山城(沼城)から石山城(岡山城)に入城。西国街道を城下に入れ、城下町を整備した…
明石城は元和2年(1619年)、徳川家康の曾孫で明石、三木、加古、加東の4郡10万石を領した小笠原忠真(おがさわらただざね)が将軍家と姫路藩・本多家の支援を受けて築いた城が明石城。城跡は県立明石公園として整備され、往時の…
近江守護で湖東、湖南地方を支配した佐々木六角氏の居城で国の史跡になっているのが近江八幡市安土町にある観音寺城。標高432.7mの繖山(きぬがきやま=観音寺山)全体を城域とし、要所に土塁・石塁をめぐらし、大小多くの郭を配し…
「近江を制する者は天下を制す」といわれた湖国・近江(滋賀県)で、戦国時代に重要な位置にあったのが浅井(あざい)3代の居城となった小谷城。標高495.1mの小谷山は天然の要害で、山麓の城下町(伊部宿)には北陸と東海を結ぶ北…
滋賀県長浜市の小谷山(おだにやま・標高495.1m)にあり、浅井(あざい)家が3代にわたって居城とした中世の山城で国の史跡が小谷城(おだにじょう)。大永4年(1524年)頃に浅井亮政(あざいすけまさ)が自然の地形を巧みに…
加賀百万石のシンボル、金沢城は、加賀藩主・前田家の居城。天正11年(1583年)、前田利家により本格的な築城が開始されました。天明8年(1788年)築の石川門、安政5年(1858年)に再建された三十間長屋は、そして鶴丸倉…
石川県七尾市、城山と通称される七尾湾を一望する標高300mほどの尾根上に位置するのが中世の山城、七尾城。七尾という名は、この山城を守る7つの尾根(松尾・竹尾・梅尾・菊尾・亀尾・虎尾・龍尾)に由来する地名です。城が築かれた…
北海道・東北には財団法人日本城郭協会が「日本100名城」に選定する城郭が13あります。しかも栄えある「日本100名城」のNo.1は、根室半島チャシ跡群(北海道根室市)。100名城のうち唯一の近世アイヌの築いたチャシです。…
江戸幕府が倒れ、大政奉還(たいせいほうかん)が行なわれたのが、慶応3年(1867年)。これに不満をもった旧幕臣の榎本武揚(えのもとたけあき)らが占拠し、最後の砦となったのが、箱館(北海道函館市)の五稜郭(ごりょうかく)で…
津山盆地(岡山県津山市)の中央にある小高い丘に建つ平山城の城跡が津山城で、姫路城、松山城と並んで日本三大平山城にも数えられています。鶴が羽根を広げたように見えることから、別名「鶴山城」(かくざんじょう)とも呼ばれ、その城…
人吉盆地(熊本県人吉市)にある人吉城は、鎌倉時代の建久4年(1193年)、相良氏が人吉の地頭に任じられた際に築城された山城。以来、明治維新に至るまで、35代670年にわたって相良氏が城主を務めるという稀有な城となっていま…
朝来山の中腹にある県立の自然公園で、「天空の城」と呼ばれる竹田城が雲海の上に浮かぶ姿を眺める展望台として有名。駐車場から第2展望台まで徒歩20分、もっとも眺めのいい第1展望台まで徒歩40分。春にはソメイヨシノや山桜が咲き…
徳川家康の命により、池田輝政が普請総奉行を務め、天下普請で築かれた篠山城。天下慶長14年(1609年)、篠山城築城と同時に完成したのが大書院です。籠城時に天守は不要という家康の考えから、天守も持たない実戦的な城でしたが、…