映画『あした』ロケセット(兼吉バス待合所)
尾道水道を尾道市街から向島側へ渡る尾道渡船(尾道・土堂桟橋〜向島・兼吉桟橋)。向島の兼吉桟橋に隣接して建つ市営バスの待合所が兼吉バス待合所。大林宣彦監督の新尾道三部作の2作目となる映画『あした』(平成7年公開)のなかで呼…
尾道水道を尾道市街から向島側へ渡る尾道渡船(尾道・土堂桟橋〜向島・兼吉桟橋)。向島の兼吉桟橋に隣接して建つ市営バスの待合所が兼吉バス待合所。大林宣彦監督の新尾道三部作の2作目となる映画『あした』(平成7年公開)のなかで呼…
尾道市と向島を隔てる尾道水道を往復する渡船(車が積載できるフェリー)のひとつで地元では「一円ぽっぽ」と親しまれてきたのが福本渡船。大林宣彦監督の映画『さびしんぼう』(昭和60年、『尾道三部作』完結編)で主人公・井上ヒロキ…
社伝によれば淀川鎮守の社として淀川河口の中洲に祀られたのが始まりという古社。伊予・大三島(愛媛県今治市)の大山祇神社、伊豆(静岡県三島市)の三嶋大社とともに「三三島」(さんみしま)と呼ばれ、三島神社(山祇神社)のルーツと…
「瀬戸内しまなみ海道」(西瀬戸自動車道)の走る芸予諸島北部、愛媛県今治市の大三島(おおみしま)宮浦港の東に位置する大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)。創建の歴史は古く、神話の時代、神武天皇の東征に先駆けて芸予海峡の要衝で…
平清盛(たいらのきよもり)は安芸(あき=広島県)の宮島に厳島神社を創建し、平家の氏神としていますが、兵庫津(神戸)に日宋貿易用に大輪田泊(おおわだのとまり)を築港する際にも厳島神社の分霊を勧請して要所7ヶ所に弁天社を建立…
四国八十八ヶ所霊場は、「発心の道場」である阿波(あわ=徳島県)の霊場23ヶ所を終えると、国をこえて土佐国、現在の高知県へと入り、「修行の道場」が始まります。室戸岬にある24番・最御崎寺(ほつみさきじ)に始まり、土佐路の西…
農業、飲料、発電などの用途で、利水のために築いた水路が疎水(そすい)。そのなかでもベスト3に選ばれるのが三大疎水。福島県の安積疏水(あさかそすい)、栃木県の那須疎水、そして琵琶湖の水を京都に引いた琵琶湖疏水の3ヶ所が三大…
愛媛県松山市にある円明寺(えんみょうじ)は、聖武天皇の勅願により行基が開基したと伝わる真言宗豊山派の寺。四国八十八ヶ所霊場第53番札所で、本尊は阿弥陀如来。創建当時は海岸にあり、海岸山圓明密寺と称していたとのこと。後に空…
太山寺(たいさんじ)は、愛媛県松山市にある真言宗智山派の寺で、四国八十八ヶ所霊場第52番札所。山号は瀧雲山(りゅううんざん)。寺伝によれば用明2年(585年)頃創建され、天平11年(739年)、聖武天皇の勅願をうけて、行…
愛媛県松山市の道後温泉の近くにある真言宗豊山派の古刹、石手寺(いしてじ)。四国八十八ヶ所霊場第51番札所で、山号は熊野山、本尊は薬師如来。神亀5年(728年)、聖武天皇の勅願により創建され、もとは安養寺と称し法相宗の寺で…
愛媛県松山市の松山市街を見下ろす高台にあり、瀬戸内海を一望する古刹が繁多寺(はんたじ)。四国八十八ヶ所霊場第50番札所で、本尊は薬師如来。創建は、天平勝宝年間(749年〜757年)、孝謙天皇の勅願で行基が開いたとされ、当…
愛媛県松山市にある真言宗豊山派の古刹で、四国八十八ヶ所霊場第49番札所が浄土寺。本尊は釈迦如来。天平勝宝年間(749年〜757年)、孝謙天皇の勅願寺として、恵明上人が行基彫造の釈迦如来像を本尊として祀り、開創。後に荒廃し…
愛媛県松山市にある西林寺は、天平13年(741年)、行基により開基したと伝えられる古刹で、四国八十八ヶ所霊場第48番札所。本尊は十一面観音像。当初は現在の松山市小野播磨塚あたりにありましたが、大同2年(807年)、空海(…
水利が悪く不毛の大地だった郡山の安積原野(あさかげんや)に猪苗代湖からの水を引いた明治時代の大事業で開削された用水が安積疏水(あさかそすい)。琵琶湖疏水(滋賀県、京都府)、那須疎水(栃木県)と並んで日本三大疎水にも数えら…
四国八十八ヶ所を順打ちに1番から始めると、阿波国(あわのくに)つまりは、徳島県が発心の道場。発心(ほっしん)とは、菩提心を起こすこと。遍路に旅立つ決意をして、空海(弘法大師)と「同行二人」での遍路が始まるぼがこの徳島県な…
那須野ヶ原に農業、飲料の用水を供給するために、明治18年、栃木県令(県令=廃藩置県、藩知事廃止後、明治4年〜19年に置かれた県の長官)・三島通庸(みしまみちつね)、さらには地元の実業家・矢板武(やいたたけし)、印南丈作(…
徳島県鳴門市にある霊山寺は、室町時代には、大寺院として栄えた古刹で、四国八十八ヶ所霊場第1番札所。つまりは「発願の寺」。奈良時代の天平年間、聖武天皇の勅願により行基菩薩が開山。空海がここで21日間修行をした際に、四国八十…
徳島県鳴門市にある極楽寺は、四国八十八ヶ所霊場第2番札所で、行基の開基と伝えられる高野山真言宗の古刹。札所1番の霊山寺から徒歩で20分ほどの位置という近さです。寺伝では、弘仁6年(815年)、空海がこの地を訪れ、37日間…