高津戸峡
日光市と沼田市の境界に聳える皇海山(すかいさん/2143.6m)を源にする渡良瀬川(わたらせがわ)の高津戸ダムのすぐ下流にある峡谷が高津戸峡。群馬県みどり市大間々市街地のすぐ西にありながら、「関東の耶馬渓」とまで称される…
日光市と沼田市の境界に聳える皇海山(すかいさん/2143.6m)を源にする渡良瀬川(わたらせがわ)の高津戸ダムのすぐ下流にある峡谷が高津戸峡。群馬県みどり市大間々市街地のすぐ西にありながら、「関東の耶馬渓」とまで称される…
土釜(どがま)は徳島県つるぎ町の一宇地区と貞光地区の境の一字峡に位置し、吉野川の支流・貞光川の狭い峡谷の河床にできた釜状の甌穴(おうけつ=ポットホール)。落差7mの滝が3段になって流れ落ちる滝壺の形が釜のように見えること…
菊池市の菊池渓谷にある滝で「日本の滝百選」にも選定されているのが四十三万滝。環境省の「名水百選」に選ばれた菊池水源は菊池川の源流ですが、湧き出した水は阿蘇外輪山の外側斜面を急流となって流れ下っています。四十三万滝の落差は…
広島県安芸太田町の景勝地、三段峡(国の特別名勝)。黒淵、猿飛、三段滝、三ツ滝と並んで三段狭の五大景観の一つに数えられる落差11m、幅5mの豪快な滝が二段滝。かつてはその名の通り2段になって落下していましたが、昭和63年に…
岡山県県北西部、新見市井倉にあり、高梁川(たかはしがわ)の両岸に高さ250mもの絶壁となって約8kmも続く峡谷が井倉峡。これは、高梁川が阿哲石灰岩層群(秩父古生層)、三郡変成岩類(変成された秩父古生層)で構成されるカルス…
岡山県北部、鏡野町の奥津温泉の3kmほど下流に位置する国の名勝に指定される美しい渓谷が奥津渓(おくつけい)。天狗岩や鮎返しの滝など「奥津八景」と呼ばれる奇岩や滝が約3kmに渡り連続する景勝地で、花崗岩でできた河床には天然…
明治の文豪、大町桂月(おおまちけいげつ)が「幽渓の寂漠を破って壮観比なし」と記した奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)を代表する景観が阿修羅の流れ(あしゅらのながれ)。大町桂月はとくに阿修羅の流れ上流の「川千島」を奥入瀬渓流…
岩手県一関市の景勝地、厳美渓(げんびけい)は栗駒山を源に流れる磐井川の渓谷。奇岩、怪石が2kmに渡って続き国の天然記念物に指定されています。須川岳爆発の初期に噴出、堆積した石英安山岩が急流に削られ美しい峡谷となったもの。…
岩手県一関市にある猊鼻渓(げいびけい)は北上川の支流、カルスト台地を流れる砂鉄川沿いの渓谷で、大正14年に岩手県最初の名勝に指定され、天然記念物にもなる景勝地。猊鼻渓という名は、侵食された鍾乳石の獅子ヶ鼻(猊=獅子のこと…
層雲峡温泉を流れる石狩川の石北峠方面に6kmほど上流が大函(おおばこ)。新大函トンネルを抜けたところにあるのが層雲峡屈指の景勝地である大函(おおばこ)。以前は小函から石狩川沿いに景勝が続いていましたが、層雲峡小函天城岩崩…
比良山系・武奈ケ岳(1214.4m)の中腹にある瀑布群で、滋賀県で唯一、日本の滝百選に選定されるのが八ツ淵の滝。下流から魚止の淵、障子ヶ淵、唐戸の淵、大摺鉢、小摺鉢、屏風ヶ淵、貴船ヶ淵、七遍返し淵(しちへんがえしぶち)と…
秩父山系の主峰、金峰山(きんぷさん=甲州御岳山/標高2595m)を源とする、荒川の中流にある美しい渓谷が昇仙峡(御岳昇仙峡)。下流の天神森・長潭橋(ながとろばし)から上流の仙娥滝までの約5kmは、奇岩怪石が随所に見られる…
奥秩父、国師ヶ岳山系の大瀑布群で、清流が浸食したV字谷が、西沢渓谷。「西の大杉谷、東の西沢渓谷」と呼ばれ、東日本を代表する渓谷美となっています。東沢渓谷はいまだに熟達者だけに許される沢登りルートですが、西沢渓谷は不動小屋…
ほぼ全域が「耶馬日田英彦山国定公園」に含まれる国の名勝が大分県中津市の耶馬渓(やばけい)。なかでも絶景として知られる岩峰群が、青の洞門の背後にそびえる競秀峰(きょうしゅうほう)です。青の洞門を南の青集落へと抜け直下から仰…
大分県中津市、本耶馬溪(ほんやばけい)の代表的な景勝地、競秀峰。山国川に面した岩峰が1kmに渡って屏風を開いたように連なり、奇岩、秀峰の雄大な輪郭に、渋味のある岩肌が加わる最大の見どころ。その裾に江戸時代に手掘りされたの…
新潟県十日町市、魚沼丘陵南端部に位置し、上信越高原国立公園に含まれる大渓谷が清津峡(きよつきょう)。清津川沿いの清津峡温泉から八木沢まで、約13kmにわたって深く切れ込んだ峡谷が続きます。閃緑ひん岩(せんりょくひんがん)…
黒山三滝(くろやまさんたき)は、奥武蔵・越生町を流れる越辺川(おっぺがわ)支流に落ちる天狗滝、男滝、女滝の3つの滝の総称で県立黒山自然公園のシンボル的な存在。古くから修験道の行場であったため、男滝の脇には不動明王が祀られ…
和船でのんびりと長瀞を観賞するのが秩父鉄道が運航する長瀞ライン下り(荒川ライン下り)。親鼻橋から岩畳まで下るAコース(3km)と、岩畳から高砂橋の少し先までを下るBコース(3km)、通しで乗るCコース(6km)の3コース…