伊勢国分寺跡
天平13年(741年)、聖武天皇の詔(みことのり)で、諸国に建設された国分寺(国分僧寺=正式名は金光明四天王護国之寺)のうち、伊勢国(現在の三重県)に築かれた国分寺の跡が伊勢国分寺跡。三重県鈴鹿市国分町の鈴鹿川左岸の段丘…
天平13年(741年)、聖武天皇の詔(みことのり)で、諸国に建設された国分寺(国分僧寺=正式名は金光明四天王護国之寺)のうち、伊勢国(現在の三重県)に築かれた国分寺の跡が伊勢国分寺跡。三重県鈴鹿市国分町の鈴鹿川左岸の段丘…
現在の三重県の伊賀地方、志摩地方を除く大部分が伊勢国(いせのくに)。現在の県庁所在地にあたる国府があったのが鈴鹿市。鈴鹿川中流北側の河岸段丘上にある長者屋敷遺跡と呼ばれる場所からは、古代の瓦などが大量に出土し、発掘調査か…
天平13年(741年)、聖武天皇の勅願によって全国に建立された国分寺(金光明四天王護国之寺)のひとつで、若狭国に建立された国分寺の後継寺院が福井県小浜市国分にある曹洞宗の寺、若狭国分寺。創建当初の国分寺は、地方豪族の氏寺…
奈良時代、聖武天皇の詔で全国66ヶ国に1ヶ寺ずつ設置された国分寺(金光明四天王護国寺)のひとつ備後国分寺の後継寺院で広島県福山市にあります。奈良時代創建の備後国分寺は、戦国時代には衰退し、天文7年(1538年)の神辺の合…
奈良時代、聖武天皇の詔で全国66ヶ国に1ヶ寺ずつ設置された国分寺(金光明四天王護国寺)のひとつ、安芸国分寺(あきこくぶんじ)。安芸国(現在の広島県の西部地域)の国分寺は現在の東広島市西条町に建てられました。発掘調査によっ…
京築地域(けいちくちいき=北九州地方の南東側)は、豊の国といわれた古代から畿内と九州、大陸とを結ぶ交易の要衝。7世紀末〜8世紀初頭には、豊の国が周防灘に面する豊前と豊後に分割されています。豊前の国府が置かれた場所は長い間…
天平13年(741年)に聖武天皇の「国分寺建立の詔」によって建てられた国分尼寺のひとつ、豊前国に建てられた国分尼寺の跡と推測されている場所が福岡県みやこ町徳政にある豊前国分尼寺跡。豊前国分寺跡の東200mほどの場所に位置…
天平13年(741年)に聖武天皇の「国分寺建立の詔」によって諸国に建てられた国分寺(金光明四天王護国之寺)のひとつで、豊前国に建てられた国分寺の跡が福岡県京都郡みやこ町にある豊前国分寺跡。現存する堂宇は後継寺院として藩政…
岡山県総社市、備中国分寺(備中国分寺の後継寺院)と礎石などの残る備中国分寺跡の東に位置する古代の寺院跡が備中国分尼寺跡。天平13年(741年)、聖武天皇の詔(みことのり)により、全国に建立された国分尼寺(法華滅罪之寺)の…
天平13年(741年)に聖武天皇の詔(みことのり)で諸国に一寺ずつ造られた国分寺(金光明四天王護国之寺)のひとつで備中国(びっちゅうのくに=現在の岡山県西部)に建立されたのが備中国分寺。岡山県総社市にある後継寺院、備中国…
律令時代(8世紀中頃~10世紀後半)の近江国の国府は、滋賀県大津市の瀬田唐橋東1kmの丘陵上、現在の大江三丁目・大江六丁目・三大寺あたりにあったことが判明しています。現在の滋賀県庁の跡にあたる近江国庁跡の遺構が昭和38年…
天平13年(741年)、聖武天皇の詔(みことのり)により建立された佐渡最古の寺が佐渡国分寺。七堂伽藍を構えていたが享禄2年(1529年)に火災で焼失し、享禄4年(1531年)に再建されています。当時の金堂、講堂の礎石は境…
伊賀市にある伊賀国分寺跡の東200mほどのところにあるのが、長楽山廃寺跡(ちょうらくさんはいじあと)。長楽山は寺号ではなく、一帯の地名。つまり長楽山地区にある廃寺という意味です。この古代にあった寺が実は聖武天皇の詔(みこ…
天平13年(741年)、聖武天皇の詔(みことのり)で全国に造られた国分寺(金光明四天王護国之寺)のひとつが伊賀市にある伊賀国分寺。伊賀国分寺跡は、伊賀市街地の東方、名阪国道に隣接していますが、立体交差(高規格道路)のため…
三重県埋蔵文化財センターと上野市教育委員会(当時/現在、上野市は伊賀市に)による発掘調査で判明した古代・伊賀国の政庁、伊賀国庁跡。木津川の支流、柘植(つげ)川右岸の段丘上に位置しています。政庁跡は東西、南北ともに41mの…
聖武天皇が遷都した紫香楽宮(甲賀宮)の南1kmの地にある古代寺院の跡。当初ここが紫香楽宮跡と推測され、国の史跡「紫香楽宮跡」となりましたが、近年の発掘調査で宮町遺跡が内裏跡だと判明し、内裏野地区は、聖武天皇が盧舎那仏建立…
天平13年(741年)に聖武天皇が仏教による国家鎮護のために諸国ごとに建立された国分寺ですが、越後の国分寺の位置はいまだに解明されていません。越後国の国府は、頸城郡(くびきぐん)にあったとされ、現在の上越市国府地区にあっ…
地方政治の祭政一致を目的に、聖武天皇が天平13年(741年)に諸国に勅願して建立した国分寺(金光明四天王護国之寺)。美濃国分寺跡は、大官大寺式伽藍配置の国分寺の寺域すべてが現存する全国唯一という貴重な史跡。昭和43年から…