大内峠(下野街道)
福島県南会津郡下郷町と会津若松市との境にあるかつての下野街道(しもつけかいどう)の難所が大内峠(おおうちとうげ)。大内峠周辺には約10kmの古道と三郡境の塚(大内峠北側)、大内峠茶屋跡(茅葺きの茶屋を復元)、大内峠一里塚…
福島県南会津郡下郷町と会津若松市との境にあるかつての下野街道(しもつけかいどう)の難所が大内峠(おおうちとうげ)。大内峠周辺には約10kmの古道と三郡境の塚(大内峠北側)、大内峠茶屋跡(茅葺きの茶屋を復元)、大内峠一里塚…
群馬県前橋市を流れる広瀬川の河畔、厩橋(うまやばし)近くに建つのが広瀬川美術館。昭和23年築の木造2階建ての建物は、郷土出身の画家で二紀会審査委員・近藤嘉男(こんどうよしお)氏の自宅兼アトリエだったもので、平成9年に美術…
群馬県渋川市の伊香保温泉に、街道時代に置かれた関所が、伊香保関所(伊香保口留番所)。江戸から越後に至る三国街道裏往還(金井宿・杢ヶ橋関所~須川宿)の要所だった伊香保村口留番所を復元した建物で、伊香保温泉石段街の基部に位置…
群馬県藤岡市白石にある藤岡市内の遺跡から出土した文化財を収蔵する埋蔵文化財収蔵庫が藤岡歴史館。常設展示室が設けられ、無料で見学が可能。群馬県は巨大な古墳が築かれた古代から、富岡製糸場に代表される近代に至るまでの文化財の宝…
群馬県館林市にある周囲は8kmの細長い沼、城沼(じょうぬま)。東武伊勢崎線・佐野線・小泉線の館林駅から徒歩20分という市街地にあり、鶴生田川が広くなった部分が城沼。沼畔にはツツジの名所として知られる群馬県立つつじが岡公園…
群馬県前橋市にある、律令制の衰退期に誕生した古社が、上野国総社神社(正式名は總社神社)。古代、国府に赴任した国司は、一之宮から順に二之宮、三之宮と国内の神社を巡拝する習わしがありましたが、それを簡素化するために、国内の神…
群馬県伊勢崎市を走るJR両毛線(りょうもうせん)沿いにある古墳がお富士山古墳。墳丘長125mの前方後円墳で、後円部の上には富士山信仰の富士浅間神社が鎮座しています。前方部は、残念ながら明治21年、両毛鉄道(現・両毛線)敷…
名古屋市昭和区にある、明治42年に名古屋市で最初に整備された都市公園が鶴舞公園(つるまこうえん)。公園自体も国の登録記念物(名勝地関係)ですが、奏楽堂(そうがくどう)は、明治43年、『第10回関西府県連合共進会』に合わせ…
愛知県半田市にある戦時中に海軍の航空機を生産した中島飛行機半田製作所の滑走路跡が、中島飛行機滑走路跡。北西から南東にのびる滑走路は全長924mの1本。南東側が堤防に当たるため、中島飛行機半田製作所の生産機、艦上攻撃機「天…
愛知県半田市にあり中埜半六(なかのはんろく)の別邸として建築された明治時代末期の洋風建築が旧中埜家住宅。明治44年築で国の重要文化財。建物は中埜家10代の中埜半六がイギリスで見た欧米住宅の美しさに惹かれ別邸として建築した…
愛知県半田市にあるレンガ造りの建物が半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)。明治31年に丸三麦酒のビール工場として建築され、「カブトビール」の製造が行なわれましたが、昭和初期に製造は終了し、戦時下では中島飛行機製作所の衣…
和歌山県和歌山市にある和歌山県庁本館。和歌山県庁には、本館、北別館、東別館、警察本部庁舎(西別館)、南別館(防災センター)がありますが、そのうち本館(本庁舎)は、昭和13年4月完成のレトロな建物。鉄筋コンクリート造り、地…
静岡県浜松市西区雄踏町にある寄棟造り(よせむねづくり)葦葺き(よしぶき)平屋建ての建物が、国の重要文化財に指定される重要文化財中村家住宅。中村家は戦国時代、今川氏の時代には、浜名湖の軍船を支配したという家柄で、現存する建…
静岡県静岡市葵区追手町にある昭和12年完成のレトロな庁舎が静岡県庁舎本館。コンペで入賞した泰井武(やすいたけし)の案に基づき、静岡市庁舎本館の設計をも担当した中村與資平(なかむらよしへい)が実施設計を行なっています。静岡…
静岡県静岡市葵区追手町にある昭和9年完成のレトロな庁舎が静岡市庁舎本館。地上4階建てで、3階は今も使われる議場。昭和初期に流行した塔をのせる「帝冠様式」(和洋折衷)ですが、「あおい塔」と呼ばれるスペイン風ドームは、静岡市…
愛知県名古屋市中区三の丸(名古屋城の三の丸)にあるレトロな庁舎が愛知県庁本庁舎。昭和天皇御大典の記念事業の一環で昭和13年に完成した建物は、隣接の名古屋市役所本庁舎とともに国の重要文化財に指定。頂部に名古屋城大天守風の屋…
名古屋市中区三の丸(名古屋城三の丸)に建つ名古屋市役所。昭和8年築のレトロな本庁舎は、国の重要文化財。愛知県西春日井郡豊山村(現・豊山町)出身の建築家・平林金吾(ひらばやしきんご)の設計。コンペで、見事、屋上に名古屋城天…
山口県庁敷地内にある幕末に築かれた門が旧山口藩庁門。毛利敬親(もうりたかちか)が、文久3年(1863年)12月に一露山(いちろざん)の麓、今の山口県庁の位置に藩庁の移転を計画し、慶応3年(1867年)に竣工。旧藩庁門は、…