魚見岳自然公園
指宿市の東端、魚見港の背後に聳える標高214.8mの小山が魚見岳。漁師が、頂から錦江湾の魚群を見つけて漁に出たというのがその名の由来で、開聞岳、錦江湾、桜島と広がるその眺望は抜群。山上は魚見岳自然公園として整備され、知林…
指宿市の東端、魚見港の背後に聳える標高214.8mの小山が魚見岳。漁師が、頂から錦江湾の魚群を見つけて漁に出たというのがその名の由来で、開聞岳、錦江湾、桜島と広がるその眺望は抜群。山上は魚見岳自然公園として整備され、知林…
屋久島北部の永田集落の西に突き出した岬が永田岬。東シナ海に突き出した突端には明治30年1月10日に初点灯という100年以上の歴史を持つ屋久島灯台が建ち、その白亜の灯台が青い海と空に映えて美しい岬です。この永田岬に建てられ…
鹿児島県姶良市を流れる網掛川中流にある落差46m、幅43mの豪快な滝、龍門滝(りゅうもんのたき)。古来、薩摩の名所とされてきました。昔、唐人がこの滝を称して「漢土の龍門の滝を見るのが如し」と言ったことからその名がついたと…
鹿児島県屋久島町の西部林道の南側の入口に位置する屋久島最大の滝で、「日本の滝百選」にも選定される名瀑が大川の滝(おおこのたき)。ごつごつとした花崗岩の断崖から、落差88mの滝が落下する様は迫力満点。落差は九州一。雨後など…
大正3年、アメリカの植物学者、アーネスト・ヘンリー・ウィルソン博士により発見された、屋久島の標高1030m地点にある巨大な切り株がウィルソン株。16世紀末に伐採されたと伝わる巨大な屋久杉の切り株で、周囲13.8m、推定樹…
屋久島を流れる鯛之川をやや上流に遡ると現れる落差は60mの豪快な滝が千尋の滝(せんぴろのたき)。滝が轟音とともに落下するV字谷は、モッチョム岳の山裾にあたる巨大な花崗岩の岩盤を、鯛之川が長い年月をかけ刻むことで形成された…
国道226号沿い、開聞岳を眺める南九州市頴娃町のビュースポットが瀬平自然公園(せびらしぜんこうえん)。手前に見える国道の橋梁と老松がアクセントとなり、数ある開聞岳ビュースポットのなかでも人気の撮影ポイントとなっています。…
徴兵制、廃刀令は、旧士族にとっては許せないことで、明治9年10月24日の熊本県士族の神風連の乱を皮切りに、27日の福岡県士族の秋月の乱、28日の萩の乱と不平士族の乱が連続。それが西南戦争へと発展。総大将となった西郷隆盛は…
大久保利通(薩摩藩出身)、木戸孝允(きどたかよし=桂小五郎/長州藩出身)とともに「維新の三傑」といわれたのが西郷隆盛。文政10年12月7日(1828年1月23日)、薩摩国鹿児島城下の加治屋町山之口馬場(下加治屋町=現・鹿…
鹿児島駅から徒歩7分の鹿児島本港(桜島桟橋)と桜島港を15分の船旅で結んでいるのが鹿児島市営の桜島フェリー。年中無休で24時間運航というフェリーで、「待たずに乗れる」がキャッチフレーズ。平成15年に就航した「第十八櫻島丸…
鹿児島駅の東、稲荷川河口の祗園之洲は、島津斉彬(しまづなりあきら)の命により築かれた薩摩藩の台場(祇園之洲砲台)があった場所で、生麦事件に端を発した文久3年(1863年)の薩英戦争では砲撃戦が行なわれた場所です。稲荷川を…
日本初の近代的な工場群である「集成館」を仙巌園内に設けた薩摩藩主・島津斉彬(しまづなりあきら)ですが、藩の富国強兵、そして外国船への備えから嘉永4年(1851年)、オランダの技術書の翻訳書を参考に西欧の鋳造技術を導入し、…
慶長5年(1600年)の関ヶ原の合戦で島津家は西軍に属しますが、徳川家重臣・井伊直政の取りなしで領地を安堵され、島津義弘の三男・島津家久が当主となり鹿児島藩(通称薩摩藩)を立藩。慶長7年(1602年)、初代藩主・島津家久…
鹿児島県伊佐市の十曽国有林70林班にあるエドヒガンの巨樹が奥十曽のエドヒガン。環境省の全国巨木リストでも、根周り21mで堂々の3位(佐賀県武雄市の川古の大楠、福岡県築上町の大楠も3位)。桜に限っていえばぶっちぎりの1位で…
明治10年、西郷隆盛率いる西郷軍は西南戦争田原坂(たばるざか)の戦いに敗れ、鹿児島に戻り城山にたてこもります。政府軍4万に対し、西郷軍は300人という劣勢でしたが、9月19日から9月24日未明に至るまで、西郷隆盛は現在、…
昭和52年、西郷没後100年顕彰事業として関西在住の鹿児島県出身者らが京都市の京都霊山護国神社に、新しい西郷像を建立する計画を立案。像は完成しましたが発注者の死去により計画が頓挫し、像は高岡市の倉庫に眠ることに。その像が…
昭和12年に西郷隆盛没後50年祭記念事業として城山山麓(鹿児島市立美術館前)に立てられた西郷隆盛銅像。上野公園の西郷像(明治30年・高村光雲作)が着流し姿なのに対して、こちらは陸軍特別大演習(明治6年)のときの凛々しい軍…
桜島ビジターセンターのある袴腰地区と烏島展望所を結ぶ全長3kmの遊歩道。大正溶岩流の岩海を歩きますが道はよく整備され歩きやすいのでぜひチャレンジを。要所には木造のデッキも配され桜島の山並みはもちろん、対岸の鹿児島市街など…