火之神公園
枕崎市街の南西方、東シナ海に突き出す岬の先端に整備された公園が火之神公園。坊野間県立自然公園の玄関口にあたる眺望抜群の公園で、海を隔てて東側には開聞岳(かいもんだけ)を、天気がよければ硫黄島(いおうじま/鹿児島県三島村)…
枕崎市街の南西方、東シナ海に突き出す岬の先端に整備された公園が火之神公園。坊野間県立自然公園の玄関口にあたる眺望抜群の公園で、海を隔てて東側には開聞岳(かいもんだけ)を、天気がよければ硫黄島(いおうじま/鹿児島県三島村)…
江戸時代後期の文化7年(1810年)、『九州沿海図』作成のため測量に立ち寄った伊能忠敬(いのうただたか)をして「蓋し天下の絶景」といわしめ、『三国名勝図絵』にも「南の海上には、屋久・種子・硫黄・黒島等の諸島波際に星羅」と…
天保14年(1843年)に薩摩藩が編纂した『三国名勝図会』にも記載の名瀑が鹿児島県霧島市の犬飼滝(いぬかいのたき)。坂本龍馬がお龍との「日本最初の新婚旅行」に出かけた際、この犬飼滝にも出かけています。天降川 (あもりがわ…
鹿児島県霧島市にあるJR肥薩線の駅で明治36年1月15日開業の駅が嘉例川駅(かれいがわえき)。大正9年、皇太子(昭和天皇)が東郷平八郎とともに高屋山上陵参拝のため乗降した歴史を有しています。開業当初のままに現存する駅舎は…
鹿児島県霧島市にあるJR肥薩線の駅で、鉄道院が横川駅として明治36年1月15日に開設(大正9年に大隅横川駅に改称)。開業前年の明治35年築のレトロな駅舎は国の登録有形文化財になっています。現存する鹿児島県内最古の駅舎で、…
世界自然遺産に登録される屋久島のウィルソン株、縄文杉を目指して年間1万人もの人が歩くという大株歩道沿い、標高1000mの位置にあるのが翁杉。樹高23.7m、胸高周囲12.6m、推定樹齢2000年を誇る巨杉でしたが、頂部か…
屋久島最大の杉、縄文杉(大岩杉)へと続く大株歩道途中にある屋久杉の巨木。樹高24.7m、胸高周囲11.1m、推定樹齢3000年で、昭和41年に屋久島町の観光担当・岩川貞次氏が縄文杉(大岩杉)を発見するまでは、この杉が屋久…
世界自然遺産に登録される屋久島観光に出かける人の目的の大本命が縄文杉登山。標高1280mにある樹高25.3m、周囲16.4mの屋久杉の老木が縄文杉で、推定樹齢は2170年とも、7200年ともいわれ、定かでありません。昭和…
いちき串木野市羽島崎から南さつま市相星川河口にかけて南北47kmにわたる長大な砂丘が吹上浜。切れ目のない砂丘自体の長さは日本一となっており、鳥取砂丘、南遠大砂丘などと並び日本三大砂丘の一つ(日本三大砂丘に関しては諸説あり…
指宿市の東端、魚見港の背後に聳える標高214.8mの小山が魚見岳。漁師が、頂から錦江湾の魚群を見つけて漁に出たというのがその名の由来で、開聞岳、錦江湾、桜島と広がるその眺望は抜群。山上は魚見岳自然公園として整備され、知林…
屋久島北部の永田集落の西に突き出した岬が永田岬。東シナ海に突き出した突端には明治30年1月10日に初点灯という100年以上の歴史を持つ屋久島灯台が建ち、その白亜の灯台が青い海と空に映えて美しい岬です。この永田岬に建てられ…
鹿児島県姶良市を流れる網掛川中流にある落差46m、幅43mの豪快な滝、龍門滝(りゅうもんのたき)。古来、薩摩の名所とされてきました。昔、唐人がこの滝を称して「漢土の龍門の滝を見るのが如し」と言ったことからその名がついたと…
鹿児島県屋久島町の西部林道の南側の入口に位置する屋久島最大の滝で、「日本の滝百選」にも選定される名瀑が大川の滝(おおこのたき)。ごつごつとした花崗岩の断崖から、落差88mの滝が落下する様は迫力満点。落差は九州一。雨後など…
大正3年、アメリカの植物学者、アーネスト・ヘンリー・ウィルソン博士により発見された、屋久島の標高1030m地点にある巨大な切り株がウィルソン株。16世紀末に伐採されたと伝わる巨大な屋久杉の切り株で、周囲13.8m、推定樹…
屋久島を流れる鯛之川をやや上流に遡ると現れる落差は60mの豪快な滝が千尋の滝(せんぴろのたき)。滝が轟音とともに落下するV字谷は、モッチョム岳の山裾にあたる巨大な花崗岩の岩盤を、鯛之川が長い年月をかけ刻むことで形成された…
国道226号沿い、開聞岳を眺める南九州市頴娃町のビュースポットが瀬平自然公園(せびらしぜんこうえん)。手前に見える国道の橋梁と老松がアクセントとなり、数ある開聞岳ビュースポットのなかでも人気の撮影ポイントとなっています。…
徴兵制、廃刀令は、旧士族にとっては許せないことで、明治9年10月24日の熊本県士族の神風連の乱を皮切りに、27日の福岡県士族の秋月の乱、28日の萩の乱と不平士族の乱が連続。それが西南戦争へと発展。総大将となった西郷隆盛は…
大久保利通(薩摩藩出身)、木戸孝允(きどたかよし=桂小五郎/長州藩出身)とともに「維新の三傑」といわれたのが西郷隆盛。文政10年12月7日(1828年1月23日)、薩摩国鹿児島城下の加治屋町山之口馬場(下加治屋町=現・鹿…