現代を見つめる西郷隆盛像(西郷公園)
昭和52年、西郷没後100年顕彰事業として関西在住の鹿児島県出身者らが京都市の京都霊山護国神社に、新しい西郷像を建立する計画を立案。像は完成しましたが発注者の死去により計画が頓挫し、像は高岡市の倉庫に眠ることに。その像が…
昭和52年、西郷没後100年顕彰事業として関西在住の鹿児島県出身者らが京都市の京都霊山護国神社に、新しい西郷像を建立する計画を立案。像は完成しましたが発注者の死去により計画が頓挫し、像は高岡市の倉庫に眠ることに。その像が…
昭和12年に西郷隆盛没後50年祭記念事業として城山山麓(鹿児島市立美術館前)に立てられた西郷隆盛銅像。上野公園の西郷像(明治30年・高村光雲作)が着流し姿なのに対して、こちらは陸軍特別大演習(明治6年)のときの凛々しい軍…
桜島ビジターセンターのある袴腰地区と烏島展望所を結ぶ全長3kmの遊歩道。大正溶岩流の岩海を歩きますが道はよく整備され歩きやすいのでぜひチャレンジを。要所には木造のデッキも配され桜島の山並みはもちろん、対岸の鹿児島市街など…
桜島が大隅半島と陸続きとなった大正3年の大噴火では、1ヶ月にわたり30億tもの溶岩が流出。桜島の沖合500mにあった烏島(からすじま)は桜島東部の引ノ平から流出した溶岩流にのみ込まれ桜島と陸続きとなりました。烏島は147…
桜島の南側、国道224号沿い、有村崎(旧東桜島村有村)の付け根にある展望台。大正3年の大爆発で流出した大正溶岩流で誕生した小高い丘に位置し、360度のワイドなパノラマが期待できます。展望台の周囲には全長1kmの溶岩遊歩道…
桜島の東岸にある腹五社神社(黒神神社)の鳥居が黒神埋没鳥居。大正3年1月12日に始まった桜島の大爆発で、それまでは完全な島だった桜島は大隅半島が陸続きとなりましたが、その爆発で腹五社神社参道の鳥居は軽石や火山灰によって笠…
種子島にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運営する日本のロケット開発、打ち上げの中心施設、種子島宇宙センターに併設された宇宙開発の展示館。平成9年3月26日に、「きぼう」日本実験棟(JEM)実物大模型、宇宙情報センタ…
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の運営する種子島宇宙センターは、総面積約970万平方メートルにもおよぶ日本最大のロケット発射場。広大な敷地の中に各種のロケット打ち上げ施設があり、日本最大の宇宙開発の拠点。種子島東南の海岸…
種子島の東海岸で最大の海蝕洞窟が千座の岩屋(ちくらのいわや)。洞窟内は千人が座れるほど広いということが名の由来です。洞窟の外は浜田海水浴場の美しいビーチが広がっており、フォトジェニックな風景は写真撮影に絶好。洞窟内に入れ…
日本の全島数(周囲が0.1km以上の島)は海上保安庁によれば6852島。「特定有人国境離島地域」として国から指定を受けた国境の島には、食を含めた独自の文化、歴史が育まれています。九州の南、大隅諸島の島、種子島は、国産ロケ…
指宿市の田良浜(田良岬)の沖800mに位置する周囲3kmの無人島が知林ヶ島(ちりんがしま)。指宿カルデラの外輪山の一部とされる島ですが、3月〜10月の大潮、中潮の干潮時には砂浜が出現し、島に歩いて渡ることができます。島の…
海岸に湧出する高温の温泉(ナトリウム塩化物泉)を利用した、指宿名物の砂むしを楽しむなら砂むし会館「砂楽」。浴衣に着替えて熱い砂をかけると、10分ほどで全身から汗が噴き出してくる。天然の砂むし風呂の泉質は、ナトリウム-塩化…
阿多カルデラ内にある縄文時代中期の火山活動(指宿火山群)で誕生した直径1.3kmの火口湖が鰻池。森に囲まれた周囲4kmの小さな火口湖で、湖畔には区営鰻温泉や露天風呂のあるひなびた民宿もあり、かつては西郷隆盛もここを訪れて…
長崎鼻の突端に建つ、薩摩長崎鼻灯台。建造は、昭和32年で風光明媚な地にふさわしいフォルムにと特別に設計されたデザイン灯台です。海面上21mの灯火からは、13.5海里(25km)先の海上まで照らし、錦江湾に出入りする船や、…
指宿市にある火口湖、鰻池(うなぎいけ)の東岸にあるひなびた湯治場が区営鰻温泉。明治7年、征韓論に敗れて下野した西郷隆盛が1ヶ月ほど湯治していたこともある歴史ある温泉は、このエリアには珍しい硫黄泉。宝暦年間(1750年頃)…
環境省が行なっている全国の「巨樹・巨木林調査」で、栄えある巨樹ナンバーワンに輝くのが、蒲生のクス(かもうのクス/蒲生の大楠)。調査は、地上から130cmの位置での幹周りを調べるもので、蒲生のクスは24.22m。姶良市蒲生…
約5700年前の噴火によって地面が陥没して誕生した九州最大のカルデラ湖が池田湖。湖の水深は233m、周囲は15kmで、海底には世界的に珍しい海底火山丘があります。開聞岳を眺める展望地は湖の北西の岸、池田湖パラダイスあたり…
龍宮神社は、長崎鼻の高台に鎮座する神社で、浦島太郎伝説の地。龍宮城は海のかなたの琉球(沖縄)。周辺の海岸はウミガメの産卵地ということで浦島太郎伝説が生まれたと推測されます。祭神は『古事記』上巻、『山幸彦と海幸彦』に登場す…