安寿姫塚
日本の童話『安寿と厨子王』は、中世に成立した説経節『さんせう太夫』が原作。森鴎外の代表作『山椒大夫』(さんしょうだゆう)で有名になりましたが、物語は丹後国(国府は現在の京都府宮津市)が舞台。京都府舞鶴市の建部山の山麓には…
日本の童話『安寿と厨子王』は、中世に成立した説経節『さんせう太夫』が原作。森鴎外の代表作『山椒大夫』(さんしょうだゆう)で有名になりましたが、物語は丹後国(国府は現在の京都府宮津市)が舞台。京都府舞鶴市の建部山の山麓には…
京都府舞鶴市の西地区(西舞鶴)を流れる高野川河口の竹屋町にある倉庫群。これは、田辺城の城下町だった藩政時代から明治時代まで廻船業を中心に栄えた町並みが残るもので、大壁造り土蔵が軒を連ねています。西側の湾奥、現在の舞鶴西港…
京都府舞鶴市、田辺城(舞鶴城)の平成4年に復元された城門(大手門)2階が田辺城資料館になっています。細川幽斎を中心とした京極家、牧野家の田辺藩歴代藩主や、旧城下町模型などで田辺城下町の歴史を紹介。復元された大手門は本来の…
京都府舞鶴市、西舞鶴を走る国道175号沿いに建つ、道の駅舞鶴港とれとれセンターは、日本海側最大級の海鮮市場(480坪)を併設する道の駅。舞鶴港で水揚げされた鮮魚や、かまぼこ、珍味などを販売する海鮮市場、とれとれ寿司(吉本…
京都府舞鶴市、高野川を見下ろす愛宕山の山麓にある真言宗御室派の古刹、慈恵山円隆寺。『慈恵山記』などによれば、奈良時代に行基が開山し、平安時代中期の長徳年間(995年~999年)に皇慶上人が中興したと伝わる名刹。本尊の丈六…
京都府舞鶴市の田園地帯を流れる鹿原川の上流にある真言宗東寺派の古刹が金剛院(こんごういん)で、鹿原山慈恩寺金剛院が正式名。天長6年(829年)、高岳親王(たかおかしんのう/平城天皇の第三皇子で空海の弟子)が建立したと伝わ…
京都府舞鶴市、高野川を見下ろす愛宕山の斜面にある古刹が桂林寺。寺伝によれば欽明天皇26年(564年)、勅願で創建された薬師寺(本尊・麻呂子親王作の薬師如来)を前身とするのだとか。参道が八幡通りと呼ばれるのは境内にある鎮守…
京都府舞鶴市、舞鶴平湾の舞鶴引揚公園脇に架かる全長735m(橋長672.2m)の橋。日本海側では最大級の斜張橋で、2羽のツルをイメージし、主塔はツルのくちばし部分、ケーブルは羽をデザインしています。クレインブリッジという…
昭和20年、ソ連による抑留から解放され、引揚船で帰ってくる息子の帰りを舞鶴港の岸壁で待つ母親をマスコミが取り上げて、「岸壁の母」と呼ぶように。舞台となった京都府舞鶴市の引き揚げ桟橋近くに建つのが舞鶴引揚記念館です。平成3…
明治34年、舞鶴には帝国海軍の舞鶴鎮守府(まいづるちんじゅふ)が置かれますが、明治36年築の兵器廠魚形水雷庫を再生した舞鶴赤レンガ倉庫群の1号棟が赤れんが博物館。1階にはレンガを焼成したホフマン窯を展示し、日本のレンガの…
12棟が現存する舞鶴市の赤れんが倉庫群の1棟である旧舞鶴海軍兵器廠予備艦兵器庫(明治35年築)を再生した記念館が舞鶴市政記念館。舞鶴赤レンガ倉庫群の一つとして重要文化財、近代化遺産(文化庁)に指定。2階には展示コーナーが…
舞鶴西港と東港に挟まれた舞鶴市のほぼ中央に位置する標高300.6mの五老岳(五老ヶ岳)の山頂に整備された五老ヶ岳公園内にある展望タワーが五老スカイタワー。高さは地上50m(海抜347.0m)で、展望室の高さは地上28.2…
舞鶴西港と東港に挟まれた京都府舞鶴市のほぼ中央に位置する標高300.6mの五老岳(五老ヶ岳)の山頂に整備された自然公園が五老ヶ岳公園。国道27号の五老トンネル東口から山上まで車道が通じており、園内には360度のパノラマが…
2019年10月12日(土)~10月13日(日)18:00~21:00、宮津市で『城下町宮津七万石和火』が開催されます。和火と書いて「やわらび」。寺町界隈の寺や通りなど1万個の手作りのペットボトル灯篭などでライトアップ。…
2024年10月22日(火)(『時代祭』と同日)夜、京都市の由岐神社で『鞍馬の火祭』が行なわれます。平安時代末期、天慶3年(940年)、朱雀天皇の勅命で祭神を京都御所から鞍馬の里に迎えた時の模様を現在に伝える祭。18:0…
毎年9月1日~9月30日10:00頃~15:00頃、京都府綾部市で『あやべ山家観光やな漁』が開催。由良川の自然の流れを利用して魚の通り道に梁(やな)を仕掛ける伝統の漁法。期間中には鮎などの魚の捕獲を間近に見られるほか、鮎…
毎年8月19日〜8月20日、京都府伊根町で『おべっさん』が行なわれます。宵宮では、亀島4区(亀山、耳鼻、立石、高梨)から手漕ぎの祭礼船(八丁櫓の伝馬船)を出し、笛・太鼓の祇園囃子で青島の蛭子神社に参拝。8月20日の本祭で…
毎年8月16日19:30頃〜、京都府舞鶴市の伊佐津川下流で『吉原の万灯籠』(よしわらのまんどろ)が行なわれます。江戸時代、享保年間(1716年〜1736年)、クラゲが大発生し、漁がまったくできなくなった際、海中で火を焚き…