26京都府
プレスマンユニオン編集部
保津峡駅
保津川(桂川)に架る橋脚を駅舎にした、全国的にも珍しい駅が、JR西日本・山陰本線(嵯峨野線)の駅が保津峡駅。昭和4年8月17日開設の松尾山信号場が前身で、昭和11年4月15日開業。当時は現在のトロッコ保津峡駅に駅がありましたが、平成元年3月5日に新線開通で現在地に移転しています。
通勤途中の駅ながら秘境駅&絶景駅の候補に
保津川沿いに走った旧山陰本線は、嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車(トロッコ嵯峨駅〜トロッコ亀岡駅)に転用され、旧保津峡駅も、トロッコ保津峡駅になっています(嵯峨野観光鉄道とは立体交差しています)。
普通列車のみ停車で、快速列車は通過します。
トロッコ保津峡駅へは徒歩15分ほど必要。
保津峡駅(橋上のホームは亀岡市と京都市の市境)の周辺には人家がなく、駅の東側は第一保津トンネル、西側は第二保津トンネルなのので、秘境駅に加える場合も、保津峡の橋上にホームがあり、正面に壁岩を眺めるので絶景駅に数える場合もあります。
水尾地区への玄関口で、愛宕神社の『千日詣り』(7月31日)には、JR保津峡駅と水尾とをつなぐ自治会バスが増発されています。
名称 |
保津峡駅/ほづきょうえき |
所在地 |
京都府亀岡市保津町保津山2 |
関連HP |
JRおでかけねっと公式ホームページ |
|
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
ABOUTこの記事をかいた人。

プレスマンユニオン編集部
日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!
-
絶景! 夏休みは涼しい湖畔の宿へ!(2) 中禅寺金谷ホテル
うだるような暑さを逃れて、夏は涼しい湖畔の宿へ! その2は、奥日光・中禅寺湖の湖畔(栃木県日光市)の森のなかに建つ、中禅寺金谷ホテル。昭和15年7月16日に外国人受け入れの国策ホテルとして避暑地・中禅寺湖に誕生した日光観...
-
面積の大きい湖 TOP10
日本最大の湖といえば琵琶湖ですが、では2番目というと、正解率は一気に下がります。東海地区の人は、浜名湖はベスト5入りしていると確信していますが、実は浜名湖は10位。大きさ順にいえば、琵琶湖、霞ヶ浦、サロマ湖、猪苗代湖、中...
-
恐山菩提寺
862年(貞観4)年、慈覚大師(円仁)の開山と伝えられる古刹が恐山菩提寺。高野山、比叡山と並ぶ日本三大霊山のひとつに数えられています。正式名は、恐山伽羅陀山菩提寺で、むつ市田名部にある曹洞宗円通寺が本坊。宇曽利山湖の湖畔...
-
第17回勝浦港カツオまつり|勝浦市|2019
2019年5月25日(土)8:30~15:00、千葉県勝浦市で『第17回勝浦港カツオまつり』が開催されます。全国有数のカツオの水揚げ高を誇る勝浦市。例年1月に水揚げの始まる勝浦のカツオ。春から初夏の「初カツオ」はさっぱり...
-
アーチダム ベスト3
黒部ダムなどでおなじみのアーチダム。正しくはアーチ式コンクリートダム(Concrete Arch Dam)で、コンクリートの量を節約できますが、ダムに掛かる水圧をアーチにより両側の岩盤に分散させる必要があるため、両岸に強...
-
朝熊山頂展望台
朝熊山(あさまやま)は、伊勢神宮の背後にそびえる標高555mの山(朝熊ヶ岳)。山頂からは伊勢湾の雄大なパノラマが広がり、とくに山上からの日の出は古来から有名でした。山頂東側の標高506mの頂きに朝熊山頂展望台があり、山頂...
-
市民の森・見沼グリーンセンター
埼玉県さいたま市北区見沼、JR宇都宮線・土呂駅(とろえき)の東600mのほどのところに正門のある面積14haの自然公園が、市民の森・見沼グリーンセンター。見沼用水西縁沿いに広がる公園で、広大な芝生のほか、展示温室、「さい...
-
7月4日【今日は何の日?】
7月4日は、アメリカ合衆国の独立記念日(大陸会議で独立宣言採択)、『不思議の国のアリス』誕生のピクニックが行なわれた日、鳥取県東郷町の「東郷町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会」が制定した梨の日、第1回プロ野球オールス...
-
東椎屋の滝
宇佐市安心院町(あじむまち)にあり、落差85mの巨瀑で、「九州華厳」の別名をもつ、東椎屋の滝(ひがししいやのたき)。西椎屋の滝、福貴野の滝とともに「宇佐の三滝」と呼ばれ、「日本の滝百選」にも選定。駐車場から滝までは300...
-
日光東照宮・五重塔
日光東照宮の石鳥居(一の鳥居)脇にあるのが五重塔。慶安3年(1650年)、若狭小浜藩の初代藩主・酒井忠勝(さかいただかつ/4代将軍徳川家綱時代の老中・大老)が寄進したのが始まりですが、文化12年(1815年)に焼失。現存...