蓮如上人御廟所
文明15年8月22日(1483年9月23日)、本願寺8世の蓮如が創建したのが山科本願寺。周囲には堀と土塁を築いて、寺内町を形成していましたが、六角氏と法華宗徒により焼き討ちされ、焼失。その山科本願寺跡の近く、山階小学校の…
文明15年8月22日(1483年9月23日)、本願寺8世の蓮如が創建したのが山科本願寺。周囲には堀と土塁を築いて、寺内町を形成していましたが、六角氏と法華宗徒により焼き討ちされ、焼失。その山科本願寺跡の近く、山階小学校の…
京福電気鉄道嵐山本線の終着駅、嵐山駅。嵐電(らんでん)の嵐山駅構内にある京友禅の着物の森が、「キモノフォレスト」。京友禅の生地をアクリルで包み、高さ2mのポール状にしたもの600本が林立。夜になると実にフォトジェニックで…
明治43年3月25日、京都駅(現・四条大宮駅)〜嵐山駅を結ぶ嵐山電車軌道、通称「嵐電」(らんでん)の始発駅として開業したのが嵐山駅。昭和17年に京福電鉄に譲渡され、現在では京福電気鉄道嵐山本線の始発駅になっています。駅舎…
豊臣秀吉の「醍醐の花見」で知られる醍醐寺(だいごじ)の塔頭(たっちゅう)で、永久3年(1115年)、醍醐寺第14世座主勝覚(しょうがく)僧正が創建したのが現在の三宝院(当時は金剛輪院)。応仁の乱の戦火で焼失しますが、慶長…
新京極にある浄土宗西山深草派の総本山が誓願寺(せいがんじ)。奈良時代、天智天皇6年(667年)、天智天皇の勅命で奈良に創建されたと伝わる古刹。鎌倉時代の初めに京の一条小川(現在の上京区元誓願寺通小川西入る)に移転し、天正…
「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」と平安時代中期に権勢をふるった藤原道長(ふじわらのみちなが)の法成寺の境内、東北院の傍ら(現在の荒神口あたり)に創建し、初代の住職は平安の歌人・和泉式部…
小野小町(おののこまち)ゆかりの京都市山科区小野御霊町に建つ随心院は、真言宗善通寺派の大本山で、本尊は如意輪観音坐像。寛仁2年(1018年)、仁海(にんがい)が建立した曼荼羅寺の塔頭が起源といわれ、中世には天皇の祈願所と…
平安遷都1100周年を記念して明治28年に行なわれた「第4回内国勧業博覧会」のパビリオン(模造大極殿)として建てられたものを、明治26年に「大極殿建設ノ計画ヲ拡張シテ平安神社ト為スノ議」の建議により、博覧会後に平安神宮と…
承安5年(1175年)、法然が43歳の時、比叡山の黒谷を下り、草庵を結んだ場所が金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)。法然が最初に浄土宗を布教を行なった地で、京都屈指の名刹です。知恩院とならぶ格式を誇る浄土宗の七大本山のひ…
京都・壬生にある壬生寺(みぶでら)は、寺伝によれば奈良時代創建で、正暦2年(991年)、三井寺の僧・快賢が再興、小三井寺と呼ばれた古刹。律宗に属した地蔵信仰の寺で、本尊の延命地蔵尊は厄除け、開運にご利益が大。京都三大狂言…
京都中京区壬生の壬生寺(みぶでら)の北に位置する旧家で、村の行司役も務めた八木家の旧宅が新選組壬生屯所旧跡八木家。八木家は、天正年間に始まるという壬生村(当時)の旧家。壬生浪士組と称した佐幕派浪士隊は、幕末に上洛し、京都…
都が東京に移った後の京都の発展の起爆剤とするため、琵琶湖の湖水を京都市街へと通し、発電、灌漑、さらには物資や旅客の運搬に活用しようという明治初期の一大プロジェクトが琵琶湖疏水建設。レンガや石で組まれた構造物には、明治の元…
日本で最初の営業目的の水力発電所は、京都・蹴上の琵琶湖疏水を利用した「蹴上発電所」(明治24年6月稼働開始)。12月からは京都電灯会社に電力の供給を開始し、蹴上に設置されたインクラインの動力もこの発電所で生まれる電気で供…
もともとは亀山天皇(かめやまてんのう)が文永元年(1264年)に造営した離宮・禅林寺殿(ぜんりんじどの)があった地。仏門に入り法皇となった亀山法皇は正応4年(1291年)、無関普門(むかんふもん=大明国師)に禅林寺殿を下…
南禅寺の三門周辺は『鬼平犯科帳』、『暴れん坊将軍』、『必殺仕事人』、『雲霧仁左衛門』など時代劇のロケに使われる場所。三門脇に僧堂坂(そうどうさか)と呼ばれる坂がありますが、これは僧堂(非公開)脇の坂道という意味で、土塀の…
南禅寺の塔頭、金地院(こんちいん)の境内にある東照宮。国の重要文化財に指定される社殿は、京都唯一の権現造りで日光同様の鮮やかな彩色が施されています。金地院中興の祖である以心崇伝(いしんすうでん=金地院崇伝)は、上野の寛永…
南禅寺大方丈前の庭園は江戸時代初期の代表的枯山水庭園。小堀遠州(こぼりえんしゅう)作の名庭で、虎の子渡しの庭と呼ばれています。砂と石と松で構成された庭は、石で虎を表し、白砂で表現した河を渡る姿となっていることがその名の由…
南禅寺はもともとは亀山天皇が文永元年(1264年)に造営した離宮・禅林寺殿(ぜんりんじどの)があった地に建つ臨済宗南禅寺派大本山。仏門に入り法皇となった亀山法皇は正応4年(1291年)、大明国師に禅林寺殿を下賜し、龍安山…