柳生街道・朝日観音
奈良県奈良市、柳生街道(滝坂の道)、能登川の渓流の巨岩に刻まれた三尊仏が柳生街道・朝日観音。文永2年(1625年)の銘があり、朝日観音と呼ばれてはいますが、観音菩薩ではなく、中央が弥勒菩薩(みろくぼさつ)で左右に地蔵菩薩…
奈良県奈良市、柳生街道(滝坂の道)、能登川の渓流の巨岩に刻まれた三尊仏が柳生街道・朝日観音。文永2年(1625年)の銘があり、朝日観音と呼ばれてはいますが、観音菩薩ではなく、中央が弥勒菩薩(みろくぼさつ)で左右に地蔵菩薩…
奈良県奈良市柳生下町、徳川家康・秀忠・家光の3代に仕えた柳生宗矩(やぎゅうむねのり)の長男で、家光の剣指南役を務めた柳生十兵衛(柳生三厳・やぎゅうみつよし)。その十兵衛が諸国行脚に出かけるときに植えたと伝わるのが十兵衛杉…
奈良県生駒市にある真言律宗の寺、長弓寺(ちょうきゅうじ)。現存する本堂は棟木銘から弘安2年(1279年)の建築であることが判明し、国宝。入母屋造り(いりもやづくり)、檜皮葺き(ひわだぶき)、鎌倉時代の密教仏堂の代表作とし…
奈良県奈良市中町にある霊山寺真言宗大本山が霊山寺(りょうせんじ)。聖武天皇が行基に命じて創建したという古刹で、棟札から弘安6年(1283年)の建築であることが判明する本堂は、鎌倉時代の和様仏堂の代表作で、国宝。外陣、内陣…
奈良県奈良市にある近鉄奈良線・京都線・橿原線(かしはらせん)が乗り入れる駅が大和西大寺駅。奈良線と京都線・橿原線が平面交差する形で乗り入れており、各路線がX字を描いて平面交差する駅となっています。ホームからは複雑なポイン…
奈良県奈良市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載される古社が氷室神社(ひむろじんじゃ)。平城京遷都後の和銅3年(710年)、春日野に築かれた氷室がルーツという古社で、奈良に都がある時代には宮中に氷を献上していました…
『日本書紀』には、斉明天皇元年(655年)の冬、飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや/現・奈良県明日香村岡にあった飛鳥京の皇居)が火災に遭ったため、斉明天皇は飛鳥川原宮へ遷ったと記されており、その飛鳥川原宮跡と推測されるのが…
奈良県(生駒市)と大阪府(東大阪市)との県境にある国道308号、大阪府道・奈良県道702号大阪枚岡奈良線の峠が暗峠(くらがりとうげ)。古代には、大坂(難波津)と平城京を暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう=暗越大坂街道…
葛城山(かつらぎさん)は奈良県と大阪府の境に聳える標高958.6mの山。金剛山地では金剛山に次ぐ主峰格の山で、山頂部にはのびやかな葛城高原が広がり、キャンプ場や「国民宿舎葛城高原ロッジ」があり、宿泊、食事、キャンプなどが…
奈良県吉野郡吉野町、吉野川が大きく蛇行する河岸段丘の上に造られた縄文時代から奈良時代にかけての複合遺跡が宮滝遺跡。飛鳥時代から奈良時代にかけて離宮のあった所。斉明、天武、持統、文武、元正、 聖武天皇がたびたび訪れた吉野宮…
国の重要伝統的建造物群保存地区(今井町伝統的建造物群保存地区)に登録された奈良県橿原市今井町のビジターセンターとして機能する施設が今井まちなみ交流センター華甍(はないらか)。もとは明治36年築の旧高市郡教育博物館で、昭和…
成人の日の前日に行なわれ古都・奈良の新年を飾る「若草山焼」で知られる奈良のシンボル、若草山。標高341.7m、33haの全山が芝生で覆われたなだらかな山で、円い丘が3つ重なっている様子から別名、三笠山とも呼ばれています。…
奈良県奈良市秋篠町にある古刹が秋篠寺(あきしのでら)。光仁天皇の勅願寺で、奈良時代末に平城京の西北端、秋篠の里に建てられましたが、保延元年(1135年)の火災により主要な伽藍を焼失。現存する本堂は創建時の講堂跡に鎌倉時代…
奈良県宇陀市大宇陀、後藤家の屋敷跡に咲く推定樹齢300年という見事なしだれ桜が、又兵衛桜(またべえざくら)。平成12年のNHK大河ドラマ『葵 徳川三代』のオープニング映像に使われたことで一躍有名に。瀧桜(たきざくら)とい…
大峰山脈の釈迦ヶ岳(1799.9m)などを源とし奈良県十津川村を流れる滝川の上流にあり、「日本の滝百選」の一つに選ばれている落差32mの雄大な滝が笹の滝。急峻な大峰山脈が聳える十津川村には数多くの名瀑、秘瀑がありますが林…
奈良県奈良市般若寺町にある真言律宗の古刹が般若寺(はんにゃじ)。寺伝によれば、舒明天皇元年(629年)、高句麗(コグリョ)の僧・慧灌(えかん)が創建し、天平7年(735年)、聖武天皇が伽藍を建立したという。創立伝承は異説…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山・上千本にある寺が竹林院(ちくりんいん)。旅館「竹林院群芳園」を併設しています。聖徳太子の創建と伝わり、古くは椿山寺(ちんざんじ)と称した古刹。空海(弘法大師)も入山し、常泉寺としたと伝わってい…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山最奥の青根ヶ峰近くに位置し、吉野山の地主神(じぬしのかみ)であり、金鉱の守り神である金山毘古命(かなやまひこのみこと)を祀る神社が金峯神社。尾根沿いに続く吉野山ですが、金峯神社から奥が奥千本とな…