段ノ塚古墳(舒明天皇陵)
奈良県桜井市忍坂にある宮内庁が第34代舒明天皇(じょめいてんのう)の押坂内陵(おさかのうちのみささぎ)に治定(じじょう)する古墳が、段ノ塚古墳(だんのづかこふん)。7世紀中頃(古墳時代終末期)、天皇陵として最初に築かれた…
奈良県桜井市忍坂にある宮内庁が第34代舒明天皇(じょめいてんのう)の押坂内陵(おさかのうちのみささぎ)に治定(じじょう)する古墳が、段ノ塚古墳(だんのづかこふん)。7世紀中頃(古墳時代終末期)、天皇陵として最初に築かれた…
奈良県天理市杣之内町、石上神宮の南、山辺の道沿いにある杣之内古墳群(そまのうちこふんぐん)の1基が、西山古墳(にしやまこふん)。築造は4世紀後半(古墳時代前期)で、墳丘長183m、日本最大の前方後方墳(ぜんぽうこうほうふ…
古代にヤマト王権があったことから、古墳の多い奈良県には大王墓と目される古墳が多数あります。そのうち橿原市の丸山古墳(墳丘長318m/全国6位)、天理市の渋谷向山古墳(300m/全国8位)、桜井市の箸墓古墳(はしはかこふん…
2024年12月15日(日)~12月18日(水)、奈良市で『第889回春日若宮おん祭』。奈良県奈良市、世界遺産の構成資産となっている春日大社で毎年12月17日を中心に数日に渡って行なわれる祭礼が『春日若宮おん祭』(かすが…
2025年1月4日(土)~2月28日(金)、奈良県奈良市のならまちエリア、春日大社境内などで、『冬の奈良大和路キャンペーン2022「路地ぶら ならまち」』を開催。期間中は、世界遺産・元興寺(真言律宗)、華厳宗元興寺、十輪…
2024年12月15日(日)~2025年1月18日(土)17:00~22:00、奈良県天理市で、JR・近鉄天理駅西側の田井庄池公園を30万球を超えるイルミネーションで電飾する『天理市光の祭典』を開催。「光と音楽」をテーマ…
奈良県高市郡高取町佐田、奈良盆地南縁、真弓丘陵の尾根を利用して築造された古墳が、束明神古墳(つかみょうじんこふん)。古墳時代終末期の王墓などに見られる八角墳で、第40代天武天皇の皇太子の草壁皇子(くさかべのみこ)の陵墓と…
奈良県桜井市粟原(おおばら)にあるムネサカ古墳群の1基で、奈良県の史跡に指定されるのが、ムネサカ古墳(1号墳)。尾根の先端部に築造された直径45m、高さ8mという大型の円墳で、墳丘は2段築成。埋葬施設は両袖式の横穴式石室…
奈良県高市郡明日香村の真弓丘陵にある古墳が、マルコ山古墳。全国的にも珍しい六角形の古墳(六角墳)で、築造は7世紀末~8世紀初めの古墳時代終末期だと推測されています。当初は円墳だと目されていましたが、近年では皇族を葬った六…
奈良県高市郡明日香村にある国の史跡に指定される古墳時代終末期(7世紀前半)の古墳が、岩屋山古墳。岩屋山の名の通り、巨石を使用した横穴式石室が露出しています。墳丘は西側が大きく破壊されていますが、方墳、あるいは八角墳だった…
大阪府八尾市と奈良県生駒郡平群町(へぐりちょう)の境に位置する標高487.5mの山、高安山(たかやすやま)の山上にある古代の城跡が、高安城(たかやすのき)。日本書紀の天智6年(667)条に記される古代山城の跡だと推測され…
大阪府八尾市と奈良県生駒郡平群町(へぐりちょう)の境に位置する標高487.5mの山が、高安山(たかやすやま)。生駒山脈の南端にあり、八尾市のシンボル的存在で、気軽なハイキングコースとして人気です。大阪平野を一望にする山頂…
奈良県宇陀市室生(むろう)、奈良時代から平安時代、都からの勅使により雨乞いの神事が営まれたという古社が、龍穴神社(りゅうけつじんじゃ)。その奥宮が、妙吉祥龍穴(みょうきっしょうりゅうけつ)と呼ばれる風穴で、室生山からの清…
奈良県宇陀市室生(むろう)、奈良時代から平安時代、都からの勅使により雨乞いの神事が営まれたこともあるという古社が、龍穴神社(りゅうけつじんじゃ)。創建の年代は定かではありませんが、室生寺よりも古い歴史を誇り、神仏習合時代…
奈良県天川村(てんかわむら)、洞川温泉(どろがわおんせん)にあるのが、面不動鍾乳洞(めんふどうしょうにゅうどう)。奈良県道21号(大峯山公園線)沿いの集落と、山の斜面に開く洞口とを結ぶのが洞川財産区が運行する面不動モノレ…
奈良県天川村(てんかわむら)、洞川温泉(どろがわおんせん)にあるのが、面不動鍾乳洞(めんふどうしょうにゅうどう)。大峯山の登山口、標高878mに位置する鍾乳洞で、昭和8年に発見されてから5年の歳月をかけて発掘され、延長2…
奈良県奈良市橋本町、三条通り御高札場前に復元されているのが、奈良縣里程元標。明治時代に県の諸街道の起点として設置されていた元標で、奈良県では明治21年7月に橋本町に置かれ、大阪や三重、京都への距離などが記されていました。
奈良県天理市竹之内町、山の辺の道(南コース)途中にある環濠集落が、萱生環濠集落(かようのかんごうしゅうらく)。中世(室町時代)、大和国(奈良県)は戦乱の影響を大いに受け、その結果として村の周囲に濠を巡らせて外敵を防ぐ環濠…