加賀市加賀橋立伝統的建造物群保存地区(橋立の船主集落)
江戸時代から明治にかけて、蝦夷地と大坂を結んだ西廻り航路に活躍した北前船。その船主や船頭たちが集中して住んだ船主集落が石川県加賀市の橋立地区。最盛期には日本一といわれるほどに北前船で繁栄した船主や船乗りたちの住宅が軒を連…
江戸時代から明治にかけて、蝦夷地と大坂を結んだ西廻り航路に活躍した北前船。その船主や船頭たちが集中して住んだ船主集落が石川県加賀市の橋立地区。最盛期には日本一といわれるほどに北前船で繁栄した船主や船乗りたちの住宅が軒を連…
石川県加賀市橋立町(加賀市加賀橋立伝統的建造物群保存地区)にある蝦夷地(北海道)と西国を結んで日本海を航海した北前船(きたまえぶね)の船主の邸宅を再生したミュージアムが北前船の里資料館。北前船の寄港で賑わった橋立港の北前…
石川県加賀市の山代温泉にある共同湯が、総湯。江戸時代の山代温泉は、湯の曲輪(ゆのがわ)と呼ばれる総湯(共同湯)を中心に宿が立ち並び、温泉街を構成していますが、その湯の曲輪の再生で、かつての総湯を明治の湯浴みを復元した古総…
石川県加賀市の山代温泉には、湯の曲輪(ゆのがわ)の再生で、以前の総湯(共同湯)を再生し明治時代の総湯を復元した古総湯と、新しい総湯というふたつの総湯が誕生。そのうち古総湯は、明治時代の総湯を復元したレトロな雰囲気が自慢。…
愛媛県今治市にある真言宗豊山派の古刹、延命寺。寺伝によれば養老4年(720年)、聖武天皇の勅願により行基が創建といい、かつては近見山にあったという。弘仁年間(810年〜824年)、嵯峨天皇の勅願で空海が堂宇を再興、不動院…
愛媛県新居浜市の別子銅山(べっしどうざん)の跡、「東洋のマチュピチュ」と呼ばれるマイントピア別子東平ゾーンにあり、最盛期の東平の鉱山、社宅、学校などをジオラマ、地形模型、写真などで解説するミュージアムが東平歴史資料館(と…
愛媛県新居浜市で別子銅山の採鉱本部跡のあった東平(とうなる)一帯が、マイントピア別子東平ゾーン。採鉱本部跡、貯鉱庫跡などが山中に残り、その雰囲気から東洋のマチュピチュとも呼ばれています。大正5年から昭和5年までの間、別子…
香川県三豊市仁尾町にある浜が父母ヶ浜。夏は海水浴で賑わう素朴な遠浅の浜ですが、干潮時に撮影したウユニ塩湖を思わせるような画像がSNSで拡散され、「日本のウユニ塩湖」と一気に注目のビーチになっています。汀線(ていせん=浜の…
香川県高松市東部、五剣山(375m)の中腹、標高230m内外にある真言宗高野山派の寺、八栗寺(やくりじ)。四国八十八ヶ所霊場第85番札所で、四国ケーブルの八栗ケーブルが山麓から寺へと通じています。寺伝によれば、当初は山頂…
香川県高松市牟礼町、八栗登山口駅と八栗山上駅を結ぶ四国ケーブルのケーブルカーが八栗ケーブル。昭和6年に八栗登山鉄道が四国八十八ヶ所霊場第85番札所・五剣山八栗寺への遍路道として開業し、開業以来、八栗ケーブルと通称されてい…
香川県丸亀市と坂出市にまたがる飯野山は、その姿から讃岐富士と呼ばれ、日本各地に400以上ある郷土富士の代表的な存在。標高は421.7mしかありませんが、まさにミニ富士の趣があります。富士山と同じ成層火山かと思いきや、実は…
岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合にある茶畑が上ヶ流茶園(かみがれちゃえん)。その茶畑を東側の尾根から眺めるのが天空の遊歩道です。養老鉄道の終点、揖斐駅(いびえき)の西山中、標高200mから380mの高台で茶畑が築かれ、「天空…
香川県三豊市の津島にあるのが津嶋神社(つしまじんじゃ)。本殿は陸と橋長250mの津島橋で結ばれた津島にありますが、祈祷殿、参集殿、社務所などは陸側に配されています。津島橋を渡って本殿に参拝できるのは『夏季大祭』(毎年8月…
岐阜県下呂市にある古社が久津八幡宮(くづはちまんぐう)。三間社流造りの本殿は、室町時代の応永19年(1412年)、飛騨を領有した白井太郎俊国の再建。拝殿は、戦国時代末の天正9年(1591年)、飛騨国を下剋上で領有した三木…
山形県鶴岡市の由良海岸にある陸繋島が白山島。「東北の江ノ島」と呼ばれる島で、由良海岸のシンボル的な存在になっています。3000万年前の火山性噴火によってできたという火山灰を主成分とする凝灰角礫岩(ぎょうかいかくれきがん)…
北海道小樽市、「小樽市鰊御殿」の建つ高島岬から西のオタモイ海岸、塩谷漁港にかけては、ダイナミックな海食崖の海岸線が続いていますが、塩屋港近くの岬、窓岩近くにある海食崖が青の洞窟。この海蝕洞が、本場イタリアに似ていることか…
西表島(沖縄県八重山郡竹富町)北部から船浦湾に注ぐ、西田川に懸かるサンガラの滝。落差3mと規模は小さいものの幅が30mと広くミニナイアガラのような感じに。地元では単に「西田川の滝」と呼ばれており、サンガラの滝はあくま…
西表島(沖縄県八重山郡竹富町)北部から船浦湾に注ぐ、ヒナイ川に懸かるピナイサーラの滝。ピナイとは「ひげ」、サーラとは「下がったもの」を表わし、白く垂れ下がったひげのように見えることがその名の由来です。落差54mは沖縄県最…