【南魚沼・十日町取材レポート】No.11 魚沼の里
清酒「八海山」で名高い八海醸造(南魚沼市)。その八海醸造が築いた、1000トンの雪を収容する雪中貯蔵庫「八海山雪室」をメインに、自慢の日本酒はもちろん、米・麹・発酵をテーマにした食品の販売、一般も利用できる「社員食堂」や…
清酒「八海山」で名高い八海醸造(南魚沼市)。その八海醸造が築いた、1000トンの雪を収容する雪中貯蔵庫「八海山雪室」をメインに、自慢の日本酒はもちろん、米・麹・発酵をテーマにした食品の販売、一般も利用できる「社員食堂」や…
毎年1月15日に行なわれる天下の奇祭『むこ投げ・すみ塗り』で知られる松之山温泉(新潟県十日町市)。周囲は棚田という、北越らしい風情ある温泉地ですが、そのなかで「珠玉の一軒」といえる宿が、ここ、「松之山温泉ひなの宿ちとせ」…
越後(新潟県)の銘酒として名高い「八海山」。まさに八海山の麓の名水を使って醸される、酒と米のおいしい新潟を代表する日本酒ですが、その酒粕を使い、昔ながらの手間ひまかけた粕漬けをつくるのが、六日町市街地(南魚沼市)にある今…
南魚沼市の六日町市街に店を構える今成漬物店。京町家のような細長い建物で、店の背後が加工場。その加工場で清酒「八海山」を醸す八海醸造の純米吟醸の酒粕を使い、地元契約農家でつくるきゅうり、なす、錦糸瓜、越瓜などの野菜を使って…
そばには、田舎そば、更科そば(御前そば)などいろいろあって、そば談義に花を咲かせることができるわけですが、新潟県十日町市界隈のそばが、「ふのり」(布海苔)をつなぎに使うのは、越後上布(麻布)の工程にふのりが使われるから。…
織物の産地、十日町市は、有名な越後上布(えちごじょうふ=麻糸を使った高級な織物)にも使われるふのり(布海苔)でつないだそばで有名です。そば処、十日町でもツウが通う店が、この「そばや清兵衛」です。立地も十日町市街から離れて…
新潟県十日町市街の中心、越後妻有里山現代美術館「キナーレ」、日帰り温泉施設[明石の湯]と、地産地消のレストランレストラン・カフェ「越後しなのがわバル」からなる複合施設が、越後妻有交流館 キナーレ。今回はレストランでランチ…
越後・塩沢と聞いて、越後上布(えちごじょうふ)、紬(つむぎ)と答える人は、かなりの織物ツウ。古来、塩沢といえば織物の町。越後上布は、奈良の正倉院にも保管されているという歴史ある織物で、な、なんと、ユネスコの無形文化遺産に…
「道の駅クロステン十日町」に隣接する複合施設で、3年に一度開催される世界最大級の国際芸術祭『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ』のメインステージにもなっているのが越後妻有交流館 キナーレ。京都駅や札幌ドームの設計…
新潟県で唯一の国宝がズラリと並んでいるのが十日町市にある「十日町市博物館」。「新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器」という名前で国宝指定されていますが、実は土器を含む928点の出土品の総称。なかでも火焔型土器14点、その仲間の王…
「雪と織物と信濃川」がテーマの十日町市にある市営のミュージアム。注目は、新潟県で唯一という国宝の火焔型土器を収蔵展示していること。この土器は、笹山遺跡(十日町市にある縄文時代と中世の遺跡)から出土した深鉢形土器で、土器を…
英国聖公会の宣教師ウォルター・デニング(Walter Dening)が明治7年に函館に上陸し、舟見町に家を借り伝道を開始しました。これが函館聖公会の始まりで、北海道の聖公会では最も古い歴史をもつ教会。現在の聖堂は昭和54…
安政6年(1859年)、箱館(現・函館市)にやってきたフランスの宣教師メルメ・デ・カッション(Mermet de Cashon)が文久元年(1861年)に創建したローマカトリック教会がカトリック元町教会。建物は度重なる火…
加賀百万石のシンボル、金沢城は、加賀藩主・前田家の居城。天正11年(1583年)、前田利家により本格的な築城が開始されました。天明8年(1788年)築の石川門、安政5年(1858年)に再建された三十間長屋は、そして鶴丸倉…
渡島半島の噴火湾(内浦湾)沿い、函館市の南茅部地区にある縄文時代前期後半(紀元前3200年)から中期後半(紀元前2000年頃)の大規模な集落遺跡が大船遺跡(おおふねいせき)。南側の垣ノ島遺跡とともに、世界文化遺産「北海道…
石川県七尾市、城山と通称される七尾湾を一望する標高300mほどの尾根上に位置するのが中世の山城、七尾城。七尾という名は、この山城を守る7つの尾根(松尾・竹尾・梅尾・菊尾・亀尾・虎尾・龍尾)に由来する地名です。城が築かれた…
明治31年、フランスのウプシー修道院から派遣された8人の修道女によって創立された、厳律シトー会の女子修道院が、函館市郊外にある天使の聖母トラピスチヌ修道院。トラピスチヌ修道院と通称され、マダレナ(ケーキ)やクッキーが有名…
五稜郭タワーは、昭和39年に五稜郭築城100年を記念して建てられたタワー(当時は高さ60m)ですが、平成18年に2代目となる新タワーが完成。高さ107mのタワーは、地上86mに展望室が設けられ、五稜郭の星形を眼下に収める…