源長寺
元和4年(1618年)、関東郡代・伊奈忠次が領地の赤山あった古寺を再興して伊奈家の菩提寺としたのが源長寺。関東の天領を差配する拠点とした赤山陣屋を築くのは寛永6年(1629年)、その子・伊奈忠治の時代なので、赤山陣屋より…
元和4年(1618年)、関東郡代・伊奈忠次が領地の赤山あった古寺を再興して伊奈家の菩提寺としたのが源長寺。関東の天領を差配する拠点とした赤山陣屋を築くのは寛永6年(1629年)、その子・伊奈忠治の時代なので、赤山陣屋より…
秩父市街地、武甲山を一望する羊山公園に設けられた関東屈指の芝桜の花畑が、羊山公園芝桜の丘。17.6haに「スカーレットフレーム」「多摩の流れ」など9種類、40万株が植栽されていますが、武甲山を背景に広がる姿は実に絵になる…
幸手市を流れる中川の長さ1kmにわたる堤に1000本のソメイヨシノが植栽され、開花期には実に見事。暴れ河川として恐れられた旧権現堂川に天正4年(1576年)頃に築かれた堤。県営権現堂公園が整備され、3月下旬〜4月上旬には…
秩父市荒川地区の岩松山清雲寺(臨済宗建長寺派)に咲く、樹高15m、幹回り3m、樹齢600年のエドヒガンの巨木が清雲寺のシダレザクラ。応永27年(1420年)、清雲寺創建の際、楳峯香禅師(ばいほうこうぜんじ)が植えたと伝え…
秩父市荒川地区の曹洞宗の寺、自由山円通寺の境内に咲く樹高10m、幹回り2.5m、樹齢200年のエドビガンの古木が円通寺のシダレザクラ。室町時代中期以前は清泉寺(秩父市下吉田)の末寺だったこともあり、清雲寺の桜(樹齢600…
高尾さくら公園の北隣にある阿弥陀堂墓地にあるエドヒガンの巨樹で、北本市の天然記念物に指定されるのが阿弥陀堂のエドヒガン。推定樹齢は200年。同じ北本市内にある日本五大桜の石戸蒲ザクラより少し早く見頃を迎え、例年の見…
社伝によれば2400年前に創建されたと伝わる古社が埼玉県さいたま市の武蔵一宮氷川神社(むさしいちのみやひかわじんじゃ)。武蔵国(埼玉県、東京都)周辺に数多い氷川神社の総本社です。社名の氷川(ひかわ)は、出雲肥河(斐伊川)…
狭山湖は、正式には山口貯水池といい、昭和9年に東京都の水源確保のために東京都と埼玉県にまたがる狭山丘陵を利用して造られたアースダム形式の貯水池。多摩川の水を小作取水堰、羽村取水堰から水を取り入れ、東京都側にある村山貯水池…
埼玉県川越市にある浄土宗の寺、蓮馨寺(れんけいじ)。天文18年(1549年)、北条氏康・氏政・氏直の3代に仕えた河越城主・大道寺政繁(だいどうじまさしげ)の母・蓮馨が開基で、江戸時代には浄土宗の関東十八檀林に数えられてい…
荒川の源流部に位置する秩父市の大滝地区。群馬、長野、山梨、東京の各県と接する最奥の地で、秩父多摩国立公園に指定された豊かな自然が残されています。秩父街道(国道140号)沿いの三十槌(みそつち)には、あまり知られていません…
埼玉県本庄市児玉町にある成身院の百体観音堂は、1783(天明3)年におきた浅間山の大噴火と飢饉よる死者を弔うための仏堂。1階に秩父三十四観音、2階に坂東三十三観音、3階に西国三十三観音あわせて百観音を祀り、一巡すると百観…
妻沼聖天(めぬましょうてん)で知られる埼玉県熊谷市の古刹で東京・浅草の待乳山聖天(本龍院)、奈良県生駒市の生駒聖天(宝山寺)と並んで「日本三大聖天」に数えられています(三重県桑名市の大福田寺、静岡県小山町の足柄山聖天堂と…
永禄年間(1558〜1569年)には、上杉謙信が船橋を架けて軍が渡河していたと伝わる葛和田の渡し(葛和田渡船/群馬県側の名称は赤岩渡船)。現在も利根川に残る貴重な渡し船として現役で活躍。渡し船ながら熊谷市妻沼と群馬県千代…
昭和38年に開設された日本学生航空連盟の妻沼滑空場(めぬまかっくうじょう)。葛和田の渡し(葛和田渡船=群馬県側は赤岩渡船)に隣接した利根川の河川敷に広がるのどかなロケーションですが、滑空時間と飛行回数では、ともに日本一を…
利根川中流部(利根川河口から154km地点)に位置する利根大堰(とねおおぜき)。昭和44年から運用が開始された全長約500m、12の水門からなる可動堰で、取水された水は、見沼代用水、埼玉用水、武蔵水路などに分水。1号魚道…
慶雲年間(704年〜708年)に武蔵国秩父郡(現・埼玉県秩父市黒谷)から自然銅(にぎあかがね=熟銅)が発見され、708(慶雲5)年正月11日に朝廷(藤原宮)に献上されました。元明天皇は、同日に元号を「和銅」に改元、日本最…
農業用貯水池として昭和10年に完成した人造湖(中心刃金式土堰堤)が毛呂山町の鎌北湖。旧山根、毛呂、川角、大家、入西の5村は毎年水不足に悩まされていましたが、世界恐慌対策の公共事業として大谷木川の渓流を堰き止め溜池を造成。…
帰化人のふるさとと呼ばれる日高市高麗本郷にある古民家。巾着田を望む小高い場所に位置し、背後の屋敷林、道沿いの石垣なども現存しています。江戸時代末〜明治時代前半築の主屋、明治39年築の客殿、南土蔵、北土蔵、納屋があり、国の…