徳勝寺(浅井三代の墓)
滋賀県長浜市にある曹洞宗の寺、徳勝寺。前身は応永年間(1394年~1438年)東浅井郡上山田村(現・長浜市小谷上山田町)に建立の医王寺です。小谷城内に移り、浅井氏の菩提寺となり、浅井氏の滅亡で長浜城内に移り、江戸時代に長…
滋賀県長浜市にある曹洞宗の寺、徳勝寺。前身は応永年間(1394年~1438年)東浅井郡上山田村(現・長浜市小谷上山田町)に建立の医王寺です。小谷城内に移り、浅井氏の菩提寺となり、浅井氏の滅亡で長浜城内に移り、江戸時代に長…
古代、藤原不比等(ふじわらのふひと)の別荘だった地に、鎌倉時代中期、関白・九条忠教(くじょうただのり)が安楽精舎(あんらくしょうじゃ/精舎=修行者の居所)を建立したのが始まりという臨済宗妙心寺派の古刹が滋賀県長浜市の安楽…
滋賀県長浜市の大通寺台所門(薬医門)は長浜城の大手門の遺構。大通寺では台所門と呼んでいますが、扉金具に天正16年の銘があることから山内一豊城主時代の大手門だと推測できます。長浜城は元和元年(1615年)に廃城になり、資材…
長浜市街の中心地、御旅所の交差点近くにあったのが羽柴秀吉が縄張りした長浜城の大手門。長浜城大手門跡(追手門跡)から東へのびる通りが大手通で往時の長浜城下の中心地だった場所です。南の本町とともに城下町のメインストリートでし…
羽柴秀吉(豊臣秀吉)が初めて城持ちとなり築いた長浜城は、別名「秀吉出世城」。縄張りや小谷城下から移した城下町の都市計画も秀吉らしさが感じられます。外堀くすのき通りは、長浜城のもっとも外を囲う長浜城外堀跡。琵琶湖に臨んだ本…
明治20年に明治天皇・皇后の行幸啓の行在所(休憩所)として、滋賀県坂田郡長浜町(現・長浜市)の実業家で太湖汽船頭取の浅見又蔵が建設したのが慶雲館。命名したのは、同行した初代総理大臣である伊藤博文といわれています。3ヶ月余…
滋賀県長浜市の駅前通り沿いに建つ木造3階建、八角塔屋付の擬洋風建築で、国の登録有形文化財となっているのが長浜旧開知学校。明治7年、神戸町(現・元浜町)に建てられた「開知学校」です。前身は明治4年9月9日、滋賀県最初の小学…
羽柴秀吉が長浜城主だった時に生まれた初の実子との伝承がある羽柴秀勝(石松丸)の菩提寺と伝わる、滋賀県長浜市にある寺が妙法寺。羽柴秀勝は文献にもほとんど登場せず、実在が疑問視されてきましたが平成14年、長浜市の調査で戦国時…
鉄砲が伝来したといわれる年の翌年、天文13年(1544年)にはすでに国産鉄砲の生産に着手していたという近江国坂田郡国友村(現在の滋賀県長浜市国友町)。戦国時代、信長、秀吉、家康の天下取りを支え、堺と競った鉄砲生産の歴史を…
米原市にある醒井養鱒場の正式名は滋賀県水産試験場醒井養鱒分場といい、明治11年にビワマス(琵琶湖固有種)の増殖を目的に設置された日本でもっとも歴史のある水産研究施設。霊仙山(1094m)山麓の鍾乳洞から湧き出る清流をたた…
弘仁5年(814年)、空海の創建と伝わる滋賀県長浜市の古刹・新放生寺の塔頭(たっちゅう=子院)が舎那院(しゃないん)。明治初年の神仏分離、廃仏毀釈までは新放生寺が長浜八幡宮の別当寺を務めていました。廃仏毀釈で舎那院を除い…
滋賀県米原市、伊吹山のを池面に写し込む鏡池として有名で、「逆さ伊吹」が美しい米原市の人造湖が三島池。マガモの自然繁殖の南限で「三島池のカモ及びその生息地」として滋賀県の天然記念物に指定されています。周囲780mの楕円形の…
寛平7年(895年)、宇多天皇の勅命で益信僧正(本覚大師)が開いた古刹が滋賀県長浜市の神照寺(じんしょうじ)。室町時代に足利義政が堂宇を修復。足利尊氏と足利直義(あしかがただよし)との和解は浅井郡の興福寺で行なわれますが…
延久元年(1069年)、源義家が後三条天皇の勅願を受け、京の石清水八幡宮から分霊を勧請して創建した古社が滋賀県長浜市の長浜八幡宮。天正2年(1574年)、長浜城主となった羽柴秀吉が社殿を修復。庭園も秀吉が寄進したものです…
滋賀県長浜市にある奈良時代に行基開山と伝わる真言宗豊山派の古刹が総持寺(そうじじ)。室町時代に実済が中興、後花園天皇の勅願寺となって惣持院の号を得ています。姉川の合戦で堂宇を焼失していますが、羽柴秀吉が120石の寺領を寄…
滋賀県長浜市街にある天台真盛宗(総本山は大津坂本の西教寺)の寺で、秀吉ゆかりの一寺となっているのが知善院。本尊は阿弥陀如来。浅井長政が領主の時代には小谷城の清水谷入口にありましたが、落城後、羽柴秀吉が長浜城の鬼門である丑…
2023年10月14日(土)10:00~15:00、滋賀県長浜市で『長浜出世まつり 長浜きもの大園遊会』が開催されます。昭和58年に絹織物「浜ちりめん」のふるさと長浜を振袖の女性で盛り上げようと創始されたイベントで、長浜…
豊臣秀吉が初めて一国一城の主となった長浜城。天正元年(1573年)、浅井(あざい)氏の滅亡後、木下藤吉郎は浅井領を与えられ、初めて城持ちの大名にと出世します。羽柴秀吉と名乗り、翌年、交通の要所である今浜(現在の長浜)の湖…