昇仙峡
秩父山系の主峰、金峰山(きんぷさん=甲州御岳山/標高2595m)を源とする、荒川の中流にある美しい渓谷が昇仙峡(御岳昇仙峡)。下流の天神森・長潭橋(ながとろばし)から上流の仙娥滝までの約5kmは、奇岩怪石が随所に見られる…
秩父山系の主峰、金峰山(きんぷさん=甲州御岳山/標高2595m)を源とする、荒川の中流にある美しい渓谷が昇仙峡(御岳昇仙峡)。下流の天神森・長潭橋(ながとろばし)から上流の仙娥滝までの約5kmは、奇岩怪石が随所に見られる…
山中湖畔の平野と静岡県の小山を結ぶ、県道730号山中湖小山線の途中にある展望台が、パノラマ台。山中湖に向けて雄大なすそ野を広げる富士の姿が美しいビューポイントになっています。晴れた日には山中湖の上に南アルプスが美しく連な…
奥秩父、国師ヶ岳山系の大瀑布群で、清流が浸食したV字谷が、西沢渓谷。「西の大杉谷、東の西沢渓谷」と呼ばれ、東日本を代表する渓谷美となっています。東沢渓谷はいまだに熟達者だけに許される沢登りルートですが、西沢渓谷は不動小屋…
秩父多摩甲斐国立公園、奥秩父連峰の国師ヶ岳(2591.9m)などを源にする西沢渓谷に懸かる5段になって落下する落差30mの美しい滝が七ツ釜五段の滝。日本の滝百選にも選定。渓谷入口の市営駐車場から2時間ほどの頑張りで七ツ釜…
覚円峰と並び昇仙峡(しょうせんきょう/山梨県甲府市)のシンボル的な存在で、日本の滝百選に選定される名瀑が仙娥滝(せんがたき)。滝名の「仙娥」とは、中国神話に登場する月に行った女性・嫦娥(じょうが)のこと。
山梨県甲州市勝沼、中央本線勝沼ぶどう郷駅の旧スイッチバック線の廃線跡を再生した公園が、鉄道遺産記念公園(甚六桜公園)。地元有志の桜育成会「甚六会」が600本ものソメイヨシノを植栽し、花の最盛期には桜のトンネルと化します。…
山梨市牧丘町の乙ケ妻公民館近くの小高い尾根の上に咲くしだれ桜が乙ケ妻の桜(乙ケ妻のシダレザクラ)。樹齢150年〜200年、根回り4.6m、樹高は9mほどだが、地元で乙ケ妻上の山と呼ぶ甲府盆地や富士山眺望の絶景の地に立って…
笛吹市御坂の標高500m内外の丘陵地にあり、「親水広場」、「じゃぶじゃぶ広場」など、存分に水遊びが楽しめるスペースが設けられたみさか桃源郷公園。ホタルが成育する「ホタルのせせらぎ広場」や、森林浴遊歩道なども整備されており…
桃やスモモなどの果樹栽培が盛んな、甲州市塩山にある桃源郷。イトザクラで名高い慈雲寺周辺の大藤地区では、例年4月上旬から中旬にかけて、山の斜面に植えられたピンク色の桃の花が咲き誇ります。なかでもJR中央本線塩山駅東側に位置…
南アルプスの山麓、南アルプス市白根地区に広がる桃畑。旧白根町時代に白根桃源郷として観光PRしていましたが、広域合併して南アルプス市になった後には、南アルプス市桃源郷と呼ばれています。南アルプス山麓にあるので、御坂山系の上…
甲州市塩山にある臨済宗妙心寺派の古刹、恵林寺(えりんじ)。元徳2年(1330年)に、甲斐の守護職・二階堂貞藤(にかいどうさだふじ)が所領の牧荘を寄進し、夢窓疎石を招いて創建したと伝わっています。武田信玄の葬儀が行なわれた…
暦応年間(1337年〜1342年)夢窓疎石が開創したといわれる甲州市塩山の名刹(臨済宗妙心寺派)が慈雲寺。推定樹齢330年のイトザクラは、ウバヒガンの変種で山梨県の天然記念物となっています。例年の見頃は4月上旬。満開をは…
桃の生産量日本一を誇る笛吹市は、4月ともなれば一斉に桃の花が開花し、まさに桃源郷と化します。なかでも一宮地区は御坂山系から笛吹川にかけての高台、扇状地に桃畑が広がるので、甲府盆地を隔てて雪を冠した南アルプスが眺望できます…
韮崎市中田町の新府城周辺、60haに広がる桃畑。富士山、南アルプス、八ヶ岳を借景にする風情はまさに桃源郷だ。山梨県内の桃源郷でも標高が高いので開花時期が少し遅いのが特徴で、見頃は例年4月初旬~4月中旬。花の見頃を過ぎると…
山梨県南部町本郷、旧妙善寺境内に咲く樹高12m、根回り5.3m、樹齢500~600年のエドヒガンの巨桜が本郷の千年桜。地上5mほどから樹幹の空洞中に根が伸びるという不思議なかたちの桜で、山梨県の天然記念物に指定されていま…
日蓮宗総本山の久遠寺境内には、客殿前、報恩閣前と樹齢約400年の見事なシダレザクラが2本咲きます。見頃は、例年3月下旬〜4月上旬で、観桜期間には交通規制が実施され(9:00〜16:00)、身延山への乗用車の乗り入れは不可…
山梨県南部町原間地内の旧法眼寺境内にあるイトザクラ(シダレザクラ)の巨木が原間のイトザクラ。樹高13.5m、根回り5.8m、幹回り3.1m、樹齢150~200年の巨樹で、枝を四方に張っているが支柱がないので絵的にも素晴…
天正10年(1582年)3月11日、武田勝頼、北条夫人、嫡男・信勝の親子が自害し、さらに従者も殉死し、武田氏終焉の地となった、甲州市大和町の田野集落にある曹洞宗の寺が景徳院。寺は織田信長と連合して武田勝頼を破った徳川家康…