楯ヶ崎
熊野市甫母町にある楯ヶ崎(たてがさき)は、高さ80m、周囲は550mにも及ぶ柱状節理の大岩。遠くから見ると半円形の島のように見える岩塊です。見学は熊野海上観光遊覧サービスの楯ヶ崎観光遊覧船に乗るか、遊歩道を歩くか。船は所…
熊野市甫母町にある楯ヶ崎(たてがさき)は、高さ80m、周囲は550mにも及ぶ柱状節理の大岩。遠くから見ると半円形の島のように見える岩塊です。見学は熊野海上観光遊覧サービスの楯ヶ崎観光遊覧船に乗るか、遊歩道を歩くか。船は所…
熊野灘に面して三重県熊野市の鬼ヶ城から御浜町を経て、和歌山県境を流れる熊野川河口(紀宝町)まで3市町7里に渡って続く、小石と砂からなる長大な海浜が七里御浜(しちりみはま)。日本で一番長い砂礫(玉砂利)海岸は、吉野熊野国立…
小浜湾の北東にそびえる久須夜ヶ岳(くすやがだけ/618.7m)へ続く全長10.5kmのドライブウェイがエンゼルライン。スダジイ、ヤブツバキ、ミズナラなどの林を抜けて久須夜ヶ岳の山頂直下までドライブウェイが続いています。以…
「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された熊野市の海岸にある奇岩が獅子巖(獅子岩)。海岸から熊野灘に向かって咆える獅子のように見える、高さ25m、周囲210mの奇岩で、古来から海岸沿いに熊野権現を目指した熊野詣…
「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された熊野市の海岸にある奇勝、鬼ヶ城。数回に渡る地震による隆起と激しい波による侵食によって大小無数の洞窟や奇岩ができた、東西約1.2kmにわたる石英粗面岩の大岩壁です。その荒…
大正3年、アメリカの植物学者、アーネスト・ヘンリー・ウィルソン博士により発見された、屋久島の標高1030m地点にある巨大な切り株がウィルソン株。16世紀末に伐採されたと伝わる巨大な屋久杉の切り株で、周囲13.8m、推定樹…
越前国は、7世紀末の大宝律令(たいほうりつりょう)で越国(こしのくに)が朝廷に近い方から越前国、越中国、越後国に分割して設立。国庁に勤務する国司が、国内の神社を巡礼するのを簡素化するために創建した、越前国の総社が、福井県…
屋久島を流れる鯛之川をやや上流に遡ると現れる落差は60mの豪快な滝が千尋の滝(せんぴろのたき)。滝が轟音とともに落下するV字谷は、モッチョム岳の山裾にあたる巨大な花崗岩の岩盤を、鯛之川が長い年月をかけ刻むことで形成された…
国道226号沿い、開聞岳を眺める南九州市頴娃町のビュースポットが瀬平自然公園(せびらしぜんこうえん)。手前に見える国道の橋梁と老松がアクセントとなり、数ある開聞岳ビュースポットのなかでも人気の撮影ポイントとなっています。…
三重県伊賀市の伊賀上野城下、伊勢街道と奈良街道の分岐点に位置する公園が鍵屋の辻史跡公園。寛永11年11月7日(1634年12月26日)に行なわれた日本三大仇討ち(曾我兄弟の仇討ち、赤穂浪士の討ち入り)の一つ、渡辺数馬、荒…
真珠の養殖筏が浮かぶ英虞湾(あごわん)は志摩でも最も複雑な入江と60の島々を持つ湾で、「志摩のエーゲ海」とも呼ばれている。リアス式海岸の多島美で知られ、真珠養殖の筏(いかだ)が浮かぶ英虞湾を一望に収めるのが三重県志摩市阿…
福井県小浜市の若狭湾に突き出す内外海半島(うちとみはんとう)。その北端には、奇岩・洞門が見られる景勝地・蘇洞門(そとも)がありますが、断崖絶壁ゆえ道が通じておらず、遊覧船で海側から眺めることになります。蘇洞門の奇岩・洞窟…
天平13年(741年)、聖武天皇の詔(みことのり)で、諸国に建設された国分寺(国分僧寺=正式名は金光明四天王護国之寺)のうち、伊勢国(現在の三重県)に築かれた国分寺の跡が伊勢国分寺跡。三重県鈴鹿市国分町の鈴鹿川左岸の段丘…
現在の三重県の伊賀地方、志摩地方を除く大部分が伊勢国(いせのくに)。現在の県庁所在地にあたる国府があったのが鈴鹿市。鈴鹿川中流北側の河岸段丘上にある長者屋敷遺跡と呼ばれる場所からは、古代の瓦などが大量に出土し、発掘調査か…
福井県若狭町の国道27号(丹後街道)から天徳寺側に入ったところにある落差3mほどの滝が瓜割の滝(うりわりのたき)。落差がわずかに3mほどなのに、国土地理院の地形図に滝の名が入っているのは、湧水の滝で、その湧き出る水は環境…
貞観2年(860年)創建の古社で、京都府八幡市の木津・宇治・桂の三川の合流点を眼下にする男山の山頂に鎮座し、大分の宇佐神宮(宇佐八幡宮)、福岡の筥崎宮とともに日本三大八幡宮(鎌倉・鶴岡八幡宮を加える場合も)に数えられるの…
三方五湖は、三方湖(みかたこ)、水月湖(すいげつこ)、菅湖(すがこ)、久々子湖(くぐしこ)、日向湖(ひるがこ)の5つの湖。福井県道路公社が管理していた三方五湖有料道路(2022年10月に無料化)の名称が三方五湖レインボー…
若狭湾に突き出す福井県美浜町・若狭町の常神半島(つねかみはんとう)は、手つかずの自然が残り福井県屈指の景勝地として知られています。その常神の自然を代表するのが半島の突端に自生する大ソテツの木で、国の天然記念物(指定名称は…