和布刈神社
関門海峡門司港側の和布刈(めかり)地区に建つ古社が和布刈神社。眼前は関門海峡でも一番幅が狭く潮の流れが速い早鞆瀬戸(はやとものせと)だ。社伝によれば神功皇后の三韓遠征凱旋時に創建といい、古代から関門海峡の守護神、大陸への…
関門海峡門司港側の和布刈(めかり)地区に建つ古社が和布刈神社。眼前は関門海峡でも一番幅が狭く潮の流れが速い早鞆瀬戸(はやとものせと)だ。社伝によれば神功皇后の三韓遠征凱旋時に創建といい、古代から関門海峡の守護神、大陸への…
昭和33年に完成した関門トンネル(国道2号)は、世界初の海底トンネル。トンネル内部は2層になり、上が車道、下が徒歩用の関門トンネル人道になっています。全長780mの関門トンネル人道は、歩道入口までエレベーターが設置され、…
関門海峡、壇之浦に臨むのがみもすそ川公園。平家滅亡の舞台となった壇之浦合戦では、御裳川(みもすそがわ)沖は、幼帝・安徳天皇が入水した場所でもあるのです。関門海峡の最狭部に位置する一帯は公園となって関門橋(かんもんきょう)…
中国山地の山口・島根県境にそびえる寂地山(標高1337m)を源とする寂地川。寂地峡と呼ばれる美しい渓谷を形成し、日本の滝百選に選定の五竜の滝(龍の名がつく5つの瀑布)もありますが、その清冽な水は、ワサビの栽培などにも利用…
西中国山地国定公園に指定された山口・島根県境、寂地山(じゃくちさん/標高1337m)の山中にある峡谷が寂地峡(じゃくちきょう)。ブナの原生林に覆われた峡谷にあり、18の滝がある犬戻峡と7つの滝がある竜ヶ岳峡の2つの峡谷が…
角島大橋(つのしまおおはし)で本土と陸続きとなった角島(つのしま)の北西、夢ケ崎に建つのが角島灯台。「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計による最後の灯台で、Aランクの保存灯台、日本の灯台50選にも…
2000万年前〜1500万年前にかけて度重なる火山活動で誕生した火山群の末端に位置する岩峰が鳳来寺山(695m)。ただし山体の底部は砂岩、泥岩の海成層で、火山によってできた地層の一部であって、火山ではありません。古代から…
703(大宝3)年に利修仙人(りしゅうせんにん)が開山したと伝えられる古刹、鳳来寺(ほうらいじ)。真言宗五智教団(しんごんしゅうごちきょうだん)の本山で、文治年間(1182〜1189年)に源頼朝が堂宇を建立、鎌倉時代には…
3代将軍・徳川家光が造営を発願して創建されたのが鳳来山東照宮(ほうらいさんとうしょうぐう)。完成は1651(慶安4)年、4代将軍・徳川家綱の時代で、日光東照宮を模して建てられた本殿は、江戸初期の建築法を残す貴重なものとし…
新城市(しんしろし)を流れる阿寺川(あてらがわ)に懸かる滝が阿寺の七滝(あてらのななたき)。七滝といわれても7つの滝があるわけではなく、礫岩(れきがん)の断層にかかる7段の滝が阿寺の七滝。阿寺の七滝は、国の名勝、天然記念…
三重県大台町を流れる宮川上流、黒部峡谷(富山県)、清津峡(新潟県)と並んで「日本三大峡谷」に数えられる大杉谷にかかる巨大な滝が七ツ釜滝。ユネスコが認定する「生物圏保存地域(Biosphere Reserve)」である「大…
扇ノ山(おうぎのせん・1309.9m)を源流とする雨滝川にかかる落差40m、鳥取県随一の大滝。扇ノ山から流れ出た溶岩流の末端に懸かる滝で、滝近くまで舗装された林道が入り、徒歩数分で滝まで達することができます。トチやブナの…
大山(1729m)の東山腹、加勢蛇川(かせいちがわ)上流の地獄谷にある落差37mを誇る二段の滝。鳥取県最大の滝で「日本の滝百選」にも選ばれています。キャンプ場のある一向平(いっこんがなる)から遊歩道(中国自然歩道大山参詣…
赤目四十八滝を代表する赤目五瀑(渓谷入口から順に不動滝、千手滝、布曳滝、荷担滝、琵琶滝)のひとつに数えられる落差8mの滝。岩を挟んで2つの流れとなって落下する様が荷を担っているような姿ということでその名が付きました。渓谷…
赤目四十八滝を代表する赤目五瀑(渓谷入口から順に不動滝、千手滝、布曳滝、荷担滝、琵琶滝)のひとつに数えられる落差15m、幅4mの滝。岩盤を伝ってあたかも千の流れがあることが名の由来とも、千手観音にちなんで命名されたともい…
奈良と三重の県境を流れる滝川の上流に約4kmにわたって続く渓谷が赤目四十八滝。室生赤目青山国定公園の中心に位置する瀑布群で、「日本の滝百選」、「森林浴の森百選」、「遊歩百選」に選定されています。「赤目五瀑」として有名なの…
熊野市紀和町にある「日本の滝百選」、「日本の森滝渚百選」に選ばれた名瀑。熊野川支流の楊枝川源流にかかる熊野花崗岩の岩盤を削り取ってできた滝は、4段になって流れ落ち、落差は上から12m、3.5m、7.7m、29.1m。白布…
太平洋に突き出した志摩半島の南東端に位置する大王崎。熊野灘と遠州灘を分け、沖で黒潮と親潮がぶつかり波を切ることから波切(なきり)の地名が付きました。大王埼灯台そばの波切漁港は、スケッチに訪れる人も多い雰囲気ある港町。