弥生のムラ・安国寺集落遺跡公園(国東市歴史体験学習館)
国東半島(くにさきはんとう)は、日本最大規模の単一火山からなる円形の半島。その中央にそびえるのが標高720.6mの両子山(ふたごさん)で、ここから海岸へ放射状の谷が広がっています。大分県国東市にある安国寺集落遺跡は海岸か…
国東半島(くにさきはんとう)は、日本最大規模の単一火山からなる円形の半島。その中央にそびえるのが標高720.6mの両子山(ふたごさん)で、ここから海岸へ放射状の谷が広がっています。大分県国東市にある安国寺集落遺跡は海岸か…
大分県佐伯市の城山にある佐伯藩の藩庁だった佐伯城。佐伯城の大手門跡から歴代藩主が眠る毛利家の菩提寺・養賢寺まで続く700mほどの道が「佐伯・歴史と文学の道」で、日本の道100選にも選ばれた場所。道沿いには石畳と寺社や武家…
掩体壕(えんたいごう)とは、軍用機を敵の空襲から守るためのコンクリート製格納庫。 大分県宇佐市城井地区に現存する城井一号掩体壕は、宇佐海軍航空隊の戦争遺跡。宇佐海軍航空隊は、昭和14年10月に編成された実用機の…
掩体壕(えんたいごう)とは航空機を敵の攻撃から守るための格納庫。大分県佐伯市の海岸部に残される旧佐伯海軍航空隊掩体壕は、昭和9年2月15日に発足した大日本帝国海軍・佐伯海軍航空隊の戦争遺跡。コンクリート製かまぼこ型の掩体…
第二次世界大戦以前、大分県と愛媛県に挟まれた豊後水道(ぶんごすいどう)には豊予要塞(ほうよようさい)として、砲台などが次々と建設されました。大分県佐伯市側の鶴見半島先端に位置する鶴御崎(つるみさき)もそのひとつ。丹賀砲台…
大分県佐伯市を流れる中江川のほとり、佐伯藩の船着き場だった船頭町にあるのが住吉御殿。もともとは佐伯城三の丸御殿の一部で、昭和45年に住吉神社に隣接する現在地に移築復元され、地域の公民館として利用されています。玄関と広間部…
大分県佐伯市の南西、標高144mの城山に、1606(慶長11)年、築城の名人・毛利高政が築いたと伝わる平山城が、佐伯城(さいきじょう)。山頂の本丸周辺には石垣しか残されていませんが、麓の佐伯文化会館横には、佐伯藩3代当主…
大分県佐伯市の南西、標高144mの城山に、慶長11年(1606年)、築城の名人・毛利高政(もうりたかまさ)が築いたと伝わる平山城の城が佐伯城跡(さいきじょうせき)。舞鶴のような姿から「鶴屋城」との別名を有しています。江戸…
福岡市の西に突き出す糸島半島の北部、志摩地域に位置する福岡県糸島市の海岸に、150mほど沖合いに大きな注連縄で結ばれた夫婦岩があります。ここが伊勢の二見ヶ浦に似ていることから桜井二見ヶ浦(筑前二見ヶ浦)と呼ばれる景勝地。…
大分県佐伯市上浦の日豊海岸国定公園内にある景勝地が豊後二見ヶ浦。伊勢・二見ヶ浦の夫婦岩(めおといわ)に似た景観から豊後二見ヶ浦と呼ばれています。荒波に削られた高さ15mの男岩と高さ7mの女岩の間に、長さ65mで最大直径7…
京都市・嵐山にあり、「嵯峨の虚空蔵(こくうぞう)さん」として親しまれているのが真言宗の寺、法輪寺。寺伝によれば、和銅6年(713年)、行基が元明天皇の勅願で開いた葛井寺(かづのいでら)が前身で、天長6年(829年)、空海…
京都・嵐山にある臨済宗天龍寺派大本山・天龍寺の塔頭寺院、宝厳院(ほうごんいん)。世界遺産に登録される天龍寺には名園として知られる曹源池庭園(そうげんちていえん)がありますが、宝厳院の庭園「獅子吼の庭」も室町時代に禅僧・策…
京都・嵯峨野(さがの)を代表する景観といえば、竹林。大河内山荘から野宮神社と続く、200mほどの小径(こみち)は、周囲が竹林で竹林の小径と呼ばれています。竹が覆いかぶさる様な景観は、写真撮影にも絶好で、人気スポットになっ…
かつての埋葬地、京都・化野(あだしの)に建てられた浄土宗の寺、化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)。空海が五智山如来寺を建てた後、野ざらしの遺骨を埋葬したのが起源という古刹です。後に法然が念仏道場として再建し、化野念仏寺と改…
俳人・松尾芭蕉の門下生であり、芭蕉十哲のひとり、向井去来(むかいきょらい)が晩年を過ごした草庵跡が京都市嵯峨野の落柿舎(らくししゃ)。去来はここを、身分の差なく、誰もが自由に出入りできる俳句道場とすることを旨とし、土間の…
嵯峨野観光鉄道のトロッコ嵐山駅からほど近い場所に建つ、東映の時代劇映画スター、故・大河内傳次郎(おおこうちでんじろう)の別荘だったのが大河内山荘。『百人一首』で有名な小倉山の南麓に、戦前を代表する時代劇スター・大河内傳次…
京都市の嵯峨野(さがの)にある日蓮宗の寺、常寂光寺(じょうじゃっこうじ)。二尊院の南に位置する古刹で、もとは日蓮宗本圀寺(ほんこくじ)の日禎(にってい)上人の隠居所だったものを、慶長9年(1604年)、寺に改めたもの。山…
京都市右京区嵯峨野にある古社が野宮神社。平安遷都後創建の古社で、神宮(伊勢神宮)の斎王に決まった皇女が、3年間社にこもり、心身を清める精進潔斎をする習わしがあったとされる社です。周囲を野宮竹の林に囲まれ、紫式部作『源氏物…